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ともにビジネス複合機や商用印刷を扱うリコーとコニカミノルタ。就職するならどちらがお得?(2018年入社版)

株式会社リコー(以下リコー)とコニカミノルタ株式会社(以下コニカミノルタ)、は共にビジネス複合機を扱う日本の電機メーカーです。

リコーとコニカミノルタの給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見てビジネス複合機業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

 

それぞれの特徴


【株式会社リコー】
株式会社リコーは東京の新橋に本社を置く日本の電機メーカーです。
元は財団法人理化学研究所の感光紙部門です。
オフィスプリント関連に強く、営業力にも定評があります。
2005年にはダイレクトメールや販促物などの商用印刷であるプロダクションプリンティングの事業にも参入しています。
また老舗のカメラメーカーでもあり、高機能なコンデジGRシリーズや全天球型デジカメTHETAシリーズでも有名です。
2011年にHOYAからPENTAXを買収し、PENTAXブランドを保持しています。
デジタルカメラ事業は苦戦しており、ラインアップの絞り込みや高付加価値製品の追求を行うとしています。
その他の分野では半導体も作っていて、ファミコンのMPUを作っていました。

 

【コニカミノルタ株式会社】
コニカミノルタ株式会社は丸の内のJPタワー内に本拠を置く日本の電機メーカーです。
コニカとミノルタが2003年に経営統合し発足しました。
コニカはカメラメーカーとしても有名ですが、銀塩カメラを知っている世代には富士フィルムと並ぶ写真用フィルムメーカーとして知っている方が多いと思われます。
ミノルタもカメラメーカーとして有名で一眼レフのαシリーズが有名でした。
現在この2社のカメラ関連の部門はソニーに引き継がれていて、コニカミノルタにはありません。
現在オフィス向け複合機や商業・産業用印刷、ヘルスケア事業、プラネタリウム事業などを行っています。

 

 

業績は?


業績も比べておきましょう。

【連結決算:平成28年3月の業績】 (単位円)

リコー
会社
コニカミノルタ
2兆2,090億
売上高
1兆317億
2兆1,514億
前年
1兆28億
2.7%
対前年度比
2.9%
957億
経常利益
580億
630億
当期純利益
320億
183億
包括利益
6億
38.82%
自己資本比率
52.7%

売上高はリコーがコニカミノルタを大きく上回り、その差は1兆1,700億円ほどです
経常利益でもリコーがコニカミノルタを上回り、その差は370億円ほどです。
成長率はリコーの2.7%に対し、コニカミノルタ2.9%とこちらはコニカミノルタが上回っています。

売上、利益、でリコーが成長率でコニカミノルタが上回りました。

初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。 それぞれのグループ内の銀行の初任給を比較します。

【2018年4月入社社員初任給(単位:円)】

リコー
学歴
コニカミノルタ
240,300
修士了
255,500
215,400
学部卒
228,550

修士了でも学部卒でもコニカミノルタがリコーを上回ります。
差額は修士了で15,200円です。

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成28年3月決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
リコー 8,169 109,361 43 18 8,293
コニカミノルタ 6,198 43,332 44.3 20.2 7,736

 

従業員数は単体でも連結でもリコーが上回ります。その差は単体で2,000人ほど、連結で66,000人ほどです。
平均年齢は大きな差がなくコニカミノルタが1.3歳高く、勤続年数でもコニカミノルタが2.2年長いです。
平均年間給与はリコーが55.7万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 リコー
コニカミノルタ 差額(リコー
ベース)
25 5,389 4,933 457
30 6,308 5,773 535
35 7,066 6,467 599
40 7,835 7,171 664
45 8,540 7,816 724
50 8,842 8,093 750

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

 

全ての年齢層でリコーがコニカミノルタを上回ります。

25歳時が一番差が小さく45.7万円、50歳時が一番差が大きく75万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で同じ業種のためカーブの上昇率は同じ数字を使っています。

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
リコー 2億8,633万円
コニカミノルタ 2億6,205万円

企業シムラ―検索

 

リコーがコニカミノルタを2,400万円ほど上回っています。

 

 

役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
リコー
7 356 122 0 0 68.3
コニカミノルタ
4 127 0 29 0 39.0


リコー
コニカミノルタよりも1人当たりの報酬額(年額)では3,000万円ほど多いです。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

リコー、コニカミノルタの現在31歳の方を例に計算を行います。

結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

リコー コニカミノルタ 差額(リコーベース)
65歳 3,245万円 2,274万円 971万円
85歳 2,670万円 953万円 1,717万円

65歳時リコー971万円(貯蓄可能額が)上回ります。
これが85歳時1,717万円に広がります。
しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。

(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

リコー製作所五郎(31歳)

コニカミノルタ 五郎(31歳)

リコーVSコニカミノルタ 2017-02-02 13.38.37

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がリコーの方、右がコニカミノルタの方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

リコーの給与カーブはこちらから
コニカミノルタの給与カーブはこちらから

 

結論


初任給は学部卒、修士了ともにコニカミノルタ上回ります。
差額は修士了で15,200円です。

平均年間給与はリコーが55.7万円多いです。
全ての年齢層でリコーがコニカミノルタを上回ります。
25歳時が一番差が小さく45.7万円、50歳時が一番差が大きく75万円の差があります。

リコーの生涯年収(従業員として)はコニカミノルタのそれに比べ2,400万ほど多くなっています。
役員報酬ではリコーコニカミノルタよりも1人当たりの報酬額(年額)では3,000万ほど多いです。
最後に65歳以降の資産額で比較すると、85歳時にリコーがコニカミノルタを1,717万円上回りました。

初任給ではコニカミノルタが上回りましたが、年齢層別平均給与、平均年間給与、役員報酬、生涯年収、でリコーがコニカミノルタを上回りました。

そのため今回はリコーの勝ちとします。

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