ゲームで老舗として有名なネクソンとファルコム。就職するならどちらがお得?(2018年入社版)

株式会社ネクソン(以下ネクソン)と日本ファルコム株式会社(以下ファルコム)、は共にゲームを作っていることで有名です。

ネクソンとファルコムの給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見てゲーム業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

 

それぞれの特徴


【株式会社ネクソン】
株式会社ネクソンは東京の八丁堀に本拠を置く、1994年創業2002年設立の韓国発祥のゲームメーカーです。
オンラインゲームメーカーとして老舗でマビノギ、アラド戦記、メイプルストーリ、テイルズウィーバーなど10年以上サービスを続けているゲームを複数持っています。
アジアを中心に海外展開も積極的で100以上のゲームを190カ国以上で配信しています。
スマホゲームもリリースしていてこの夏「三国志曹操伝ONLINE」「StraStella」をリリースしています。

 

【日本ファルコム株式会社】
日本ファルコム株式会社は東京都立川市に本拠を置く1981年創業、2001年設立の日本の老舗ゲームメーカーです。
8bitパソコンの頃からPCゲームを制作販売していて、PCエンジンからゲーム機での制作をしています。
また80年台にゲームミュージック専門のファルコムレーベルを設立するなど音楽関連にも積極的でサウンドチームJDKバンドが積極的に活動しています。
また2009年にファルコム音楽フリー宣言を行い、一定条件下であれば自由にファルコムの音楽を使えるようにしています。ファルコムは音楽の管理をJASRACなどに委託せず自社で行っています。
ゲームとしてはイースシリーズ、軌跡シリーズが有名です。



 

業績は?


業績も比べておきましょう。

【単体決算:平成28年12月の業績】 (単位円)

ネクソン
会社
ファルコム
1,831億
売上高
14.6億
1,903億
前年
15.8億
-3.8%
対前年度比
-7.0%
471億
経常利益
5.8億
201億
当期純利益
3.9億
84.4%
自己資本比率
92.4%

売上高はネクソンがファルコムの100倍以上あり、その差は1,800億円を超えます
経常利益でもネクソンがファルコムの80倍以上あり、その差は450億円を超えます。
成長率は共にマイナス成長でネクソンがマイナス3.8%のに対しファルコムはマイナス7.0%とこちらもネクソンが上回ります。

売上、利益、成長率でネクソンという結果になりました。

初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。 それぞれのグループ内の銀行の初任給を比較します。

【共に2016年実績 初任給(単位:円)】

ネクソン
学歴
ファルコム
記載なし
大学卒
200,000
記載なし
専門卒
185,000

ネクソンは新卒採用を行っていません。

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成28年12月決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
ネクソン 4,661 5,525 34.6 4.7 5,866
ファルコム 46 46 35.9 12.1 5,224

 

従業員数は単体でも連結でもネクソンが大きく上回ります。その差は単体で4,600人以上、連結で5,400人以上です。
平均年齢はほぼ同じでファルコムが1.3歳高く、勤続年数でもファルコムが7.4年長いです。
平均年間給与はネクソンが64.2万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 ネクソン ファルコム 差額(ネクソンベース)
25 4,167 3,555 611
30 5,058 4,316 742
35 5,944 5,072 872
40 6,901 5,888 1,012
45 7,757 6,619 1,138
50 8,197 6,995 1,202

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

全ての年齢層でネクソンがファルコムを上回ります。
25歳時が一番差が小さく61.1万円、50歳時が一番差が大きく120.2万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で同じ業種のためカーブの上昇率は同じ数字を使っています。

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
ネクソン 2億5,352万円
ファルコム 2億1,633万円

企業シムラ―検索

 

ネクソンがファルコムを3,719万円上回っています。

 

 

役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
ネクソン
3 103 186 726 0 338.3
ファルコム
4 41 0 0 0 10.3

ネクソンがファルコムよりも1人当たりの報酬額(年額)では3億2,800万円多いです。
ネクソンは3人の役員でストック・オプションが7億円以上あります。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

ネクソン、ファルコムの現在31歳の方を例に計算を行います。

結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

ネクソン ファルコム 差額(ファルコムベース)
65歳 5,745万円 4,543万円 1,202万円
85歳 4,706万円 3,954万円 752万円

65歳時ネクソン1,202万円(貯蓄可能額が)上回ります。

これが85歳時752万円に縮まります。

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

ネクソン五郎(31歳)

ファルコム 五郎(31歳)

ネクソンVSファルコム

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がネクソンの方、右がファルコムの方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索


 

 

結論


纏めると以下のような結果です

  • 初任給はネクソンが新卒採用を行っていないため比較できません。
  • 平均年間給与はネクソンが64.2万円多いです。
  • 年齢層別給与では全ての年齢層でネクソンがファルコムを上回ります。
    25歳時が一番差が小さく61.1万円、50歳時が一番差が大きく120.2万円の差があります。
  • 生涯年収(従業員として)はネクソンが3,719万円多いです。
  • 役員報酬はネクソンが1人当たりの報酬額(年額)で3億2,800万円多いです。 
  • 老後の資産額では85歳時にネクソンが752万円多いです。

初任給、平均年間給与、年齢層別給与、生涯年収、役員報酬、老後の資産全てでネクソンが上回りました。
そのため今回ネクソンの勝ちとします。

シミュライズでは今後も様々な企業の人生比較を行っていきます。

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