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全国百貨店売上 2017年6月〜1.4%で2ヶ月ぶりプラス〜

日本百貨店協会が7月21日発表の2017年6月の全国百貨店売上高は4,720億円となり、前年同月比で1.4%2ヶ月ぶりに前年実績を上回りました。
地区別では、10都市計(2.4%)は前年を上回りましたが、10都市以外の地区計(-0.7%)は前年を下回りました。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

6月の売上高は1.4%増と2か月ぶりに前年実績を上回りました。
背景には、円安株高で富裕層の高額消費やインバウンド(約184億円/41.4%増)が好調推移したことに加え、少雨高温の天候が夏の季節需要を押上げたほか、多くの店舗でクリアランス セールを6月末開始に前倒ししたことなど、プラス与件が重なったことが挙げられます。


次に2014年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

商品別では、セールの前倒しやファッション催事の積極展開等により、主力の衣料品(0.5% 減)は前年並みまで回復しました。
雑貨(7.9%増)は、資産効果やインバウンド需要で、細分類の高額商材(美術・宝飾・貴金属:4.6%増)と化粧品(16.7%増)が依然好調で7か月連続のプラスとなりました。
また、ラグジュアリーブランドが好調な身のまわり品(2.8%増)も2か月ぶりのプラスとなります。

 

東京地区


東京地区の売上高は1.1%増と11か月ぶりにプラスに転じました。好天に恵まれたことや、 多くの店舗で実施したクリアランスセールの前倒し、様々な媒体を絡めた集客及び販促 策が奏功し、入店客数も1.0%増と2か月ぶりにプラスとなりました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

円安株高の資産効果やインバウンドによる高額消費は全国水準以上に活況で、特に高級輸入腕時計については都内各店共に好調に推移しており、これを含む美術・宝飾・貴金属は2か月連続プラスで6.1%増と高い伸びを示しました。

平年を超える気温上昇により夏物商材に動きが見られた。具体的なアイテムとしては、 スカーフ・サングラス・帽子・日傘などのUV対策商品のほか、ピアス・ネックレスな どの手頃な装身具も人気で、身のまわり品は0.2%減とほぼ前年並みを確保しました。

 

 

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主要都市別売上高


つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比で全ての地区がプラス圏に入りました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

地区別では、大都市(10都市)が4か月連続プラスの2.4%増となりました。6か月連続で増勢 が続く札幌(4.8%増)・大阪(7.3%増)の他、6都市(仙台・東京・横浜・名古屋・京都・福岡)で前年をクリ アしました。一方、地方(10都市以外の地区)については、地域経済の不振や中間層消費の弱さから、 8地区合計で0.7%減(2か月連続マイナス)と前年実績には僅かに届きませんでした。

 

 

 

シミュライズでは今後も百貨店売上高の動向を追っていきます。

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