チェーンストア2017年10月販売統計〜衣料品、住関品の動きが低調で、前年同月比マイナス1.9%〜

日本チェーンストア協会が11月21日に発表した2017年10月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス1.9%となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業56社、約9,744店舗の販売額を集計しており、10月の総販売額は1兆590億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

 

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まず販売総額の推移をみてみましょう。

【チェーンストア販売統計-販売総額・前年同月比変化率の推移】

平成29年10月度は、食料品は農産品が相場の影響を受け苦戦、衣料品、住関品ともに長雨などの天候不順や台風の影響もあり低調だったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなりました。

 

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続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア】

販売商品別のシェアでは、住関品、衣料品とその他がシェアを増やし、食料品がシェアを減っています。

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

 

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
サービスを除く全ての項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、食料品は産品が相場の影響を受け苦戦したため、10月は全体として前年比マイナス1.1%です。

好調 項目 不調
トマト、ブロッコリー、ほうれん草、きのこ類、梨、パイナップル、カットフルーツ 農産品 人参、キャベツ、玉ねぎ、きゅうり、カット野菜、みかん、りんご、バナナ
牛肉、豚肉、鶏肉、ハム・ソーセージ、鶏卵 畜産品
かき、かじき、うなぎ、しらす・ちりめん、塩鮭、魚卵 水産品 刺身類、まぐろ、生かつお、さんま、秋鮭、あじ
揚げ物、中華、弁当 惣菜 焼き鳥、和・洋惣菜 、寿司
乳製品、鍋関連商品、カレー・シチュー類、麺類、米、納豆、チョコレート、缶詰 その他食品 ヨーグルト、飲料、酒類、アイスクリーム、冷凍野菜

 

衣料品(グラフ赤線)は長雨などの天候不順や台風の影響もあり低調だったため、10月は前年比マイナス1.8%です。

好調 項目 不調
スーツ、アウター、トレーナー、カジュアルシャツ 紳士衣料 カジュアルパンツ
ジャケット、ニット、アウター、カットソー 婦人衣料 フォーマル、ブラウス、カジュアルパンツ、長袖シャツ
紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人肌着、男児・女児アウター、レイングッズ その他衣料・洋品 ベビーウェア、子供ブーツ、婦人バッグ

     

    住関品(グラフ緑線)は長雨などの天候不順や台風の影響もあり低調だったため、前年比マイナス5.0%です。

    好調 項目 不調
    トイレ・バス用品、コンロ用品、玩具、ラップ・ホイル類 日用雑貨品 ランドセル、ペーパー類、タオル、フライパン
    カウンセリング化粧品、医薬品、オーラルケア、スキンケア、カイロ 医薬・化粧品 液体洗濯洗剤、住居用洗剤、防虫剤
    収納スツール、毛布、こたつ用品 家具・インテリア 羽毛布団、敷布団、カーペット
    電気ストーブ、食器乾燥機、スタンド・ハンドクリーナー 家電製品 冷蔵庫、洗濯機、液晶テレビ、ホットカーペット、管球
    ペット用品 その他商品 電動自転車、トラベルバッグ、園芸関連

    サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.3%でした。

    食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.0%でした。

     

     

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