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チェーンストア2017年5月販売統計〜農産品が不調で、2ヶ月ぶりにマイナス1.8%〜

日本チェーンストア協会が6月21日に発表した2017年5月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス1.8%になりました。前年同月を下回るのは2ヶ月ぶりです。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業56社、約9,434店舗の販売額を集計しており、5月の総販売額は1兆831億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

 

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まず販売総額の推移をみてみましょう。

【チェーンストア販売統計-販売総額・前年同月比変化率の推移】

既存店ベースの前年比変化をみてみると、2014年4月の消費税増税以降3月までは弱く推移していて、12ヶ月連続前年比マイナスとなっていました。
2015年4月は一昨年の消費税増税後の買い控えの影響もあり13ヶ月ぶりに前年比プラスとなりました。その後2015年10月までプラスが続きましたがそれ以降はプラスになったりマイナスになったりを繰り返していて、全体として下降傾向です。

 平成29年5月度は、食料品は相場安の影響で農産品が苦戦しました。衣料品も月前半の気温低下も影響し苦戦し、住関品の動きも鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなりました。

 

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続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア】

販売商品別のシェアでは、食料品、衣料品がシェアを増やし、住関品、サービスとその他がシェアを減っています。

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率


(注)前年同月比変化率は既存店ベース

 

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
全ての項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、相場安の影響で農産品が苦戦したため、5月は全体として前年比マイナス1.4%です。

好調 項目 不調
じゃがいも、玉ねぎ、アボカド、なす、カット野菜、いちご、柑橘類、ぶどう、キウイフルーツ 農産品 キャベツ、トマト、レタス、きゅうり、豆類、りんご、すいか、梅、バナナ
牛肉、豚肉、鶏肉、ハム・ソーセージ、鶏卵 畜産品
カツオ、金目だい、たこ、切身、塩鮭、漬魚、魚卵 水産品 刺身盛り合わせ、マグロ、あじやさばなどの近海魚、ぶり、いか、海藻類
揚げ物、焼き物、中華、和・洋惣菜、米飯 惣菜 寿司 
乳酸発酵飲料、乳製品、酒類、米、冷蔵麺、冷凍食品 その他食品 ヨーグルト、飲料、缶詰、ドレッシング、インスタントコーヒー

 

衣料品(グラフ赤線)は月前半の気温低下も影響し苦戦したため、5月は前年比マイナス2.2%です。

好調 項目 不調
ジャケット、スラックス、ニットショートパンツ、夏物ブルゾン 紳士衣料 スーツ、カッターシャツ、カジュアルシャツ、ジーンズ
スーツ、ジャケット、スカーチョ、カットソー 婦人衣料 フォーマル、ブラウス、スカート、デニム
婦人バッグやエプロン、婦人・子供パジャマ、紳士・婦人・子供肌着、男児半袖Tシャツ、スクール水着、スニーカー その他衣料・洋品 男児ハーフパンツ、女児スカート、ベビー服、レイングッズ

     

    住関品(グラフ緑線)は気温低下の影響もあり動きが鈍かったため、前年比マイナス2.7%です。

    好調 項目 不調
    ランドセル、大人用紙おむつ、ペーパー類、トイレ・バス用品、保存容器、玩具、弁当箱 日用雑貨品 ステンレスボトル、入浴用品、子供用紙おむつ、鍋
    カウンセリング化粧品、トイレ用洗剤、入浴剤、防虫剤 医薬・化粧品 ヘアカラー、ボディソープ、住居用洗剤、衣料用洗剤・柔軟剤、殺虫剤
    ソファ・リビングテーブル、羽毛肌掛布団、掛布団カバー、敷パッド、枕、カーテン 家具・インテリア リビング収納用品、洗濯・清掃用品、座卓、マットレス
    エアコン、扇風機、布団乾燥機、スタンドクリーナー、ヘアケア用品 家電製品 冷蔵庫、洗濯機、ブルーレイレコーダー
    ペット用品、子供用自転車、Dバッグ その他商品 フィットネス

    サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.2%でした。

    食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.0%でした。

     

     

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