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東京23区と大阪市、地域により生涯年収・人生計画にどれだけ違いがある?(2015年版)

今までは各企業ごとに絞って人生の損得勘定を見てきましたが、今回は地域の違いによってどれだけ違うか見ていきましょう。
生涯給与のランキングはこちら

 

今回は東京23区と大阪市の企業の比較を行います。
この2つの地域の企業の給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは3つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与

サラリーマンとして一生を同じ規模の会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て地域による人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

初任給


これからの就職する方のために初任を掲載しておきます。

【企業規模別、学歴別、初任給 平成27年度版(単位:千円)】

初任給
大学卒
高校卒
東京の企業
212.1 168.0
大阪の企業
204.1 167.8
(厚生労働省、平成27年賃金構造基本統計調査(初任給)からシミュライズ調べ)

 

初任給から地域ごとに差があります。
高校卒は僅かな差ですが大学卒ですと東京と大阪で0.8万円(8000円)の差があります。

 

年齢ごとの給与


平成26年賃金構造基本統計調査から企業規模ごとの従業員の平均年齢、平均勤続年数、年間給与を調べ比較してみます。

【地域ごとの平均の年齢、勤続年数、年間給与】

平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
東京の企業 41.8 12.4 5,370.4
大阪の企業 42.1 12.1 4,704.4

平均年齢と平均勤続年数はあまり大きな違いはありません。
平均年間給与は東京の企業が多く、大阪の企業より66.6万円ほど多いです。

 

このように比較するとやはり地域の違いだけでかなりの差があることが分かります。

 

【年代別推定年収 単位千円】

年齢
東京の企業
大阪の企業
差額
25歳
3,419 2,976 443
30歳
4,043 3,519 524
35歳
4,610 4,012 597
40歳
5,168 4,499 670
45歳
5,739 4,995 743
50歳
6,138 5,343 795

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)

こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

全年齢層で東京の企業が大阪の企業をを上回っています。
25歳時でおよそ44.3万円の差があり、ピーク時の50歳時では79.5万円の差があります。
これらの年収は平成26年賃金構造基本統計調査から平均年齢、平均年収等を取得しております。

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

会社名 生涯給与
東京の企業 1億9,165万円
大阪の企業 1億6,682万円

企業シムラ―検索

 

東京の企業が大阪の企業を2,483万円上回っています。

 

 

平均支出額


地域ごとの一般的な平均支出額を提示します。
地域により各家庭の支出がどれだけ違うかご確認ください。

【東京と大阪の平均支出額(単位:万円)】

東京23区 大阪市 差額
食費
8.2 7.1 1.1
水道光熱費
2.4 2.1 0.3
日用品費
0.5 0.4 0.1
家具・家電費
0.6 0.3 0.3
被服費
1.6 1.3 0.3
交通費
0.8 0.6 0.2
通信費
1.1 1.3 -0.2
医療費
1.6 1 0.6
交際費
2.3 2.3 0
趣味娯楽費
3.8 1.4 2.4
その他支出
3.8 3 0.8
住居関連費
2.6 1.6 1
教育関連費
1.4 1.5 -0.1
自動車関連費
1.5 1.2 0.3
保険料
4 4 0
合計
36.2 29.1 7.1

収入の差もありますが全体的に東京の方は大阪の方より出品が多い事になりますが、食費や趣味娯楽により多くお金をかける傾向にあるようです。

全体での差額は7.1万円です。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

 

東京の企業、大阪の企業の現在40歳の方を例に計算を行います。
結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

東京の企業 大阪の企業 差額(大阪基準)
65歳 1,055万円 1,808万円 753万円
85歳 977万円 2,527万円 1,550万円

 

65歳時大阪の企業753万円(貯蓄可能額が)上回ります。
これが85歳時では1,550万円に広がります。
大阪の企業の方のほう
が老後の資産が多いです。

 

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。

(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

東京企業 三郎(40歳)

大阪企業 三郎(40歳)

東京企業VS大阪企業 2016-01-21 11.05.33

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左が東京の企業の方、右が大阪市の企業の方です。40歳には三郎と名前
がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

 

結論


初任給東京23区の企業0.8万円高く平均年収、年代別の給与、生涯年収と全て東京23区の企業が大阪市の企業を上回っています。
生涯年収は東京23区の企業大阪市の企業2,483万円上回っています。
しかし平均支出では東京23区が大阪市より7.1万円多いです。
そのため65歳以降の資産額で比較すると大阪市の企業が東京23区の企業より65歳時753万円85歳時1,550万円多いです。

そのため今回は大阪市の勝ちとします。

収入が多い地域より、支出が少ない地域の方が老後の資産が多いということになりました。

 

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