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チェーンストア2017年7月販売統計〜住関品の動きがまずまずで、前年並み0.0%〜

日本チェーンストア協会が8月22日に発表した2017年7月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比0.0%で前年並みとなりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業56社、約9,570店舗の販売額を集計しており、7月の総販売額は1兆1,043億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

 

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まず販売総額の推移をみてみましょう。

【チェーンストア販売統計-販売総額・前年同月比変化率の推移】

既存店ベースの前年比変化をみてみると、2014年4月の消費税増税以降3月までは弱く推移していて、12ヶ月連続前年比マイナスとなっていました。
2015年4月は一昨年の消費税増税後の買い控えの影響もあり13ヶ月ぶりに前年比プラスとなりました。その後2015年10月までプラスが続きましたがそれ以降はプラスになったりマイナスになったりを繰り返していて、全体として下降傾向です。

平成29年7月度は食料品は、相場安の影響で農産品の不調、水産品もアニサキス報道の影響が続き苦戦したが、住関品は、季節商品の動きがまずまずだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、前年並みとなりました。

 

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続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア】

販売商品別のシェアでは、住関品、その他と衣料品がシェアを増やし、食料品がシェアを減っています。

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率


(注)前年同月比変化率は既存店ベース

 

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
住関品とその他を除く全ての項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、相場安の影響で農産品の不調、水産品もアニサキス報道の影響が続き苦戦したため、7月は全体として前年比マイナス0.5%です。

好調 項目 不調
トマト、とうもろこし、豆類、カット野菜、すいか、さくらんぼ、桃、パイナップル 農産品 じゃがいも、玉ねぎ、きゅうり、キャベツ、レタス、梨、ぶどう、バナナ
牛肉、豚肉、鶏肉、ハム・ソーセージ、鶏卵 畜産品
まぐろ、いわし、うなぎ、塩干物 水産品 刺身の盛り合わせ、いか、あじ、貝類、海藻類
揚げ物、焼き物、中華、和・洋惣菜、米飯 惣菜 寿司 
乳製品、米、飲料、アイスクリーム、乾麺類など涼味関連商品、チョコレート、ゼリー類、冷凍食品 その他食品 ヨーグルト、生菓子、パン類、インスタントコーヒー

 

衣料品(グラフ赤線)は中旬までの気温低下も影響し苦戦したため、7月は前年比マイナス0.4%です。

好調 項目 不調
ジャケット、長袖薄手ドレスシャツ、ショートパンツ、Tシャツ 紳士衣料 スーツ、スラックス、半袖ドレスシャツ、カジュアルパンツ、ポロシャツ
シャツ、ブラウス、カジュアルパンツ 婦人衣料 フォーマル、ニット、カットソー
紳士ホームウェア、紳士機能性下着、婦人カジュアルインナー、男児Tシャツ、レイングッズ、UV関連商品 その他衣料・洋品 紳士肌着、女児Tシャツ、ベビー用品、婦人水着、浴衣

     

    住関品(グラフ緑線)は季節商品の動きがまずまずだったことため、前年比プラス0.4%です。

    好調 項目 不調
    ランドセル、ラップ・ホイル類、トイレ・バス用品、玩具、大人用紙おむつ、タオル、プール・アウトドア関連商品 日用雑貨品 ステンレスボトル、ペーパー類、ベビー用おむつ、フライパン
    カウンセリング化粧品、医薬品、フェイスケア、オーラルケア、制汗剤、殺虫剤 医薬・化粧品 粉末洗濯用洗剤、トイレ用洗剤
    イ草製品、収納用品、羽毛肌布団、掛け布団カバー 家具・インテリア タオルケット、キルトケット、枕、マットレス、敷物
    冷蔵庫、エアコン、扇風機、炊飯器、布団乾燥機、乾電池 家電製品 洗濯機、デジカメ、除湿機、ホットプレート、照明器具
    電動アシスト自転車 その他商品 フィットネス関連商品、ペットフード、トラベルキャリーケース

    サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.3%でした。

    食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.1%でした。

     

     

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