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日産と三菱自動車、電気自動車をもつ2社で社員になるならどちらがお得?(2017年入社版)

日産自動車株式会社と三菱自動車工業株式会社は共に電気自動車を持つメーカーですが待遇面でどう違うのか比較してみました。

日産自動車株式会社と三菱自動車工業株式会社、両社の給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て自動車業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

 

それぞれの特徴


【日産自動車株式会社】

日産自動車株式会社は横浜市に本拠を置く国内シェア第2位の大手自動車メーカーです。
90年台後半に経営危機に陥りますが、その後フランスのルノーと資本提携し、カルロス・ゴーン氏が社長となり建て直しました。
海外展開として高級車に「インフィニティ」のブランドをつけています。
エコカーとしてはハイブリッドではない電気自動車、リーフを持っています。

 

【三菱自動車工業株式会社】

三菱自動車工業株式会社は国内第7位の自動車メーカーです。
かつてはトヨタ、日産、ホンダに続く4位でしたが、2000年台前半にリコール隠し問題が2度にわたって発覚しブランド力を大きく落としました。
今年の4月には燃費不正問題で回復してきたブランド力がまた大きくさがりました。
エコカーとして電気自動車のミーブシリーズを持っています。

 

 

 

業績は?


業績も比べておきましょう。

【26年度の業績:連結決算】 (単位円)

日産自動車株式会社
会社
三菱自動車工業株式会社
11兆3,752億
売上高
2兆1,807億
10兆4,825億
前年
2兆0,934億
8.5%
対前年度比
4.2%
6,942億
営業利益
1,516億
4,575億
当期純利益
1,181億
7,199億
包括利益
1,480億
28.4%
自己資本比率
41.61%

売上高では日産自動車株式会社が三菱自動車工業株式会社を5倍以上上回り、その差は9兆1,945億円程あります。
営業利益でも日産自動車株式会社が三菱自動車工業株式会社を4倍以上上回り、その差は5,436億円程あります。
売上の成長率では日産自動車株式会社は前年対比で8.5%に対し、三菱自動車工業株式会社は4.2%と日産自動車株式会社が2倍以上上回っています
売上、利益、成長率ともに日産自動車株式会社が三菱自動車工業株式会社を圧倒しています。

 

初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。

【2017年4月入社社員初任給(単位:円)】

日産自動車株式会社
学歴
三菱自動車工業株式会社
237,000
修士了
227,000
215,000
大学卒
205,000
184,800
高専卒
181,200

 

全ての学歴で日産自動車株式会社が三菱自動車工業株式会社を上回っています。
差額は修士了と大学卒で1万円、高専卒で3,600円です。

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【2015年度3月決算の比較】

従業員数 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
日産自動車株式会社 151,710 42.7 20.4 7,767
三菱自動車工業株式会社 3,0498 40.4 16.4 7,009

 

従業員数は日産自動車株式会社が三菱自動車工業株式会社を5倍以上上回り12万人程多いです。
平均年齢は日産自動車株式会社が2.3歳高く、勤続年数も日産自動車株式会社が4年長いです。
平均年間給与は日産自動車株式会社の方が75万円以上高いです。

 

【年代別推定年収 単位千円】

年齢 日産自動車株式会社 三菱自動車工業株式会社 差額
25 5,070 4,781 289
30 5,934 5,596 339
35 6,648 6,268 379
40 7,371 6,950 421
45 8,034 7,575 458
50 8,318 7,844 475

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)

こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

 

全年齢層で日産自動車株式会社が上回っています。
25歳時でおよそ29万円の差があり、ピーク時の50歳時ではおよそ47.5万円の差があります。
これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2つとも同じ業種のためカーブの上昇率等は共通の数字を使っています。

 

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
日産自動車株式会社 2億6,936万円
三菱自動車工業株式会社 2億5,399万円

企業シムラ―検索

 

日産自動車株式会社が三菱自動車工業株式会社を1,500万円ほど上回っています。

 

 

役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

業績を反映して、役員報酬でも大きな差が生じているようです。

 

会社名 役員数 役員報酬(百万円) 役員賞与(百万円) オプション(百万円) 退職金
(百万円)
1人あたり総報酬(百万円)
日産自動車株式会社 10 1459 0 176 0 163.5
三菱自動車工業株式会社 12 419 0 0 0 34.9

 

日産自動車株式会社が三菱自動車工業株式会社よりも1人当たりの報酬額(年額)では1億3,000万円近く多いです。
しかしこれは日産自動車株式会社のカルロス・ゴーン氏が一人で10億円以上報酬を受けている影響が大きいです。
ゴーン氏を除くと1人あたりの報酬額(年額)は6,680万円で三菱自動車工業株式会社との差額は3,200万円ほどです。

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

日産自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社の現在30歳の方を例に計算を行います。

結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

日産自動車株式会社 三菱自動車工業株式会社 差額
65歳 5,351万円 5,008万円 343万円
85歳 3,899万円 3,784万円 115万円

65歳時日産自動車株式会社343万円(貯蓄可能額が)上回ります。

これが85歳時では115万円に縮まります。

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

日産自動車株式会社五郎(30歳)

三菱自動車工業株式会社五郎(30歳)

日産 VS  三菱自動車工業 2016-04-22 16.29.01

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左が日産自動車株式会社の方、右が三菱自動車工業株式会社の方です。30歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

 

結論


初任給は日産自動車株式会社の方が多く大卒、院卒で三菱自動車工業株式会社との差額は1万円です。
平均年収は日産自動車株式会社が三菱自動車工業株式会社より75万円ほど多いです。
また全年齢層にわたって日産自動車株式会社が三菱自動車工業株式会社より多いです。
日産自動車株式会社が生涯年収(従業員として)は三菱自動車工業株式会社のそれに比べ1,500万円ほど多くなっています。
役員になってからの待遇では、年平均で1億3,000万円ほど日産自動車株式会社が上回りましたが、カルロス・ゴーン氏を除くと三菱自動車工業株式会社との差額は3,200万円ほどです。
最後に65歳以降の資産額で比較すると、日産自動車株式会社が65歳時も85歳時も三菱自動車工業株式会社を上回っていて、85歳時の差額は115万円ほどです。

そのため今回は日産自動車株式会社の勝ちとしてます。

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