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冷凍食品で有名な2社、マルハニチロとニチレイ。就職するならどっちがお得?(2018年入社版)

マルハニチロ株式会社(以下マルハニチロ)と株式会社ニチレイ(以下ニチレイ)、は共に冷凍食品の製造メーカーとして有名です。この2社は待遇面でどう違うのか比較してみました。

マルハニチロとニチレイの給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て冷凍食品業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

 

それぞれの特徴


【株式会社マルハニチロ】
マルハニチロは1880年設立のマルハと1907年設立のニチロを起源とする日本の総合食品企業です。
2007年にマルハグループとニチロが経営統合し、2008年から(株)マルハニチロ水産、(株)マルハニチロ食品、(株)マルハニチロ畜産、(株)マルハニチロ物流、4つの主要事業会社を中心とするマルハニチログループをスタートしています。
その後2014年に(株)マルハニチロホールディングス、(株)マルハニチロ水産、(株)マルハニチロ食品、(株)マルハニチロ畜産、(株)マルハニチロマネジメント、(株)アクリフーズが統合して、事業持ち株会社「マルハニチロ株式会社」を設立しています。

事業は大きく分けて以下の4つがあります。

  • 水産事業
  • 食品事業
  • 畜産事業
  • 研究開発

一般の消費者からすると冷凍食品や缶詰、魚肉ソーセージ、ゼリーなどで有名です。

 

 

【株式会社ニチレイ】

ニチレイは1942年設立の日本の加工食品企業です。
日本で初めて冷凍食品を扱った企業で冷凍食品事業、低温物流事業において国内最大手です。
事業は以下の4つがあります。

  • 加工食品事業
  • 水産・畜産事業
  • 低温物流企業
  • バイオサイエンス企業

冷凍食品が有名です。
またアセロラを日本で初めて製品化しています。

 

業績は?


業績も比べておきましょう。

【連結決算:平成28年3月の業績】 (単位円)

マルハニチロ
会社
ニチレイ
8,848億
売上高
5,112億
8,637億
前年
4,701億
2.4%
対前年度比
8.7%
171億
経常利益
144億
41億
当期純利益
89億
44億
包括利益
145億
17.5%
自己資本比率
41.9%

売上高はマルハニチロがニチレイを大きく上回り、その差は3,700億円を超えます。
経常利益もマルハニチロがニチレイを上回り、その差は27億円程です。
成長率では共ににプラス成長ですがマルハニチロの2.4%に対し、ニチレイは8.7%とニチレイが上回っています。
売上、利益でマルハニチロが、成長率ではニチレイが上回ります。

 

初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。

【2018年4月募集要項から 初任給(単位:円)】

マルハニチロ
学歴
ニチレイ
214,000
大学院卒
219,900
208,000
大学卒
206,000

ともに総合職の場合です。
大学院卒ではニチレイ5,900円上回っていますが、大学卒ではマルハニチロが2,000円上回っています。

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成28年3月(マルハニチロ)、6月(ニチレイ)決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
マルハニチロ 1,554 11,258 41.2 15.6 7,061
ニチレイ 188 14,118 43.1 15 6,649

 

従業員数は単体ではマルハニチロがニチレイを大きくを上回りますが連結ですと逆転します。
平均年齢はニチレイが1.9歳高く、勤続年数はマルハニチロが0.6年長いです。
平均年間給与はマルハニチロが41.2万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 マルハニチロ ニチレイ 差額(マルハニチロベース)
25 5,009 4,315 694
30 5,997 5,050 947
35 6,370 5,657 712
40 6,868 6,273 595
45 7,057 6,837 221
50 6,832 7,079 -248

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

 

全ての50歳時以外でマルハニチロがニチレイを上回ります。

45歳時が一番差が小さく22.1万円、30歳時が一番差が大きく94.7万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で違う業種のためカーブの上昇率は違う数字を使っています。

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
マルハニチロ 2億4,328万円
ニチレイ 2億2,930万円

企業シムラ―検索

 

マルハニチロがニチレイを1,400万円ほど上回っています。

 

 

役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
マルハニチロ
15 484 0 0 0 32.3
ニチレイ
9 164 70 0 0 26.0

マルハニチロがニチレイよりも1人当たりの報酬額(年額)では630万円ほど多いです。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

マルハニチロ、ニチレイの現在31歳の方を例に計算を行います。

結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

マルハニチロ ニチレイ 差額(ニチレイベース)
65歳 4,284万円 3,998万円 286万円
85歳 3,319万円 3,101万円 218万円

65歳時マルハニチロ286万円(貯蓄可能額が)上回ります。

これが85歳時では218万円に縮まります

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。

(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

マルハニチロ 五郎(31歳)

ニチレイ 五郎(31歳)

マルハニチロVSニチレイ 2017-05-26 16.29.51

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がマルハニチロの方、右がニチレイの方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

 

結論


初任給は大学院卒ではニチレイがマルハニチロを上回っています。
平均年間給与はマルハニチロ41.2万円ほど多いです。
年齢層別平均給与は50歳時以外の年齢層でマルハニチロがニチレイを上回ります。
45歳時が一番差が小さく22.1万円、30歳時が一番差が大きく94.7万円の差があります。
マルハニチロの生涯年収(従業員として)はニチレイのそれに比べ1,400万円ほど多くなっています。

役員になってからの待遇でも、年平均で630万円ほどマルハニチロが上回りました。
最後に65歳以降の資産額で比較すると、85歳時にマルハニチロがニチレイを218万円上回りました。

平均年収、年齢層別平均給与、生涯年収、役員報酬でマルハニチロが上回りました。

そのため今回はマルハニチロの勝ちとします。

 

シミュライズでは今後も様々な企業の人生比較を行っていきます。

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