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新型ゲーム機で注目の2社任天堂とソニー。就職するならどっちがお得?(2018年入社版)

任天堂株式会社(以下任天堂)とソニー株式会社(以下ソニー)、は共に家庭用ゲーム機を発売している会社です。この2社は待遇面でどう違うのか比較してみました。

任天堂とソニーの給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て家庭用ゲーム業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

 

それぞれの特徴


【任天堂株式会社】
任天堂 は京都にあるゲームメーカーです。
おじいちゃんおばあちゃんは花札屋として、お父さんお母さんはファミコンで、子どもたちにはDSやポケモンで知られているメーカーです。
ファミコンことファミリーコンピューターを出してからは一貫してコンシューマーゲーム機メーカーとしてやって来ましたがスマホゲームにも進出しています。
スマホ用のポケモンは開発や運営は外部ですが関連商品やライセンスなどで売上に貢献しています。
スマホ用のマリオであるマリオランのiOS版は発売4日間で4000万回以上ダウンロードされました。
また「ファイアーエンブレム」もiOS、Android共に配信されています。
「どうぶつの森」のスマホ版の発売も予定されています。
また家でも外でも遊べる家庭用ゲーム機の新機種NXと呼ばれていたNintendo Switchを2017年3月3日に発売しています。

 

【ソニー株式会社】
ソニーは音響、映像、ゲームのハードとソフトをメインに扱うメーカーです。

ここ数年では金融や保険でも業績をのばしています。
また過去にはAIBOといったロボットも開発していて、その研究はドローンの開発に受け継がれています。
現在コンシューマー用VRとしてPlayStationVRを発売していて予約するのが難しいほどの人気です。
2016年11月10日には4K対応の高機能版PlayStation4であるPlayStation4 Proの発売されこちらも人気です。
音響分野ではハイレゾを積極的に進めていて30万円するウォークマンを出したり、ポータブルヘッドホンアンプを出したりとポータブルオーディオに力を入れています。
また2016年は据置のDAC付きヘッドホンアンプも投入しています。
一方ハイエンドのホームシアター用AVアンプはここ数年日本では投入されていません。

業績は?


業績も比べておきましょう。

【連結決算:平成28年3月の業績】 (単位円)

任天堂
会社
ソニー
5,045億
売上高
8兆1,057億
5,498億
前年
8兆2,159億
-8.2%
対前年度比
-1.3%
288億
経常利益
3,045億
165億
当期純利益
1,478億
-37億
包括利益
-449億
89.5%
自己資本比率
14.8%

売上高はソニーが任天堂を大きく上回り、その差は7兆6,000億円ほどです
経常利益もソニーが任天堂を大きく上回り、その差は2,500億円を超えます。
成長率では共にマイナス成長ですが任天堂のマイナス8.2%に対し、ソニーはマイナス1.3%とソニーが上回っています。

初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。

【任天堂は2016年4月実績、ソニーは2016年7月実績  初任給(単位:円)】

任天堂
学歴
ソニー
243,000
大学院卒
251,000
233,000
大学卒
218,000
211,500
短大・専門卒
記載なし

大学院卒ではソニーが8,000円上回りますが、大学卒では任天堂が15,000円上回ります。

 

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成28年3月決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
任天堂 2,066 5,064 37.8 13.5 8,912
ソニー 10,511 125,300 43.4 18.5 9,355

 

従業員数は単体、連結共にソニーが任天堂を大きくを上回ります。
平均年齢はソニーが5.6歳高く、勤続年数もソニーが5年長いです。
平均年間給与もソニーが44.3万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 任天堂 ソニー 差額(任天堂ベース)
25 6,421 6,044 377
30 7,516 7,074 441
35 8,419 7,925 494
40 9,335 8,787 548
45 10,174 9,577 597
50 10,535 9,917 618

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

 

全ての年齢層で任天堂がソニーを上回ります。

25歳時が一番差が小さく37.7万円、50歳時が一番差が大きく61.8万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で違う業種のためカーブの上昇率は違う数字を使っています。

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
任天堂 3億4,113万円
ソニー 3億2,111万円

企業シムラ―検索

 

任天堂がソニーを2,000万円ほど上回っています。

 

 

役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
任天堂
9 246 52 0 0 33.1
ソニー
9 485 534 0 32 116.8

ソニーが任天堂よりも1人当たりの報酬額(年額)では8,370万円ほど多いです。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

任天堂、ソニーの現在30歳の方を例に計算を行います。

結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

任天堂 ソニー 差額(ソニーベース)
65歳 6,895万円 6,737万円 -158万円
85歳 4,430万円 5,234万円 804万円

65歳時任天堂158万円(貯蓄可能額が)上回ります。

これが85歳時は逆転してソニーが804万円に上回ります。
これは収入は任天堂のほうが高いのですが、支出も任天堂が高い、つまりより豊かな生活を送っているためです。

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。

(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

任天堂 五郎(31歳)

ソニー 五郎(31歳)

任天堂VSソニー

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左が任天堂の方、右がソニーの方です。30歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

結論


大学院卒ではソニーが8,000円上回りますが、大学卒では任天堂が15,000円上回ります。

平均年間給与はソニーが44.3万円多いです。
ですが全ての年齢層で任天堂がソニーを上回ります。
25歳時が一番差が小さく37.7万円、50歳時が一番差が大きく61.8万円の差があります。
任天堂の生涯年収(従業員として)はソニーのそれに比べ2,000万円ほど多くなっています。
役員報酬ではソニーが任天堂よりも1人当たりの報酬額(年額)では8,370万円ほど多いです。
最後に65歳以降の資産額で比較すると、85歳時にソニーが任天堂を804万円上回りました。

年齢層別平均給与、生涯年収で任天堂が上回りました。
老後の資産ではソニーが上回りましたが、これは任天堂のほうが支出が多いためです。

そのため今回は任天堂の勝ちとします。

 

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