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株式バスケット インデックス -貴金属(Port10008)-

貴金属バスケットの属性

貴金属は株式との相関が低い局面が多く、インフレに強い資産として、昔から投資ニーズは高い。中国、インドでの需要も高く、安定した価格を維持してきている。商品については現物・先物市場で取引することもできるが、特に現物を持ちたい等のこだわりがなければETFがいろいろと出ている。 

またプラチナは宝飾用以外に約62%が工業用として利用されており、その分野は科学、コンピュータ、医療、バイオなど多岐にわたる。無公害燃料電池、自動車の排気ガスを抑える浄化触媒など、地球環境を支える最先端技術にも利用され、21世紀の産業に不可欠な「未来の資源」として需要が高まっている。そのため景気や製造業の業績等にも影響を受けやすいので、やや金とは違う性格をもつ。

同様に銀についても、パワーデバイスやパワーLED(発光ダイオード)、MEMS(微小電子機械システム)をはじめとした高性能な工業製品には、高純度のを使った接合材料が使われている。銀も工業用としての価値も装飾品としてだけでない魅力を持っている。

信託報酬が0.4%〜0.6%程度のものがほとんどで、運用のパフォーマンスはこの分は低くなる。株式市場からの資金退避の場所として使うべき候補のひとつ。原油が下落傾向であったため資源の中では貴金属の選択肢

 

 

貴金属関連のETF

 貴金属のETFについては以下のようなものがあり、信託報酬等も違うので、内容をよく確認してほしい。

 

コード 市場 名称 信託報酬等(税抜)
1326 東証 SPDRゴールド・シェア 0.4%
1327 東証 S&P GSCI商品指数クラスA米ドル 0.45%
1328 東証 金価格連動型上場投資信託 0.515%
1540 東証 純金上場信託(現物国内保管型) 0.505%以内
1541 東証 純プラチナ上場信託(現物国内保管型) 0.605%以内
1542 東証 純銀上場信託(現物国内保管型) 0.605%以内
1543 東証 純パラジウム上場信託(現物国内保管型) 0.605%以内
1671 東証 WTI原油価格連動型上場投信 0.865%以内
1672 東証 ETFS 金上場投信 0.39%
1673 東証 ETFS 銀上場投信 0.49%
1674 東証 ETFS 白金上場投信 0.49%
1675 東証 ETFS パラジウム上場投信 0.49%
1676 東証 ETFS 貴金属バスケット上場投信 0.43%程度
1682 東証 (NEXT FUNDS)日経・東商取白金指数上場投信 0.49%
1683 東証 国内金先物価格連動型上場投信 0.465%

 

2008年からの金・プラチナの価格の推移は以下のようになっている。金については長期的には上昇傾向にあるように見える。

しかし2013年からは大きな変動をしておらず、方向感のない相場になっている。

 

GOLDPLAT

金・プラチナ・銀とも今後の上昇機会については中国・インドのニーズの高まりや、工業製品としての需要の高まりで、長期的には需給から値段が上昇することが考えられる。

分散投資の要素としてはぜひ検討したいものの一つだ。

 

 

バスケットの種類

ETFバスケット(貴金属)

 

設定日

2014/5/7

 

銘柄構成

バスケットは主要な貴金属ETF3銘柄で構成されています。

【貴金属バスケットの構成銘柄】

コード 名称
1540 純金上場信託(現物国内保管型)
1541 純プラチナ上場信託(現物国内保管型)
1542 純銀上場信託(現物国内保管型)

いずれも運用会社は三菱UFJ信託

  • 純金上場信託(現物国内保管型) 連動対象 金地金1gの現在価値 信託報酬等0.505%以内
  • 純プラチナ上場信託(現物国内保管型) 連動対象 プラチナ地金1gの現在価値 信託報酬0.605%以内
  • 純銀上場信託(現物国内保管型) 連動対象 銀地金100gの現在価値 信託報酬0.605%以内

 

 

パフォーマンス

最終更新日 2014/10/31

【パフォーマンス】 設定日を100として現在の株価をインデクス化

コード 銘柄名 10月末 9月末 7月のリターン%
1540 純金上場信託(現物国内保管型) 99.76 100.60 -0.84
1541 純プラチナ上場信託(現物国内保管型) 92.51 96.57 -4.07
1542 純銀上場信託(現物国内保管型) 91.40 96.02 -4.62
平均 インデクス 94.54 97.72 -3.18

インデクスは94.54(-5.46)とリターンはマイナス。金、プラチナ、銀の順でリターンのマイナスが小さい。金については極めて変動が小さく、

100近辺をうろうろしている。今後上に突き抜ける機会を見守りたい。

 

【貴金属バスケット構成銘柄のパフォーマンス】

JBSKPRE20141106

(図は2014年11月6日まで)

 

レビュー

2014年11月7日 : このニュースには注目したい。 「スイスには、同国が過去10年間に保有する金の多くを売却したことに憤慨している人々がいる。これらの人々は一部かもしれないが根強く存在する。今月実施される国民投票でこの考えが支持を得れば、これらの人々の存在は世界中の金トレーダーに知られるようになるだろう。「スイスの金を救え」をスローガンとする提案はシンプルだ。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)に対し、全資産の少なくとも20%を金で保有することを義務付けるというものだ。現在は8%にとどまっている。現行の資産残高は5220億スイス・フラン(約62兆500億円)。2019年までに義務付けられた割合を満たすためには、SNBは少なくとも1500トン、現在の価格で約563億ドル(約6兆4500億円)相当の金を買い増す必要がある。」11月5日(ブルームバーグ)

 

 

 

 

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栗田 浩二

 

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