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全国百貨店売上 2017年8月〜2.0%で2ヶ月ぶりにプラス〜

日本百貨店協会が9月21日発表の2017年8月の全国百貨店売上高は4,127億円となり、前年同月比で2.0%2ヶ月ぶりに前年実績を上回りました。
地区別では、10都市計(+3.5%)は前年を上回りましたが、10都市以外の地区計(-1.4%)は前年を下回りました。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

富裕層やインバウンドの需要の強さから高額商材が引き続き活況であった他、気温低下で晩夏・初秋物を中心に衣料品が堅調に推移し、ほぼ前年並み(0.1%減)にまで復調しました。その 結果、中期トレンドを示す3か月移動平均値も0.5%増と再び上昇傾向を示しています。


次に2014年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

商品別では、主要5品目のうち、化粧品(19.5%増)と高額商材(美術・宝飾・貴金属:9.9%増)が好調な雑貨が、合計11.2%増と二桁の伸びを示し9か月連続でプラスでした。
ラグジュアリーブランドを含む身のまわり品も3.5%増と2か月ぶりにプラスとなりました。
復調傾向の衣料品は、 紳士服が3.4%増と13か月ぶりのプラス、子供服も1.2%増と2か月ぶりにプラス転換した他、婦人服もほぼ前年並み(0.3%減)となりました。
食料品は菓子・惣菜・その他食料品が前年をクリアしたものの、不漁不作等の影響から生鮮食品(2.1%減)が振るわず、合計で0.2%減と前年には僅かに届きませんでした。家庭用品は9.1%減と苦戦が続いています。

 

東京地区


東京地区の売上高は3.6%増と2か月ぶりにプラスに転じました。
東京地区の入店客数は5.0%増と全国水準を上回る賑わいを見せました。記録的な低温多雨の影響で、遠出の行楽地から近場のレジャー施設に振り替える傾向もあり、各社が趣向を凝らして展開した、アニメ・キャラクターイベント、写真展・物産展や組織顧客向け催事など各種施策には想定以上の反応がありました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

商品別では、衣料品が3.3%増と22か月ぶりにプラス転換しました。売場の部分改装による新規需要喚起もあった他、秋物商品のスタイル提案が好評でした。特に、プロパー商品の動きがよく、婦人服・洋品は22か月ぶりのプラス(1.9%増)で、秋色夏素材の羽織 もの等端境商品が好調でした。また、紳士服では特選スーツ、イージーオーダー等高価 格帯商品が動き8.9%増と大幅にプラスしました。

富裕層やインバウンドの市場規模の大きさを背景に、雑貨が全国より3.2ポイント高い14.4%と9か月連続でプラスでした。引き続き、国内外共に好調な化粧品(23.8%増)と高級腕時計等を中心とした高額商材(美術・宝飾・貴金属:13.3%増)が牽引しました。身のまわり品もラグジュアリーブランド等が好調で4.9%増と高い伸びを示しました。

 

 

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主要都市別売上高


つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比で大阪を除く全ての地区がマイナス圏に入りました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

地区別では、大都市(10都市)が増勢基調を背景に7都市で前年実績を上回り、合計3.5%増と2か月ぶりにプラス転換しました。半面、地方(10都市以外の地区/1.4%減)は前月に比べ減少幅 を2.4ポイント縮めたものの、前年には届かず4か月連続のマイナスとなりました。

 

 

 

シミュライズでは今後も百貨店売上高の動向を追っていきます。

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