スポーツジムで有名なRIZAPとスポーツ用品の販売で有名なヒマラヤ。就職するならどちらがお得?(2018年入社版)

RIZAPグループ株式会社(以下RIZAP)はスポーツジム、株式会社ヒマラヤ(以下ヒマラヤ)はスポーツ用品の販売で有名です。

RIZAPとヒマラヤの給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見てスポーツ業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

 

それぞれの特徴


【RIZAPグループ株式会社】
RIZAPグループ株式会社は2003年設立、東京の新宿に本拠を置く、様々な事業を行っている子会社をを総括する持株会社です。
元は健康コーポレーションで、健康食品の販売などを行っていました。
現在はプライベートジムであるRIZAPのイメージが強いです。
現在様々な企業を買収し多角的に事業を展開し規模を拡大しています。
昨年末にはヒマラヤからスポーツ専門店を展開しているB&Dを買収し、スポーツ事業に本格進出します。
現在以下の4つの事業を行っています。

  • 美容・健康関連事業
  • アパレル関連事業
  • 住関連ライフスタイル事業
  • エンターテイメント事業

 

【株式会社ヒマラヤ】
株式会社ヒマラヤは岐阜に本拠を置く、1976年創業1991年設立のスポーツ専門店を展開している企業です。
スキー用品、スポーツ用品の販売からスタートし、ゴルフ用品も扱うようになりました。
2011年にスポーツ専門店のB&Dの全株式を取得し完全子会社化しましたが、2017年12月にRIZAPグループに全株式を譲渡しています。
2017年8月末時点で、ヒマラヤ110店舗、B&D29店舗を展開しています。



業績は?


業績も比べておきましょう。

【連結決算:平成29年3月(RIZAP)、平成29年8月(ヒマラヤ)の業績】 (単位円)

RIZAP
会社
ヒマラヤ
962億
売上高
729億
554億
前年
721億
73.6%
対前年度比
1.1%
37億
経常利益
13億
62億
当期純利益
4億
68億
包括利益
5億
17.3%
自己資本比率
36.9%

売上高はRIZAPがヒマラヤを上回り、その差は233億円です
経常利益でもRIZAPがヒマラヤを上回り、その差は24億円です。
成長率はRIZAPが73.6%のに対しヒマラヤは1.1%とこちらはRIZAPが上回ります。RIZAPが急成長しているのが分かります。

売上、利益、成長率でRIZAPという結果になりました。

初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。 それぞれのグループ内の銀行の初任給を比較します。

【共に募集要項から 初任給(単位:円)】

RIZAP
学歴
ヒマラヤ
210,000
大学院
記載なし
210,000
大卒
200,000
記載なし
短大・専門卒
184,300

比較ができる大卒ではRIZAPがヒマラヤを上回ります。
差額は10,000円です。

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成29年3月(RIZAP)、平成29年8月(ヒマラヤ)決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
RIZAP 225 5,047 36.9 2.8 6,045
ヒマラヤ 860 1,044 35.0 9.8 4,609

 

従業員数は単体ではヒマラヤが、連結ではRIZAPが上回ります。その差は単体で635人、連結で4,003人です。
平均年齢はRIZAPが1.9歳高く、勤続年数ではヒマラヤが7年長いです。
平均年間給与はRIZAPが143.6万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 RIZAP ヒマラヤ 差額(RIZAPベース)
25 4,254 3,177 1,077
30 5,171 4,157 1,014
35 5,803 4,609 1,194
40 6,240 4,879 1,361
45 6,348 5,007 1,340
50 6,333 5,128 1,205

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

全ての年齢層でRIZAPがヒマラヤを上回ります。
30歳時が一番差が小さく101.4万円、40歳時が一番差が大きく136.1万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で違う業種のため上昇率は違う数字を使っています。

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
RIZAP 2億1,815万円
ヒマラヤ 1億7,440万円

企業シムラ―検索

 

RIZAPがヒマラヤを4,375万円上回っています。

役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
RIZAP
7 117 0 0 0 16.7
ヒマラヤ
7 126 0 0 -7 17.0

ヒマラヤがRIZAPよりも1人当たりの報酬額(年額)では30万円多いです。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

両社共に31歳の方を例に計算を行います。

結果はミライズ(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

RIZAP ヒマラヤ 差額(RIZAPベース)
65歳 2,580万円 2,031万円 549万円
85歳 1,881万円 1,886万円 -5万円

65歳時RIZAP549万円(貯蓄可能額が)上回ります。

これが85歳時には逆転されヒマラヤが5万円上回ります。
これはRIZAPがヒマラヤより支出が多い、つまりより良い生活を送っているためです。

 

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

RIZAP五郎(31歳)

ヒマラヤ 五郎(31歳)

RIZAP VS ヒマラヤ

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がRIZAPの方、右がヒマラヤの方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索



結論


纏めると以下のような結果です

  • 初任給は比較ができる大卒でRIZAPがヒマラヤを上回ります。
    差額は10,000円です。
  • 平均年間給与はRIZAPが143.6万円多いです。
  • 年齢層別給与では全ての年齢層でRIZAPがヒマラヤを上回ります。
    30歳時が一番差が小さく101.4万円、40歳時が一番差が大きく136.1万円の差があります。
  • 生涯年収(従業員として)はRIZAPが4,375万円多いです。
  • 役員報酬はヒマラヤが1人当たりの報酬額(年額)で30万円多いです。 
  • 老後の資産額では65歳時RIZAP549万円上回りまが、85歳時にはヒマラヤが5万円上回ります。

初任給、平均年間給与、年齢層別給与、生涯年収、でRIZAPがヒマラヤを上回りました。
役員報酬、老後の資産でヒマラヤが上回りましたが、老後の資産はRIZAPの支出が多い、つまりより良い生活をしているためヒマラヤに逆転された形です。
そのため今回RIZAPの勝ちとします。

ミライズでは今後も様々な企業の人生比較を行っていきます。

最新オリジナルニュースやジャンル別の記事については、ホームへどうぞ。