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4月から始まる家庭用電力自由化、燃料系3社と東京電力を比較してみました。電気代はどこまで安くなる?

今回は4月から始まる一般家庭向け電力自由化について比較したいと思います。

場所は首都圏で比較元の料金プランは東京電力の一般的なプラン従量電灯Bで契約アンペアは30Aとします。

厚生労働省の調べによると東京の勤労者世帯の平均年収は537万円で、年収550万円以下の勤労者世帯の平均的な電気料金は10,459円です。

電気料金は

基本料金+(従量料金+再生可能エネルギー発電促進賦課金+燃料調整単価)X 電気使用量=電気料金

です。

東京電力の従量電灯Bは以下のようになっています。

  • 基本料金:30A=842.4円
  • 従量料金
    • 最初の120kWhまで(第1段階料金):1kWh=19円43銭
    • 120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金):1kWh=25円91銭
    • 上記超過(第3段階料金):1kWh=29円93銭
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金:1kWh=1.58
  • 燃料調整単価:-2.3円

電気料金10,459円を当てはめると
電気使用量はおよそ426kWhとなります。
そのため今回は電気使用量426kWhで電気料金にどれだけ違いが出るか比較してみようと思います。

 

比較する3社


今回東京電力と比較する3社は以下の会社です。

 

  1. JXグループ:ENEOSでんき
  2. 東京ガス:ずっとも電気
  3. 東燃ゼネラル石油:myでんき

 

それぞれについて詳しく見ていきましょう

 

JXグループ


「ENEOSでんき」は石油や天然ガスを扱う総合エネルギー企業であるJXグループに属しています。
自前の発電施設も持っており、10年以上前から企業向けの電力小売事業を行ってきました。
以下が基本料金と従量料金です。

【ENEOSでんき:基本料金】

アンペア数 単位 料金(税込)
10A 1契約 280.80円
15A 421.20円
20A 561.60円
30A 842.40円
40A 1,123.20円
50A 1,404.00円
60A 1,684.80円
6kVA以上(49kVAまで)のご契約の場合 1kVA 280.80円

 

【ENEOSでんき:料金単価】

使用量 料金(税込)
最初の120kWhまで 20.76円/kWh
120kWhをこえて300kWhまで 23.26円/kWh
300kWhをこえる分 25.75円/kWh

 

「ENEOSでんき」で30A、426kWhを使うと
10,458円
となります。
東京電力との差額は
844円
です。

2年契約の「にねん とくとく割」を利用すると従量料金が-0.20円になり
10,373円
となります。
東京電力との差額は
929円
です。

特典は以下になります。

  • 3/31までに申し込むと利用開始月の電気料金が2,000円引きに
  • ENEOSカードでの支払いでガソリン・灯油・軽油が1円/l引き
  • もしくは特別提携カードでの支払いですと通常よりポイントがたまります。
  • Tポイントご利用手続きでポイントが貯まります。

以上4つですが、ENEOSカードと特別提携カード、Tポイントは併用することが出来ません。

今回の電気料金9,616円で各提携カードによる獲得ポイントなどは以下の通りです。

カード名 獲得ポイント 特典内容
ANAカード 48マイル クレジットカード会社のポイント移行とは別に、さらにANAカードでのお支払い200円(税込)=1マイルを自動で積算
ビューカード 36ポイント 通常1,000円(税込)につき2ポイントが4ポイント!
ティーエスキュービックカード 135ポイント 通常1,000円(税込)につき10ポイントが15ポイント!
レクサスカード 135ポイント 通常1,000円(税込)につき10ポイントが15ポイント!
エポスカード 96ポイント 通常200円(税込)につき1ポイントが2ポイント!
エムアイカード 96ポイント 通常200円(税込)につき1ポイントが、100円(税込)につき1ポイント!
*2016年5月以降スタートの可能性があります
Tポイント 48ポイント 支払い200円(税抜)につき1ポイント

ガソリンを多く使い、ENEOSでの給油が多い人はENEOSカード、提携カードを使っている方は提携カード、そうでない方はTポイントと自分に合った特典を選ぶことが出来ます。

東京ガス


東京ガスは首都圏を中心に1,100万件以上の顧客を抱えています。
2000年から企業向け企業向けの電力小売事業を開始しており関東圏に独自の発電所も所有しています。
「ずっとも電気1」は東京ガスの一般家庭向けの電気料金プランです。

 

【ずっとも電気1:基本料金】

アンペア数 単位 料金(税込)
30A 1契約 842.40円
40A 1,123.20円
50A 1,404.00円
60A 1,684.80円

 

【ずっとも電気1:料金単価】

使用量 料金(税込)
最初の140kWhまで 23.24円/kWh
140kWhをこえて350kWhまで 23.45円/kWh
350kWhをこえる分 25.93円/kWh

 

「ずっとも電気1」で30A、426kWh使うと

10,684円

になります。

東京電力との差額は

618円

になります。

特典は以下になります。

  • 東京ガスのガスと電気を両方契約すると、「ガス・電気セット割」で電気料金の基本料金が年間3,000円(ひと月250円)割引になります。
  • 3/31までに申し込むと抽選で2016名にすかいらーくグループで使える「すかいらーくご優待券」がもらえるキャンペーンに参加できます。
  • さらに、myTOKYOGASの会員には、もれなくパッチョポイント1,000ポイントをプレゼントいたします。
  • 2016年4月〜2018年3月までにエネファームを利用、かつ東京ガスのガスおよび電気を使うと、パッチョポイントを毎月150ポイントプレゼント!
  • ガスと電気をセットで契約すると日本最大の料理レシピサイト「クックパッド」の“人気順検索”が「myTOKYOGAS」会員サイト内で使えるようになります。
  • ガスと電気をセットで契約すると家庭の水まわり、鍵、ガラスのトラブル時に専門スタッフが24時間365日対応する「生活まわり駆けつけサービス」の月会費(400円/月)が最大24ヶ月無料(9,600円相当)になります!
  • ガス、電気に加えインターネットも加える「東京ガストリプル割」を受けると通信費だけで年間12,000円安くなります。

特典が多くありますが、「ガス・電気セット割」と「東京ガストリプル割」だけでも年間15,000円割引になります。

 

東燃ゼネラル


東燃ゼネラルグループは、かつてのモービル石油、エッソ石油、東燃、ゼネラル石油の4社をベースに日本資本を中心とする製販一体の企業グループです。現在、エッソ、モービル、ゼネラルのブランドで全国に約3,400のサービスステーション(給油所)を展開しています。

「myでんき」はそんな東燃ゼネラルグループが提供する電力サービスです。

【myでんき:料金表】

契約容量 基本料金 電力量料金(1kWhにつき、税込)
(1契約につき、税込) 最初の120kWhまで 120kWh~300kWh 300kWh超過
30A 817円13銭 18円85銭 25円13銭 29円03銭
40A 1,067円04銭 18円46銭 24円61銭 28円43銭
50A 1,333円80銭 18円46銭 24円61銭 28円43銭
60A 1,583円71銭 18円26銭 24円36銭 28円13銭

 

myでんきで30A、426kWh使うと
10,954円
になります。
東京電力との差額は
349円
です。

myでんきは今現在特典を確認出来ません。

 

 

結論


3社の30A,426kWhでの1ヶ月の電気料金と東京電力との差額をまとめた物が以下の表です。

 

【比較3社と東京電力との差額(単位:円)】

企業名 プラン名 1ヶ月の電気料金 東電との差額1ヶ月 東電との差額1年 東電との差額55年分
Jxグループ ENEOSでんき(にねん とく2) 10,458 844 10,129 557,093
東京ガス ずっとも電気1 10,684 618 7,414 407,748
東燃ゼネラル石油 myでんき 10,954 349 4,184 230,122
東京電力 従量電灯B 11,302 0 0 0

比較するとENEOSでんきが一番安く、東京電力との差は1ヶ月で844円、1年で10,129円、55年で55万7,093円もの差が付きます。
1年で今までの電気料金1ヶ月分以上安くなる計算です。
にねん とく2割は3年目以降はさらに値引き額が増えるとの事なのでさらに差が付くはずです。

東京ガスのずっとも電気1は3社の中では2番めに高くなりますが、特典を利用することにより電気、ガス、インターネットの総合で年間15,000円安くなり合計で22,414円安くなります。

東燃ゼネラル石油のmyでんきは今のところ3社では一番電気料金が高くなりますがこれといった特典がありません。4月までになにかしらのてこ入れがあるかもしれません。
今現在のままですと年間で4,184円安くなります。

以上3社の動向をまとめてみましたが、どこも現在の東京電力、従量電灯Bプランより安くなり事が確認出来ました。

3社でどこを選ぶかですが、電気だけで無く、ガス、インターネットまで含めて東京ガスを選ぶのなら東京ガスが一番お得と言えます。

ですが、あくまで電気料金だけで比較するのであればJXグループのENEOSでんきにねん とく2割が一番安いです。

そのためこの3社3プランではENEOSでんきの勝ちとします。

 

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