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経営統合することが発表された東西コカ・コーラ。就職するならどっちがお得?(2018年入社版)

コカ・コーライーストジャパン株式会社(以下コカ・コーライースト)とコカ・コーラウエスト株式会社(以下コカ・コーラウエスト)、は共に日本コカコーラシステムの製造、物流、販売、回収、リサイクルを担当しているボトラー社です。
企画、研究開発、原液製造は日本コカ・コーラ株式会社が担当しています。
コカ・コーラウエストは2017年4月にコカ・コーラウエストを母体にコカ・コーライーストと経営統合することを2016年9月30日に発表しています。この2社は待遇面でどう違うのか比較してみました。

コカ・コーライーストとコカ・コーラウエストの給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て飲料業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

 

それぞれの特徴


【コカ・コーライーストジャパン株式会社】
コカ・コーライーストジャパン株式会社は2013年7月に以下の4社の経営統合により誕生しました。

  • コカ・コーラ セントラル ジャパン株式会社(2001年設立)
  • 三国コカ・コーラボトリング株式会社(1963年設立)
  • 東京 コカ・コーラボトリング株式会社(1956年設立)
  • 利根コカ・コーラボトリング株式会社(1962年設立)

2015年4月には仙台コカ・コーラボトリング株式会社(1962年設立)と事業統合しています。
コカ・コーラ セントラル ジャパン株式会社は中京コカ・コーラボトリング株式会社と富士コカ・コーラボトリング株式会社(共に1961年設立)が経営統合して誕生しています。

 

【コカ・コーラウエスト株式会社】
コカ・コーライーストジャパン株式会社は以下の5つのボトリング会社が数度にわたり合弁を繰り返し発足しました。

  • 北九州コカ・コーラボトリング(1960年設立)
  • 山陽コカ・コーラボトリング(1962年設立)
  • 近畿コカ・コーラボトリング(1960年設立)
  • 三笠コカ・コーラボトリング(1962年設立)
  • 南九州コカ・コーラボトリング(1962年設立)

 

業績は?


業績も比べておきましょう。

【連結決算:平成27年12月の業績】 (単位円)

コカ・コーライースト
会社
コカ・コーラウエスト
5,631億
売上高
4,405億
5,233億
前年
4,244億
7.6%
対前年度比
3.7%
104億
経常利益
137
53億
当期純利益
100億
66億
包括利益
112億
62.0%
自己資本比率
68.9%

売上高はコカ・コーライーストがコカ・コーラウエストを上回り、その差は1,200億円ほどです
経常利益はコカ・コーラウエストがコカ・コーライーストを上回り、その差は33億円です。
成長率ではコカ・コーライーストの7.6%に対し、コカ・コーラウエストは3.7%とコカ・コーライーストが上回っています。

初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。

【2016年4月入社社員 初任給(単位:円)】

コカ・コーライースト
学歴
コカ・コーラウエスト
207,000
大学院卒
213,600
207,000
大学卒
206,000
172,000
短大(専門卒)
179,100

コカ・コーライーストは短大の募集はなく専門卒です。
比較できる大学院卒ではコカ・コーラウエストが6,600円上回りますが、大学卒ではコカ・コーライーストが1,000円上回ります。

 

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成27年12月決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
コカ・コーライースト 4,204 8,355 41.5 18.1 6,667
コカ・コーラウエスト 1,620 8,837 43.3 21.2 6,431

従業員数は単体ではコカ・コーライーストが2,600人ほど上回り、連結ではコカ・コーラウエストが480人ほど上回ります。
平均年齢はコカ・コーラウエストが1.8歳高く、勤続年数もコカ・コーラウエストが3.1年長いです。
平均年間給与はコカ・コーライーストが23.6万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 コカ・コーライースト
コカ・コーラウエスト 差額(コカ・コーライースト
ベース)
25 4443 4161 282
30 5201 4870 330
35 5826 5456 370
40 6460 6049 410
45 7040 6593 447
50 7290 6827 463

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

全ての年齢層でコカ・コーライーストがコカ・コーラウエストを上回ります。
25歳時が一番差が小さく28.2万円,50歳時が一番差が大きく46.3万円の差があります。これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で同じ業種のためカーブの上昇率は同じ数字を使っています。

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
コカ・コーライースト 2億3,606万円
コカ・コーラウエスト 2億2,106万円

企業シムラ―検索

 

コカ・コーライーストがコカ・コーラウエストを1,500万円上回っています。

 

役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
コカ・コーライースト
8 326 37 122 0 60.6
コカ・コーラウエスト
9 376 0 0 0 41.8

コカ・コーライーストコカ・コーラウエストよりも1人当たりの報酬額(年額)では1,880万円ほど多いです。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

コカ・コーライースト、コカ・コーラウエストの現在31歳の方を例に計算を行います。

結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

コカ・コーライースト コカ・コーラウエスト 差額(コカ・コーラウエストベース)
65歳 5,113万円 3,944万円 1,169万円
85歳 4,620万円 3,343万円 1,270万円

65歳時コカ・コーライースト1,169万円(貯蓄可能額が)上回ります。
これが85歳時1,270万円に広がります

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

コカ・コーライースト五郎(31歳)

コカ・コーラウエスト 五郎(31歳)

コカ・コーライーストVSウエスト 2016-11-02 14.32.37

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がコカ・コーライーストの方、右がコカ・コーラウエストの方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

 

結論


大学院卒ではコカ・コーラウエストが6,600円上回りますが、大学卒ではコカ・コーライーストが1,000円上回ります。
平均年間給与はコカ・コーライーストが23.6万円多いです。
全ての年齢層でコカ・コーライーストがコカ・コーラウエストを上回ります。
25歳時が一番差が小さく28.2万円,50歳時が一番差が大きく46.3万円の差があります。

コカ・コーライーストの生涯年収(従業員として)はコカ・コーラウエストのそれに比べ1,500万ほど多くなっています。
役員報酬ではコカ・コーライースト コカ・コーラウエストよりも1人当たりの報酬額(年額)では1,880万円ほど多いです。
最後に65歳以降の資産額で比較すると、85歳時にコカ・コーライーストがコカ・コーラウエストを1,270万円上回りました。

大学院卒の初任給はコカ・コーラウエストが上回りましたが、年齢層別平均給与、平均年間給与、生涯年収、役員報酬、老後の資産でコカ・コーライースト
が上回りました。

そのため今回はコカ・コーライーストの勝ちとします。

 

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