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2016年8月の賃金動向『名目賃金指数0.1%減・実質賃金指数0.5%増』〜7ヶ月連続のプラス〜

賃金動向 (毎月勤労統計調査) 2016年8月


厚生労働省により7日に公表され8月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価上昇の影響を考慮した実質賃金は前年同月比で0.5%と7ヶ月連続で増加しました

2015年7月は前年同月比プラス0.3%2013年4月以来2年3ヶ月ぶりにプラス圏に入り、以降10月まで4ヶ月連続でプラス圏内を維持していましたが、11月、12月と2ヶ月連続でマイナス圏、1月は前年と同水準でした。

2月以降は7か月連続プラス圏です。8月はプラス0.5%です。

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詳細を確認しておきましょう。

毎月勤労統計調査による。8月の賃金動向(速報値)をみてみましょう。

  • 8月の1人当たり現金給与総額は271,676円で、前年同月比で0.1%減少
  • そのうち、一般労働者は前年同月と同水準、パートタイム労働者は1.9%減
  • 所定内給与は240,223円と、前年同月比0.5%増、所定外給与は1.9%減の18,754円
  • きまって支給する給与(定期給与)は0.3%増の258,977円でした。

一方で、

物価を考慮した実質的な賃金をあらわす実質賃金は、前年同月比でプラス0.5%となっています。
現金給与総額が下がっているにもかかわらず実質賃金指数が上がっているのは、消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)が前年同月に比べて下がっているためです。

 

【名目賃金指数と実質賃金指数の前年比変化】

グラフでも見られるように、2014年に入って以降名目上の賃金は前年対比でのびています。また2015年7月は実質賃金指数は0.3%とプラス圏内に入りましたが、この数値は前年同月比ですので2014年の7月の-2.1%より少し高いということです。

実質賃金指数は2015年7月以降10月までプラス圏をキープしていましたが、11月から2016年1月まではマイナス圏でした。

2016年の2月以降は7か月連続プラス圏です。8月は前月同月比でプラス0.5です。
また2016年3月以降6ヶ月連続で実質賃金指数が名目賃金指数を上回っている状態です。
これは消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)が6ヶ月連続で前年を下回ったことになります。

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シミュライズでは、今後も物価、賃金の動向を追っていきます。

 

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