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全国百貨店売上 2017年7月〜1.4%で2ヶ月ぶりにマイナス〜

日本百貨店協会が8月21日発表の2017年7月の全国百貨店売上高は5,469億円となり、前年同月比で1.4%2ヶ月ぶりに前年実績を下回りました。
地区別では、10都市計(-0.3%)と10都市以外の地区計(-3.8%)は前年を下回りました。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

7月の売上高は1.4%減と2か月ぶりに前年実績を下回りました。
株高の資産効果で富裕層の高額消費が活況であった他、インバウンドも高い伸びを維持したものの、大半の会員店が夏のセールを6月末に前倒しした影響などから、当月はセールの主力となる衣料品(5.0%減)を中心に苦戦し、前年実績には若干届きませんでした。


次に2014年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

商品別では、主要5品目のうち、高級輸入時計や宝飾品等の高額商材(美術・宝飾・貴金属:3.4% 増)と化粧品(16.4%増)が牽引する形で、雑貨が6.8%増と8か月連続でプラスした他、猛暑の影響でUV対策アイテム(帽子・日傘・サングラス等)など一部季節商材に動きが見られました。その他は、セール前倒しの影響で身のまわり品が2か月ぶりにマイナスに転じた他、家庭用品(2.0%減)、食料品(2.0%減)もマイナスとなります。

 

東京地区


東京地区の売上高は0.9%減と2か月ぶりにマイナスに転じました。夏のクリアランスセールを6月末に前倒しした影響を受ける中、集客・販促策が奏功し前年を越える店舗もありましたが、地区全体としては前年実績には僅かに届きませんでした。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

東京地区は富裕層とインバウンドの市場規模が大きく、都内各店でラグジュアリーブラ ンドや宝飾時計など高額品(美術・宝飾・貴金属:6.1%増)や化粧品(18.9%増)は極めて活況に推移しました。これらを含む雑貨の合計では7.9%増と、全国水準を1.1ポイント上回りました。

夏休みに合わせた各種施策では、人気キャラクターを使ったファミリー対象企画、趣味性・嗜好性の高いマニア向けイベントの他、人気作家の展示会などが展開され、いずれも連日行列ができるほど盛況で、集客や売上増に一定の貢献をしました。

 

 

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主要都市別売上高


つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比で大阪を除く全ての地区がマイナス圏に入りました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

地区別では、大都市(10都市)は、インバウンド効果の高い札幌(0.7%増)・大阪(5.0%増)、 7月にセールを開始した仙台(0.8%増)の3都市が前年をクリアしたが、10都市合計では0.3%減と僅かに届かず5か月ぶりのマイナスとなりました。一方、地方(10都市以外の地区)は、全8地区で前年割れし(合計3.8%減)3か月連続のマイナスとなりました。

 

 

 

シミュライズでは今後も百貨店売上高の動向を追っていきます。

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