最新

全国百貨店売上 2017年3月〜マイナス0.9%で13か月連続マイナス〜

日本百貨店協会が3月21日発表の2017年3月の全国百貨店売上高は5,195億円となり、前年同月比でマイナス0.9%と13ヶ月連続で前年実績を下回りました。

3月の売上高は0.9%減とほぼ前年並みで推移したものの、13か月連続のマイナスでした。 富裕層消費やインバウンドの回復が売上を下支えしましたが、気温低下により主力の春物衣料が伸び悩み、前年には僅かに届きませんでした。
顧客別では、国内市場(シェア96.2%)は、前月から0.6ポイント改善したものの、1.6% 減と8か月連続のマイナスでした。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。


地区別では、10都市計(0.2)は前年を上回りましたが、10都市以外の地区計(-3.1)は前年を下回りました。

 

次に2014年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

 

商品別では、主要5品目のうち、衣料品(4.6%減)が伸び悩む半面、好調を維持する化粧品 (11.7%増)や資産効果による高額品(美術・宝飾・貴金属0.6%減)の復調から、雑貨(4.5%増)が4か 月連続でプラスしました。

細分類では、前月のバレンタインデーと同様にホワイトデー商戦 が牽引した菓子(2.2%増)などが健闘しました。

東京地区の食料品は、菓子が2.4%増と4か月ぶりのプラスでした。前月好調だったバレンタインデーの流れを受けてホワイトデーのお返し需要が伸びたことが背景にあります。食料品トータルで は、一部農水産物の不作不漁による価格高騰(生鮮食品3.6%減)や、お花見需要月ずれの影響(惣菜2.0%減)から、0.3%減と前年に届きませんでした。

雑貨は4か月連続プラスの2.3%増となりました。細分類の化粧品(13.1%増)は国内・イン バウンドともに好調で24か月連続プラスでした。美術・宝飾・貴金属(6.0%減)もマイナスな がら、高級輸入時計の動きがよく高額消費復調の兆しを見せました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

 

 

【お知らせ】気になるニュースをお届けしますシミュライズ《無料》
日常生活から、就職、婚活、買物、教育など人生のさまざまなライフイベントについて
周りに溢れるお金の情報を整理しご提供

 

つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比で大阪と名古屋を除く地区がマイナス圏のままです。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

 

地区別では、札幌(1.5%増)、仙台(1.0%増)、名古屋(1.4%増)、大阪(3.4%増) の4地区がプラスとなったことから、10都市計は0.2%増と復調の兆しを見せ、一昨年2月以来13か月ぶりに増勢に転じました。一方、高額消費やインバウンドの割合が小さい地方 (10都市以外の地区3.1%減)では全地区マイナスと苦戦が続いています。

 

 

 

過去のデータはこちらからどうぞ

最新オリジナルニュースやジャンル別の記事については、ホームへ どうぞ。

 

 

 

▲TOPに戻る