共に保険会社として有名な東京海上と第一生命。人生計画にどれだけ違いがある?初任給から老後資産まで(2018年版)

東京海上ホールディングス株式会社(以下東京海上)と第一生命ホールディングス株式会社(以下第一生命)、は共に保険会社として有名です。

東京海上と第一生命の給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て保険業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

 

それぞれの特徴


【東京海上ホールディングス株式会社】
東京海上ホールディングス株式会社は1879年創業、2002年設立、東京の丸の内に本拠を置く保険持株会社です。
設立当時は株式会社ミレアホールディングスで、2008年に現在の社名になっています。
傘下には主に以下の4社があります。

  • 東京海上日動火災保険株式会社
  • 日新火災海上保険株式会社
  • イーデザイン損害保険株式会社
  • 東京海上日動あんしん生命保険株式会社

現在世界38の国と地域に展開していて、グループ全体の利益の41%を海外保健事業が出しています。

主に以下の4つの事業を行っています。

  • 国内損害保険事業
  • 国内生命保険事業
  • 海外保健事業
  • 金融・一般事業

 

【第一生命ホールディングス株式会社】
第一生命ホールディングス株式会社は1902年創立、東京の有楽町に本拠を構える日本の保険持株会社です。
日本で最初の相互会社形態による保険会社として設立され、2010年に株式会社に組織変更しています。
そのため当時の株主数は137万人を越えていました。2017年9月30日現在は80万人弱です。
主に以下の3つの事業を行っています。

  • 国内生命保険事業
  • 海外保険事業
  • その他事業

傘下には主に以下の3社があります。

  • 第一生命保険株式会社
  • 第一フロンティア生命保険株式会社
  • Protective Life Corporation

CSR企業総覧による女性管理職比率が高い会社ランキングで女性管理職比率24.3%で32位です。
2018年4月にはこれを25%にすることを目標としています。

業績は?


業績も比べておきましょう。

【連結決算:平成29年3月の業績】 (単位円)

東京海上
会社
第一生命
5兆2,326億
売上高
6兆4,568億
4兆5,791億
前年
7兆3,339億
14.2%
対前年度比
-12%
3,876億
経常利益
4,253億
2,739億
当期純利益
2,313億
1,696億
包括利益
2,650億
15.67%
自己資本比率
7.6%

売上高は第一生命が東京海上を上回り、その差は1兆2,242億円です
経常利益でも第一生命が東京海上を上回り、その差は377億円です。
成長率は東京海上の14.2%のに対し第一生命はマイナス12.0%とこちらは東京海上が大きく上回ります。

売上、利益で第一生命、成長率で東京海上という結果になりました。

初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。

【共に募集要項から、 初任給(単位:円)】

東京海上
学歴
第一生命
247,140
大学院了
270,470
228,670
大学卒
245,880

東京海上は東京海上日動火災保険株式会社、第一生命は第一生命保険株式会社の場合です。
共にグローバルコースの場合です。

比較が出来る大学院了、大学卒、共に第一生命が上回ります。
差額は大学卒で17,210円、大学院了では23,330円です。

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成29年3月決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
東京海上 587 38,842 43.7 19.8 13,479
第一生命 542 62,606 41.8 15.8 9,857

 

従業員数は単体では東京海上が連結では第一生命が上回ります。その差は単体で45人、連結で23,764人です。
平均年齢は東京海上が1.9歳高く、勤続年数も東京海上が4.0歳高いです。
平均年間給与は東京海上が362.2万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 東京海上 第一生命 差額(東京海上ベース)
25 7,752 5,925 1,826
30 9,809 7,498 2,311
35 11,501 8,791 2,710
40 12,591 9,624 2,967
45 13,915 10,636 3,279
50 14,654 11,201 3,453

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

全ての年齢層で東京海上が第一生命を上回ります。
25歳時が一番差が小さく182.6万円、50歳時が一番差が大きく345.3万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で同じ業種のため上昇率は同じ数字を使っています。

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
東京海上 4億5,578万円
第一生命 3億4,839万円

企業シムラ―検索

 

東京海上が第一生命を1億739万円上回っています。
第一生命も3億円を超えていてい多いですが、東京海上は更に1億円以上高いです。

 

 

 

役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
東京海上
9 369 0 80 0 49.9
第一生命
12 471 4 89 0 47.0

東京海上が第一生命よりも1人当たりの報酬額(年額)では290万円多いです。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

両社共に31歳の方を例に計算を行います。

結果はミライズ(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

東京海上 第一生命 差額(第一生命ベース)
65歳 9,958万円 6,630万円 3,328万円
85歳 8,298万円 5,324万円 2,974万円

65歳時東京海上が3,328万円(貯蓄可能額が)上回りこれが85歳時に2,974万円に縮まります。

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

東京海上五郎(31歳)

第一生命 五郎(31歳)

東京海上VS第一生命

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左が東京海上の方、右が第一生命の方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

結論


纏めると以下のような結果です

  • 初任給は比較が出来る大学院了、大学卒では第一生命が上回ります。
    差額は大学卒で17,210円、大学院了では23,330円です。
  • 平均年間給与は東京海上が362.2万円多いです。
  • 年齢層別給与では全ての年齢層で東京海上が第一生命を上回ります。
    25歳時が一番差が小さく182.6万円、50歳時が一番差が大きく345.3万円の差があります。
  • 生涯給与(従業員として)は東京海上が1億739万円多いです。
  • 役員報酬は東京海上が1人当たりの報酬額(年額)で290万円多いです。 
  • 老後の資産額では85歳時に東京海上が2,974万円多いです。

平均年間給与、年齢層別給与、生涯給与、老後の資産で東京海上が上回り初任給、役員報酬、では第一生命が上回りました。
そのため今回東京海上の勝ちとします。

ミライズでは今後も様々な企業の人生比較を行っていきます。

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