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日本の物流を支えているヤマトと物流を大いに利用しているアスクル。就職するならどちらがお得?(2018年入社版)

ヤマトホールディングス株式会社(以下ヤマト)とアスクル株式会社(以下アスクル)、は日本の流通を支える企業とその流通網を大いに利用し大きくなった企業です。

ヤマトとアスクルの給与比較をするうえで以下の4つポイントに絞って行いたいと思います。

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て日本の流通を支える企業と利用する企業の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

トラック

 

それぞれの特徴


【ヤマトホールディングス株式会社】
ヤマトホールディングスはクロネコヤマトの宅急便で知られる1919年創業の日本の宅配業者です。
元はヤマト運輸株式会社でしたが、2005年に純粋持株会社へ移行しヤマトホールディングス株式会社に商号を変更しました。
ヤマトグループは現在大きく分けて次の7つの事業を行っています。

  • デリバリー事業
  • BIZ-ロジ事業
  • ホームコンビニエンス事業
  • e-ビジネス事業
  • フィナンシャル事業
  • オートワークス事業
  • その他の事業

現在アマゾンなどの大口取引先への割引価格に端を発する労力不足の問題を抱えています。
この問題に対応するために、料金の改訂やオプションサービスの中止などを行っています。

 

【アスクル株式会社】
アスクルは1993年創業、東京の豊洲に本社を構えるの日本の通販事業者です。
元は文房具メーカーのPLUSの通販事業部でした。
オフィス向けの文具・事務用品をカタログ販売する形でスタートしていて、注文した次の日に届く(明日来る)スピード配送が売りです。
全国に7つの物流センターがありますが、その中の中心となる「ASKUL Logi PARK首都圏」が2017年2月に火災にあい甚大な被害を被っています。

 

 

業績は?


業績も比べておきましょう。

【連結決算:平成28年3月の業績】 (単位円)

ヤマト
会社
アスクル
1兆4,164億
売上高
3,150億
1兆3,967億
前年
2,768億
1.4%
対前年度比
13.8%
694億
経常利益
86億
394億
当期純利益
53億
245億
包括利益
49億
49.4%
自己資本比率
36.6%

売上高はヤマトがアスクルを上回り、その差は1兆1,000億円以上です。
経常利益でもヤマトがアスクルを上回り、その差は600億円以上あります。
成長率はヤマトの1.4%に対し、アスクルは13.8%とこちらはアスクルが大きく上回っています。

売上、利益でヤマトが、成長率ではアスクルが上回りました。

初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。

【ヤマトは2016年実績、アスクルは2017年予定 初任給(単位:円)】

ヤマト運輸
学歴
アスクル
記載なし
院卒
220,000
209,200
大学卒
210,000

ヤマトホールディングスはグループ企業のヤマト運輸の場合です。
ヤマト運輸は大卒のみ記載があります。
比較できる大学卒ですとアスクルが800円上回ります。

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成28年3月決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
ヤマト 151 196,582 37.4 12.5 8,868
アスクル 636 1,727 40.7 7.3 7,818

 

従業員数は単体ではアスクル、連結ではヤマトが多いです。
平均年齢はアスクルが3.3歳高く、平均勤続年数は5.2年ヤマトが長いです。
平均年間給与もヤマトが105万円程多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 ヤマト
アスクル 差額(ヤマト
ベース)
25 6,839 4,967 1,872
30 7,685 6,449 1,236
35 8,477 7,302 1,175
40 8,961 7,784 1,177
45 9,289 7,982 1,307
50 9,753 8,149 1,604

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

 

全ての年齢層でヤマトがアスクルを上回ります。

35歳時が一番差が小さく117.5万円、25歳時が一番差が大きく187.2万円です。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で違う業種のためカーブの上昇率は別の数字を使っています。

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
ヤマト 3億2,876万円
アスクル 2億7,553万円

企業シムラ―検索

 

ヤマトがアスクルを5,300万円以上上回っています。

役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
ヤマト
4 310 0 0 0 77.5
アスクル
5 322 124 0 0 89.2


アスクルがヤマトよりも1人当たりの報酬額(年額)では1,170万円ほど多いです。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

ヤマト
、アスクルの現在31歳
の方を例に計算を行います。

結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

ヤマト アスクル 差額(ヤマトベース)
65歳 5,951万円 4,551万円 1,400万円
85歳 4,697万円 2,760万円 1,937万円

65歳時ヤマト1,400万円(貯蓄可能額が)上回ります。

これが85歳時1,937万円に広がります。

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。

(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

ヤマト五郎(31歳)

アスクル 五郎(31歳)

ヤマトVSアスクル

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がヤマトの方、右がアスクルの方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

 

 

結論


初任給はアスクルが上回りました。

平均年間給与はヤマトがヤマトが105万円程多いです。
全ての年齢層でヤマトがアスクルを上回ります。
35歳時が一番差が小さく117.5万円、25歳時が一番差が大きく187.2万円です。

ヤマトの生涯年収(従業員として)はアスクルのそれに比べ5,300万円ほど上回っています。
役員報酬はアスクルヤマトよりも1人当たりの報酬額(年額)1,170万円ほど多いです。

最後に65歳以降の資産額で比較すると、85歳時にヤマトがアスクルを1,937万円上回りました。

初任給、役員報酬はアスクル、平均年間給与、年齢層別平均給与、生涯年収、老後の資産でヤマトが上回りました。

そのため今回はヤマトの勝ちとします。

シミュライズでは今後も様々な企業の比較を行っていきます。

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