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全国百貨店売上 2017年9月〜4.4%で2ヶ月連続でプラス〜

日本百貨店協会が10月23日発表の2017年9月の全国百貨店売上高は4,351億円となり、前年同月比で4.4%2ヶ月連続で前年実績を上回りました。
地区別では、10都市計(+6.8%)は前年を上回りましたが、10都市以外の地区計(-0.8%)は前年を下回りました。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

気温低下で季節需要が盛り上がり、秋冬物を中心に衣料品(2.4%増/23か月ぶりプラス)が好調に推移した他、一段の円安株高を背景に富裕層やインバウンドの消費意欲が昂進して、高額商材が活発に動いたことなどプラス要素が重なり、増勢を強める結果となりました。


次に2014年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

商品別では、主要5品目のうち、、プラス回復した衣料品の他、引き続き化粧品(28.5%増)と 高額商材(美術・宝飾・貴金属:11.1%増)が好調な雑貨が、合計16.4%増と10か月連続で前年をクリアしました。ラグジュアリーブランドを含む身のまわり品も2か月連続のプラスとなりました。一方、引き続き不漁不作の影響で動きの鈍い生鮮食品(2.3%減)が押下げる形で、食料品(0.6%減)が僅かに前年を下回った他、最寄品(日用雑貨等)需要の低価格志向などから家庭用品も3.1%減と振るいませんでした。

 

東京地区


東京地区の売上高は4.6%増と2か月連続で前年を確保しました。
休日が分散した暦の関係から、入店客数は0.7%増と売上の伸びに比べ低調で、デイリー商材の食料品等に一部影響がありました。半面、景気情勢を反映した消費マインドの好転を背景に、高額商材の活況や複数売場の買い回りが促進され、客単価は向上しました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

主力の衣料品(1.2%増)は東京地区でも前年をクリアしましたが、この要因には、気温低下の天候与件に加えて、顧客ニーズに合わせた新規ブランドの積極導入、比較購買のし易さ や各店の独自性を加味した自主編集売場の展開などがあげられます。具体的なアイテムとしては、紳士服・洋品(3.9%増)では、スーツ、ジャケット等のビジネス関連、婦人服・ 洋品(0.4%減)では、ブラウス、スカート、ストール、ブルゾンなどが堅調に推移しました。

雑貨は前年から二割増(19.9%増)と高伸しました。秋のコスメフェアなど販促施策が奏功して、インバウンドを除く国内需要も極めて好調な化粧品(30.9%増)、需要拡大が顕著な高級時計等の高額商材(美術・宝飾・貴金属:16.0%増)が牽引しました。身のまわり品(4.0%増)も2か月連続のプラスとなりましたが、食料品(2.0%減)は、改装工事による面積減や人気催事の会期ずれ、不漁不作による生鮮食品の価格高騰などが影響し前年には届きませんでした。

 

 

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主要都市別売上高


つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比で大阪を除く全ての地区がマイナス圏に入りました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

地区別では、大都市が高額消費の活況を背景に名古屋(13.8%増)・大阪(13.9%増)をはじめ8都市で前年実績を上回り、合計6.8%増と大きく伸びました。半面、地方(0.8%減)は減少幅を縮め前年並みまで戻してきたものの、僅かにマイナスし5か月連続減となりました。

 

 

 

シミュライズでは今後も百貨店売上高の動向を追っていきます。

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