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外食産業2016年8月売上、全体で売上高が前年を下回り98.3%〜台風などの影響で、マイナス圏〜

日本フードサービス協会が行う外食産業の市場動向調査の2016年8月の結果が発表されました。

2016年8月は、“山の日”の祝日ができたものの土日がそれぞれ1日ずつ少ない曜日まわりから、休日の集客が多い業態 にはマイナスとなったほか、リオのオリンピックや立て続けに発生した台風なども客足を鈍らせる要因となり、全体の 外食需要を押し下げ、全体売上は98.3%と、昨年11月以来9ヶ月ぶりに前年を下回りました。

 

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外食産業全体の売上高は前年を下回り、前年同月比98.3%となっています。9ヶ月ぶりのマイナス圏です。

【外食産業市場動向調査 売上高前年同月比の推移】


(注)日本フードサービス協会公表資料よりシミュライズまとめ。 以下同様

 

続いて利用客数、客単価についても推移を見てみましょう。

【外食産業市場動向調査 利用客数前年同月比の推移】

利用客数は2013年半ば以降全体として減少傾向でしたが、2016年頭から全体として上昇傾向です。2016年8月は98.7%と前年を下回りました。

 

 

【外食産業市場動向調査 客単価前年同月比の推移】

 

客単価は全体として下降傾向です。パブレストラン業態を除くすべての項目は下げています。

業態別の概況:

  • ファーストフード業態
    • 全体売上は100.6%とわずかに前年を上回りました。
    • 「洋風」は、キャンペーンや季節商品が好調の店が牽引し、売上は103.6%となりました。
    • 「和風」は、季節メニューが 予想より振るわず売上は95.3%となりました。
    • 「麺類」は、一部で前年のメディア露出の反動もあり売上は99.9%です。
    • 「持ち帰り米飯・回転寿司」は店舗削減もあり、売上96.0%と前年を下回りました。
    • 「その他」は、アイスクリームのボリュームア ップキャンペーン等が奏功し、売上101.3%となりました 。
  • ファミリーレストラン業態
    • 全体売上は、土日の少ない曜日要因の影響が大きく96.2%と前年を下回りました 。
    • 「洋風」は、一部価格訴求力のある業態で堅調なところもみられたが、全般的に振るわず売上は 95.8%です。
    • 「和風」は、お盆休暇は堅調でしたがそれ以外の時期は客足が伸びず96.7%です。
    • 「中華」は、一部新商品が出ましたが消費を押し上げるには至らず96.5%となりました。
    • 「焼き肉」は、台風の影響等で売上96.5%と2012年2月 以来の前年割れとなりました。
  •  パブ・居酒屋業態
    • 「パブ・ビアホール」は、再出店や新規出店が好調でしたが、“山の日”と休日に挟まれた金曜日が通常ほど集客できず売上は98.8%です。
    • 「居酒屋」は店舗整理が続く中でとくに客数が落ち込み、売上は85.5%と前年比減が続いています。
  •  ディナーレストラン業態
    • お盆期間中は好調に推移したところもありましたが、土日の少ない曜日要因や台風などから売上99.7%となりました。
  • 喫茶業態
    • キャンペーン効果とあいまって平日の多い曜日まわりがプラスに作用し、売上101.3%と前年を上回りました。

 

 

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