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全国百貨店売上 2016年12月〜マイナス1.7%で10か月連続マイナス〜

日本百貨店協会が今月20日発表の2016年12月の全国百貨店売上高は6,942億円となり、前年同月比でマイナス1.7%と10ヶ月連続で前年実績を下回りました。

12月の売上高は前年同月比1.7%減で10か月連続のマイナスでした。
顧客内訳としては、国内市場(シェア97.2%)が改善の傾向を見せながらも2.0%減に終わったのに対し、為替の影響もあり、インバウンド(シェア2.8%)が8.3%増(約192億円)で9か月ぶりに前年を上回り、単月としては2015年4月(約197億円)に続く過去2番目の売上を記録しています。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。


地区別では、10都市計(-1.3)、10都市以外の地区計(-2.5)ともに前年を下回りました。

 

 

次に2014年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

 

商品別では、揃って前年割れが続いた主要5品目(衣料品、身のまわり品、雑貨、家庭用品、食料品)のうち、雑貨が化粧品の増勢や、株高の効果が見えはじめた美術・宝飾・貴金属の回復などを背景に5か月ぶりに前年を確保した一方で、依然として勢いを欠く衣料品や、歳時記(クリスマスやお せち)需要は好調ながら、入店客数に連動した生鮮食品や、その他食料品が伸び悩んだ食料品が、前年を捉えることが出来ませんでした。
細分類で、化粧品は9.3%増で21か月連続前年を確保しました。

平成28年の年間売上高は、 既存店ベース(店舗数調整後)で2.9%減(5兆9,780億円) となり2年連続の前年割れました。インバウンドの年間は、購買客数が18.5%増(約297万人)と継続して拡大の傾向を見せており、売上高も5.3%減(約1,843億円)に留まりました。

 

東京地区の商品別では、主要5品目のうち、ギフト商品が好調だった雑貨(+3.4%)が5か月ぶりに前年を上回ったことに加え、身のまわり品も0.9%減までマイナス幅を縮小しました。一方、 婦人服が0.3%減と健闘を見せた衣料品ですが、全体では2.5%減で14か月連続のマ イナスでした。食料品も1.8%減で2か月ぶりに前年を下回る結果となりました。

細分類では、高級時計などに動きが見え始めた美術・宝飾・貴金属が10か月ぶりにプラ スに転じたことに加え、国内外共に好調な化粧品が5か月ぶりに2桁増となるなど、今後に向けて明るい兆しが見られました。また、個別商材では、クリスマスケーキの好調に併せてワインや惣菜の動きが目立ったほか、オンライン受注の比率が高まる歳暮やおせちは、限定品に人気が集まりそれぞれ前年を確保しています。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

平成28年の年間売上は1.8%減(1兆6,013億円)で、5年ぶりに前年を割る結果となりまし た。商品別では2桁増(13.5%)の化粧品を含む雑貨が1.9%増を記録したが、衣料品 は4.7%減、食料品も0.1%減でわずかながら前年に届きませんでした。

 

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つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比ですべての地区がマイナス圏のままです。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

 

地区別では3か月連続で18地区全てが前年割れし、10都市計が1.3%減、10都市以外 計も2.5%減に終わっています。また、規模別でも全ての店舗規模が前年に届きませんでした。

 

 

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