最新

全国百貨店売上 2016年8月〜マイナス6.0%で6か月連続マイナス〜

日本百貨店協会が今月21日発表の2016年8月の全国百貨店売上高は4,092億円となり、前年同月比でマイナス6.0%と6ヶ月連続で前年実績を下回りました。

8月は端境期における顧客への動機付けが弱かったことに加え、東西での不安定な天候が入店客数へ影響したことと休日1日減なども重なり、非常に厳しい商況に終わりました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

地区別では、10都市計(-5.9%)、10都市以外の地区計(-6.2%)がともに前年を下回りました。

次に2014年1月以降の商品別売上高の前年同月増減率の推移を見てみます。

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

商品別では、回復の兆しが見えない婦人服(-10.9%)をはじめ、紳士服(-9.6%)、子供服 (-12.7%)が揃って大きく数字を落とし、衣料品が10.7%減と昨年3月(消費増税駆込の反動減) 以来の2桁減となりました。

細分類で、厳しい商況の中でも、化粧品が2.5%増と17か月連続で前年を確保し、地区別でも全18地区中14地区でプラスを記録しています。

東京地区の商品別前年比増減率の推移を見てみると、主要5品目(衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品)のうち、衣料品(-10.1%) と身のまわり品(-11.0%)が2桁減と数字を落としたほか、雑貨が、美術・宝飾・貴金属 の不振を受けて2か月ぶりに前年に届きませんでした。また、入店客数減少の影響を受けた食料品 (-2.9%)も伸び悩みました。なお、家庭用品(+0.0%)は外商の特需もあり健闘しました。

細分類では、厳しさを増す婦人服(-11.0%)に加え、子供服(-14.3%)も2桁減、紳士 服も2か月ぶりにマイナスに転じるなど衣料品全般が苦戦でした。なお、全国同様に化粧品は 好調を継続し、3.2%増で17か月連続プラスを確保しています。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

 

【お知らせ】気になるニュースをお届けしますシミュライズ《無料》
日常生活から、就職、婚活、買物、教育など人生のさまざまなライフイベントについて
周りに溢れるお金の情報を整理しお届けいたします。

 

 

つづいて主要都市別の売上高前年同月比推移です。

伸び率は先月比ですべての地区でマイナス圏に入りました。


(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

今後は、売上シェアが最大となる第4四半期(10月~)を迎えるにあたり、第3四半期(7月 ~9月)の検証を踏まえて、各社が主力顧客への動機付け施策を確実に行うことが急務となります。
訪日外国人動向は、購買行動や品目の変化から、購買単価の下落により売上高は26.6%減と前年割れになりました。また、長く減速傾向にある中間層をはじめとして国内購買客(シェア96.9%)の不調は継続しており急回復が厳しい状況にあります。

 

 

過去のデータはこちらからどうぞ

最新オリジナルニュースやジャンル別の記事については、ホームへ どうぞ。

 

 

▲TOPに戻る