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全国百貨店売上 2017年4月〜プラス0.7%で14ヶ月ぶりプラス〜

日本百貨店協会が5月23日発表の2017年4月の全国百貨店売上高は4,527億円となり、前年同月比でプラス0.7%14ヶ月ぶりに前年実績を上回りました。
地区別では、10都市計(0.6%)は前年を上回り、10都市以外の地区計(0.9%)も前年を上回りました。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

4月の売上高は0.7%増と14か月ぶりにプラスに転じました。円安株高によるストック効果で高額消費に一段弾みがついたほか、集客・販促施策の積極展開などが奏功しました。
顧客別では、国内市場(シェア95.1%)が0.2%減とほぼ前年並みを確保しました。インバウンド売上(シェア4.9%)は221億円と過去最高額を更新し、5か月連続プラス(22.9%増)となりました。


次に2014年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

商品別では、主力の春物衣料が気温上昇に伴って動き始め、1.2%減と前月の伸び率から3.4ポイント改善し復調の兆しを見せています。
雑貨は、長期にわたり好調な化粧品(15.2% 増/25か月連続プラス)が更に増勢を強めたことに加え、輸入時計を中心に高額商材(美術・宝飾・貴金 属/1.1%増/14か月ぶりプラス)も前年クリアしたことで7.2%増と5か月連続でプラスとなりました。
デイリー商材の食料品も0.4%増と14か月ぶりにプラスに転じました。入店客数の伸びが好結果に反映したほか、花見需要による惣菜・菓子の好調さなども押上げ要因となっています。

 

東京地区


東京地区の入店客数は0.9%増と2か月連続のプラスとなりました。背景には、都内各店において、地方物産展や外国展等の商品催事、アート関連の文化催事、並びに子供・ファミリー向けのイベント等の集客施策を積極展開したことなどがあります。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

衣料品は3.6%減と基調として不振を脱し切れていないが、個別アイテムの動きでは、 スプリングコートやブラウス、シャツ等、季節需要の盛り上りから春物衣料に動きが見られました。また、ベビー用品やマタニティ、肌着なども動きが良く、子供服・洋品(6.7% 増)や、その他衣料品(5.6%増)もプラスで、一部には回復の兆しも見え始めています。

 

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主要都市別売上高


つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比で大阪と福岡を除く地区がマイナス圏のままです。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

地区別では、大都市(10都市)の6地区(札幌、仙台、横浜、大阪、神戸、福岡)が対前年増を記録し、10 都市計で0.6%増と2か月連続のプラスとなりました。一方、地方(10都市以外の地区)においても5地区(関東、中部、中国、四国、九州)が前年実績を上回ったことで、0.9%増と大都市以上の伸びを見せ18か月ぶりにプラス転換しました。復調傾向が徐々に広がってきました。

 

 

シミュライズでは今後も百貨店売上高の動向を追っていきます。

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