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家庭用プリンターの2トップ、キャノンとエプソン2社で生涯年収・人生計画にどれだけ違いがある?(2015年版)初任給から役員報酬まで

皆さん年賀状の印刷は終わりましたか?

キャノンとセイコーエプソン、家庭用インクジェットプリンターでは2トップですが待遇面でどう違うのか比較してみました。

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キャノンとセイコーエプソン、両社の給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見てプリンター業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

それぞれの特徴


【キャノン株式会社】

  • 会社設立 1937年8月10日
  • 代表取締役会長兼社長 CEO 御手洗 冨士夫
  • 資本金 174,762百万円(2014年12月31日現在)
  • 本社 東京都大田区下丸子
  • 従業員数 26,409人(2014年12月31日現在)
  • 売上高
    • 単独 2,084,200百万円 (2014年12月決算)
    • 連結 3,727,252百万円 (2014年12月決算)
  • 事業概要
    • オフィス事業
    • イメージングシステム事業
    • 産業機器
    • 企業精神
      • キャノン企業理念 「共生」
      • キャノンの企業DNA
        • 人間尊重
        • 技術優先
        • 進取の気性
      • 三自の精神
        • 「自発」 何事にも自ら進んで積極的に行う。
        • 「自治」 自分自身を管理する。
        • 「自覚」 自分が置かれている立場・役割・状況をよく認識する。

    キャノンはプリンターやカメラでお馴染みの企業です。家庭用インクジェットプリンターだけではなくオフィス用のレーザープリンターや大判プリンターも扱っています。
    その他デジタルカメラ、ビデオカメラ、医療用機器なども取り扱っています。
    昔はPCやワープロも扱っていて、アップル・コンピューターの輸入代理店でした。その関係もあってアップルのプリンターを作っていたりもしました。

     

    【セイコーエプソン株式会社 (SEIKO EPSON CORPORATION)】

      • 創立 1942年5月18日
      • 資本金 532億400万円
      • 本社 長野県諏訪市大和
      • 代表取締役社長 碓井 稔
      • 従業員数 連結71,777名/単体11,930名(2015年9月30日現在)
      • 売上高 連結 10,863億円(2015年3月期)
      • 事業内容
        • プリンター事業 (ホーム向けプリンター、オフィス向けプリンター、スキャナー、SIDM)
        • プロフェッショナルプリンティング事業 (商業プリンター、産業用プリンター、業務用小型プリンター)
        • ビジュアルプロダクツ事業 (プロジェクター、スマートアイウエア、高温ポリシリコンTFT液晶パネル)
        • ウエアラブル機器事業 (健康・スポーツ用ウエアラブル機器、ウオッチ、センシングシステム)
        • ロボティクスソリューションズ事業 (ロボットシステム、ICテストハンドラー)
        • マイクロデバイス事業 (水晶デバイス、半導体)
        • その他事業 (金属粉末、表面処理加工)
      • エプソンの理念
        • 経営理念
          • お客さまを大切に、地球を友に、個性を尊重し、総合力を発揮して世界の人々に信頼され、社会とともに発展する開かれた会社でありたい。そして社員が自信を持ち、常に創造し挑戦していることを誇りとしたい
          • EXCEED YOUR VISION私たちエプソン社員は、常に自らの常識やビジョンを超えて挑戦し、お客さまに驚きや感動をもたらす成果を生み出します。
        • 企業行動原則
          1. 倫理的な行動と遵法
          2. 人・資産・情報のセキュリティ
          3. お客様満足の追求
          4. 安全、健康、公正な職場
          5. 人材開発と組織力の向上
          6. ビジネスパートナーとの信頼構築
          7. ステークホルダーとの誠実な対話
          8. コミュニティとの発展
          9. 自然環境の尊重
      • Exceed Your Visionとは
        • グローバルタグライン
          • グローバルタグライン「Exceed Your Vision」は、エプソンとお客様との約束を簡潔に表したものです。
        • ブランドポジショニングステートメント
          • 私たちエプソンは、製品・サービスを通して、常にお客様に驚きや感動をお届けします。私たちは、技術革新を通じて、世界中の人々の創造力をかきたて、それを具現化する力となっていきます。

    キャノンと並んで家庭用インクジェットプリンターの2トップ。
    他社の一般的なインクジェットと違い熱を使わないマイクロピエゾ方式のため様々な液体を利用することが出来、有機ELパネルの製造にも応用されています。
    プリンター事業はインクジェットだけでなくレーザーや伝票などに使われるカーボン紙に印刷できるドットインパクトプリンターも作っています。

    プロジェクターにも力を入れていてビジネス用、ホームシアター用と出しています。
    最近ではスマートグラス、スマートヘッドセットも出しています。
    スマートグラスはARを使った観光案内や字幕解説、ナビなどにも使われています。
    またPCも扱っていて、BTOPCメーカーとして有名。過去にはPC98の互換機を製造販売していました。
    2016年にはオフィスで再生紙を作る製紙機PaperLabを販売予定です。

       

      業績は?


      業績も比べておきましょう。

      【2014年度の業績:連結決算】 (単位円)

      キャノン 会社 セイコーエプソン
      3兆7,273億 売上高 1兆0,863億
      3兆7,314億 前年 1兆0,084億
      -0.1% 対前年度比 7.7%
      3,832億 経常利益 1,325億
      2,548億 当期純利益 1,125億
      3,734億 包括利益 1,454億
      66.8% 自己資本比率 49.1%

      売上高はキャノンがセイコーエプソンの3.43倍で、2兆6,410億ほど上回っていてます。
      経常利益ではキャノンが2,507億円上回っていて、当期純利益では1,423億円、包括利益は2,280億円上回っています。
      売上の成長率ではキャノンが-0.1%とほぼ横ばいに対してセイコーエプソンが7.7%と伸びています。

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      初任給


      これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。

      【キャノン】

      2016年4月入社社員

      • 給与
        • 博士了 基本給 291,000円
        • 修士了 基本給 238,200円
        • 大学卒 基本給 215,000円
        • 高専卒 基本給 188,300円※2014年4月実績
      • 昇給 年1回(1月)
      • 賞与 年2回(6月・12月)
      • 休日
        • 年間休日125日
        • 週休2日制(原則土・日)
        • 5月連休、夏期、年末年始
      • 休暇
        • 年20日(毎年1月1日付で付与。入社時期により付与日数が異なります。)
        • フリーバカンス制度
        • 傷病休暇
        • リフレッシュ休暇
        • 慶弔休暇など
      • 福利厚生
        • 社会保険制度持株制度
        • 共済会
        • 保養所など

       

      【セイコーエプソン】

      • 初任給
        • 博士 264,500円
        • 修士了 228,500円
        • 大学卒 205,500円
        • 高専専攻科卒 205,500円
        • 高専本科卒 180,500円
        • 短大・専門学校卒(2年) 169,500円
        • 高校卒 158,500円(2014年4月実績)
      • 賞与 年2回(6月、12月)
      • 昇給 年1回(4月)
      • 休日
        • 完全週休2日制
        • 年末年始
        • 夏季
        • フレックス休日
        • 一斉年休(2日)など年間休日 129日
      • 休暇
        • 年次有給休暇(初年度12日、2年目以降20日)
        • 慶弔休暇
        • 健やか休暇
        • パワーアップ休暇(勤続25・35年)など
      • 各種保険
        • 健康保険
        • 厚生年金保険
        • 労災保険
        • 雇用保険

         

      初任給はどちらも学歴によって変わり、全ての学歴でキャノンの方が高いです。
      博士了で26,500円差があります。

       

      年齢ごとの給与


      有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

      【2014年度3月セイコーエプソン、 2月末キャノン、決算の比較(単体)】

      従業員数 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
      キャノン 26,409 42 17.2 7,698
      セイコーエプソン 11,810 43.3 19.2 7,863

      従業員数はキャノンがセイコーエプソンより14,599人多いです。
      平均年齢は殆ど変わりませんが、セイコーエプソンが1.3歳高いです。
      平均勤続年数もエプソンが2年長いです。
      平均年間給与はセイコーエプソンキャノンより16.5万円ほど高いです。

       

       

      【年代別推定年収 単位千円】

      年齢 キャノン セイコーエプソン 差額(キャノン基準)
      25 5,191 5,088 103
      30 6,075 5,955 120
      35 6,806 6,671 135
      40 7,546 7,396 150
      45 8,225 8,061 164
      50 8,516 8,347 169

      (両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
      こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

       

      全年齢層でキャノンセイコーエプソンを上回っています。
      25歳時でおよそ10.3万円の差があり、ピーク時の50歳時では16.9万円の差があります。
      これらの年収は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
      給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
      2つとも同じ業種のためカーブの上昇率等は共通の数字を使っています。

      生涯給与


      この年収で生涯もらえる給与を計算します。生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

      会社名 生涯給与
      キャノン 2億7,576万円
      セイコーエプソン 2億7,029万円

      企業シムラ―検索

       

      キャノンセイコーエプソン547万円ほど上回っています。

       

       

       

      役員報酬


      取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

       

      会社名 役員数 役員報酬(百万円) 役員賞与(百万円) オプション(百万円) 退職金(百
      万円)
      1人あたり総報酬(百万円)
      キャノン 23 939 199 0 0 49.5
      セイコーエプソン 13 356 99 0 0 35

       

      キャノンセイコーエプソン1450万円ほど上回ります。

       

      生涯で形成する資産


      生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
      両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

       

      キャノン、セイコーエプソンの現在30歳の方を例に計算を行います。
      結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

       

      キャノン セイコーエプソン 差額(キャノン基準)
      65歳 5,972万円 5,671万円 301万円
      85歳 4,371万円 4,125万円 246万円

       

      65歳時キャノン301万円(貯蓄可能額が)上回ります。
      これが85歳時では246万円と縮まります。
      キャノン老後の資産が多いですが、セイコーエプソンとの差は65歳時に比べると85歳時は小さくなります。

       

      しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。

      (当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

       

      キャノン五郎(30歳)

      セイコーエプソン五郎(30歳)

      キャノンVSエプソン 2015-12-18 12.49.17

      しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。
      左がキャノンの方、右がセイコーエプソンの方です。30歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)
      システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

       

      結論


      初任給はキャノンが高く、全年齢層でもキャノンがセイコーエプソンを上回りますが、平均給与ではセイコーエプソンが高いです。
      これは平均年齢や平均勤続年数がセイコーエプソンのほうが高いことが関係してると思われます。
      生涯年収(従業員として)はキャノンがセイコーエプソンのそれに比べ547万円ほど多くなっていま す。

      役員になってからの待遇はキャノンセイコーエプソンより1450万円多いです。
      最後に65歳以降の資産額で比較するとキャノン65歳時301万円85歳時に246万円多いです。

      そのため今回はキャノンの勝ちとします。

      売上高や利益が多い会社の方が老後の資産が多いという結果となりました。

       

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