外食産業2017年10月売上、全体で売上高は100.1%〜14ヶ月連続の上昇

2017年12月25日

日本フードサービス協会が行う外食産業の市場動向調査の2017年10月の結果が発表されました。

2017年10月は、土曜日が1日少ない曜日回りに加え、台風が2週続けて週末に上陸接近したこと、月全体を通して雨天日が多かったこと等から、客数は14カ月ぶりに前年を下回ったが、フェアメニューなど高単価商品が堅調な店舗もあり客単価が上昇、外食全体の売上は100.1%と前年をわずかに上回りました。また、限定的ですが、総選挙期間中に予約が減り売上に影響したところもありました。

 

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外食産業全体の売上高は前年を上回り、前年同月比100.1%となっていて、14ヶ月連続のプラス圏です。

【外食産業市場動向調査 売上高前年同月比の推移】

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(注)日本フードサービス協会公表資料よりシミュライズまとめ。 以下同様

 

【外食産業市場動向調査 利用客数前年同月比の推移】

WS000882

利用客数は2013年半ば以降、全体として減少傾向、2015年1月を底に上昇傾向でしたが、2017年3月移行は前年を上回っているもののまた減少傾向です。
2017年10月は前年同月比99.0%と14ヶ月ぶりに前年を下回りました。

 

【外食産業市場動向調査 客単価前年同月比の推移】

WS000881

一方、客単価は全体として2015年7月まではゆるやかな上昇傾向、それ以降は下落傾向でした。2017年4月を底に上昇傾向です。
2017年10月は全体が前年同月比101.1%と3ヶ月連続で前年を上回りました。



業態別の概況:

  • ファーストフード業態
    • 全体売上は101.6%と前年を上回りました。
    • 「洋風」は、新商品やご当地メニューキャンペーンなどが奏功し、売上は104.0%と好調です 。
    • 「和風」は、昨年携帯会 社とのコラボキャンペーンがあった反動もあり客数が大幅に減少、売上も96.1%となりました。
    • 「麺類」は、店舗増に加えフェ ア品等が堅調で、売上は103.9%。
    • 「持ち帰り米飯・回転寿司」は、店舗減などもあり、売上95.4%です 。
    • 「その他」は、「アイスクリーム」が携帯会社とのコラボキャンペーンにより大幅に客数増、売上は112.3%となりました。
  • ファミリーレストラン業態
    • 全体売上は97.7%と5カ月ぶりに前年を下回りました。
    • 業種別では、「洋風」は引き続き高単価のフェアメニューが堅調で客単価が上昇も、天候要因で売上は96.2%です。
    • 「和風」は一部で宴会需要などがあるブランドでは選挙の影響もあり、売上95.9%です。
    • 「中華」は引き続きポイン トアップキャンペーンなどを行うも客数減で、売上99.0%となりました。
    • 「焼き肉」は天候に恵まれない中でも好調を維持して おり、売上は106.2%となりました。
  • パブ・居酒屋業態
    • 「パブ・ビアホール」は天候要因に加え、大きなスポーツイベントが少なかったことなども影響し、売上は95.6%となりました。
    • 「居酒屋」は店舗減と悪天候の影響で、売上は94.5%となりました。
  • ディナーレストラン業態
    • 各社まちまちで、天候要因や選挙期間中の宴会需要減で売上を落とした店もあったが、鍋などの季節限定メニ ュー等が好評なところもあり、売上は103.3%となりました。
  •  喫茶業態
    • 天候要因で客数減となったものの、温かいドリンクや軽食メニューが好調で客単価が上昇、売上は101.0%となりました。

     

     

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