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全国百貨店売上 2016年9月〜マイナス5.0%で7か月連続マイナス〜

日本百貨店協会が今月20日発表の2016年9月の全国百貨店売上高は4,233億円となり、前年同月比でマイナス5.0%と7ヶ月連続で前年実績を下回りました。

9月は経済不安などによる先行きの不透明感から、消費者の節約志向が高まっていることに加え、 天候不順や休日1日減などによる入店客数への影響も重なり、厳しい商況となりました。

内訳として国内市場(シェア97.1%)が4.8%減。インバウンド(シェア2.9%)は購買単価の下落から売上は10.1%減と6か月連続で前年を下回った一方、購買客数は15.9%増を記録し44か月連続で拡大傾向にあります。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。
地区別では、10都市計(-5.5%)、10都市以外の地区計(-4.0%)がともに前年を下回りました。


次に2014年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

商品別では、気温が高めに推移したことから、紳士服(-10.7%)、婦人服(-8.9%)、子供服(-8.9%)に揃って動きが見られず、衣料品は8.9%減と苦戦が続いています。

細分類で、化粧品が6.2%増で国内外問わず好調を持続しており、18か月連続で前年を確保しています。

東京地区の商品別では主要5品目のうち、衣料品(-7.5%)、身のまわり品(-2.9%)、雑貨(-0.4%)、 食料品(-0.9%)が前年を捉えられなかったものの、前月からは大幅な改善を見せました。  一方、前月プラスだった家庭用品がマイナスに転じたことにより、昨年3月(消費増税駆込の 反動減)以来18か月ぶりに主要5品目が揃って前年割れとなりました。

細分類では、前月2桁減だった婦人服(-11.0% ⇒ -7.0%)、子供服(-14.3% ⇒ -1.4%)に改善が見られたものの、生活防衛意識の高まりからか紳士服(-12.2%)が2桁減となりました。なお、全国同様に化粧品は好調を持続しており、8.6%増で18か月連続のプラ スを記録しているほか、その他衣料品、家電、その他食料品が前年を確保しています。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

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つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比ですべての地区がマイナス圏のままです。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

地区別ではプロ野球の優勝セールが活況でした札幌や広島など3地区を除く15地区が前年を割り込み、10都市計が5.5%減、10都市以外計が4.0%減となるなど、地域を問わず国内全般に不振は拡がります。また、規模別でも全ての店舗規模が前年に届きませんでした。

 

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