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全国百貨店売上 2016年10月〜マイナス3.9%で8か月連続マイナス〜

日本百貨店協会が今月22日発表の2016年10月の全国百貨店売上高は4,755億円となり、前年同月比でマイナス3.9%と8ヶ月連続で前年実績を下回りました。

10月の売上高は前年同月比3.9%減です。8か月連続でマイナスしたものの、シェアの高い衣料品が徐々に回復を見せていることを背景に、8月(-6.0%)、9月(-5.0%)からは落ち込み幅を減少しており、改善傾向が見られます。

内訳としてて国内市場(シェア96.8%)は3.6%減で、持ち直しを見せていますが、インバウンド(シェア3.2%)が、国慶節期間(10/1~10/7)の伸び悩みが影響し、売上は13.2%減と7か 月連続で前年を下回りました。一方、購買客数は45か月連続で前年を上回り8.6%増を記録しました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。
地区別では、10都市計(-3.8)、10都市以外の地区計(-4.1%)がともに前年を下回りました。


次に2014年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

商品別では、気温が高めだった上旬のマイナスが響き、衣料品は6.5%減です。改善傾向にはあるものの、紳士服(-5.4%)、婦人服(-7.1%)に未だ課題が残ります。

細分類で、化粧品は好調 を継続しており、5.4%増で19か月連続前年を確保しました。

東京地区の商品別では、気温低下にあわせて、紳士スーツや婦人キャリアコートなどの必要購買に動きが見られ始めたが、昨年のコーディガンのようなヒットアイテムの不在から、不要不急の購買を控える傾向は続き、外出機会の少ないミセスゾーンなどでは模様眺めが続くとの報告です。一方、美と健康に対する意識は高まり、化粧品はインバウンドに限らず国内需要も継続して堅調です。フィットネスやヨガなどの関連商品にも人気が集まっています。

細分類では、紳士服が前月から大幅な改善(-12.2% ⇒ -4.6%)を見せ、化粧品も好調を持続しています。4.3%増で19か月連続のプラスを記録していますが、婦人服(-7.0% ⇒ -8.0%) がマイナス幅を拡大、その他衣料もマイナスに転じるなど厳しい商況は続いています。

 


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

 

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つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比ですべての地区がマイナス圏のままです。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

地区別では地区別では10都市計が3.8%減、10都市以外計が4.1%減と、全体的な傾向は変わらないながらも、売上規模の大きい東京地区の不振がマイナスの影響度を深めています。また、 規模別でも全ての店舗規模が前年に届きませんでした。
11、12月は歳暮とクリスマスギフトの利用顧客の買い回り需要を確実に取り込むこと により、更なる改善を狙っていきます。

 

 

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