全国百貨店売上 2017年10月〜1.8%減で3ヶ月ぶりにマイナス〜

日本百貨店協会が11月21日発表の2017年10月の全国百貨店売上高は4,693億円となり、前年同月比で-1.8%3ヶ月ぶりに前年実績を下回りました。
地区別では、10都市計(+0.4%)は前年を上回りましたが、10都市以外の地区計(-6.4%)は前年を下回りました。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

10月の顧客別では、前年9月にあった祝日が今年は10月にずれ、国慶節休暇と重なって連休が増えたこともあり、外国人売上高が280億円余(シェア6.0%/87.3%増)と過去最高を大きく更新した半面、国内顧客(シェア94.0%/4.7%減)は天候や暦など外部与件の影響を受けて振るいませんでした。


次に2012年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

商品別では、増勢が続く化粧品(20.1%増)と高額商材(美術・宝飾・貴金属:5.8%増)を中心に、 雑貨が11か月連続の9.0%増でした。前月プラス転換した衣料品(4.3%減)は、気温低下でコートやセーターなどが好調だったものの前年には届かず、その他主要3品目についてもマイナスとなりました。特に、デイリー商材の食料品(3.9%減)は、不漁不作による生鮮食品( 5.6%減)の不振に加え、客数減の影響が反映して5か月連続のマイナスとなりました。

 

東京地区


東京地区の売上高は0.3%減と3か月ぶりにマイナスになりました。
東京地区の入店客数は2週連続週末に上陸した台風や土曜1日減の影響を受け、半数の店が前年実績を下回ったものの、合計値では各店が販促策等を積極展開した結果、その減少幅は0.5%減と、売上高(0.3%減)同様にほぼ前年並みの水準にとどめました。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

 

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主要都市別売上高


つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比で大阪を除く全ての地区がマイナス圏に入りました。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

地区別では、大都市が、10か月連続増と好調な大阪(9.5%増)と札幌(2.7%増)をはじめ、 福岡(3.0%増)、京都(0.4%増)、横浜(0.1%増)の5都市で前年実績を上回り、合計0.4%増と 3か月連続でプラスしました。一方、前月まで回復傾向にあった地方は、商況を牽引している高額消費の割合が小さいこともあり、マイナス6.4%と減少幅を広げる結果となりました。

 

 

 

シミュライズでは今後も百貨店売上高の動向を追っていきます。

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