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三菱重工業株式会社と川崎重工業株式会社、重工業企業2社で生涯年収・人生計画にどれだけ違いがある?(2015年版)初任給から役員報酬まで

三菱重工業株式会社と川崎重工業株式会社、
誰もが知る日本を代表する重工業会社2社ですが待遇面でどう違うのか比較してみました。

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三菱重工と川崎重工、両社の給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て重工業業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

それぞれの特徴


【 三菱重工】

  • 創立 1884年(明治17年)7月7日
  • 設立 1950年(昭和25年)1月11日
  • 資本金 2,656億円(2015年3月31日現在)
  • 本社
    • 品川 東京都港区港南
    • 横浜 横浜市西区みなとみらい
  • 従業員数 81,845人(2015年3月31日現在・連結)
  • 売上高 39,921億円(2014年4月1日~2015年3月31日・連結)
  • 事業内容 エネルギー・環境、機械・設備システム、交通・輸送、防衛・宇宙

日本最大の重工業企業で製造する商品は多岐にわたります。

発電施設や交通システム、産業機械、免震・制振設備、航空機、ロケット、タンカーや海洋調査船、戦車などの特殊車両や誘導弾などの誘導機器など様々です。

最近ですと飛行機のMRJなどが有名です。

 

【川崎重工】

  • 設立 1896年10月15日
  • 資本金 104,484百万円(2015年3月31日現在)
  • 本社
    • 東京本社 東京都港区海岸一丁目
    • 神戸本社 神戸市中央区東川崎町
  • 従業員数 35,471人(2015年3月31日現在・連結)
  • 売上高 1,486,123百万円(2015年3月期・連結)

 

日本有数の重工業企業でやはり製造する商品は多岐にわたります。

航空・宇宙、二輪車・汎用エンジン・水上オートバイ、船舶、鉄道車両、建設機械、エネルギー・発電施設、産業用ロボット、油圧機器などを扱っています。
防衛産業も手がけていて、自衛隊に潜水艦なども納入しています。

 

業績は?


業績も比べておきましょう。

【2014年度の業績:連結決算】 (単位円)

 三菱重工 会社 川崎重工
3兆9,921億 売上高 1兆4,861億
3兆3,496億 前年 1兆3,854億
19.2% 対前年度比 7.2%
2,748億 経常利益 843億
1,104億 当期純利益 516億
2,574億 包括利益 878億
32.26% 自己資本比率 25.9%

売上高は 三菱重工が川崎重工の2.69倍で、2兆5,060億円ほど上回っていてます。
経常利益、当期純利益でも三菱重工が川崎重工を上回っていて、経常利益で1,905億円当期純利益で588億円上回っています。
売上の成長率でも三菱重工が19.2%、川崎重工が7.2%と大きな差があります。

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初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。

【 三菱重工】

2016年4月入社社員

  • 給与(2014年4月初任給)
    • 修士了 月給 230,500円
    • 大学卒 月給 207,000円
  • 諸手当
    • 有扶手当
    • 超過勤務手当
    • 通勤交通費支給など
  • 昇給 年1回(4月)
  • 賞与 年2回(6月・12月)
  • 勤務時間
    • 所定労働時間8時間(フレックスタイム制あり)
    • 本社コアタイム=10時15分~15時00分
    • 本社労働時間帯=8時45分~17時30分(勤務地によってことなる)
  • 休日休暇
    • 完全週休2日制(土曜日・日曜日)
      ※勤務地毎に一部振替あり
    • 祝日
    • 年末年始
    • 夏季休暇
    • 年次有給休暇(22日)
    • リフレッシュ休暇
    • 結婚休暇
    • 出産休暇
    • 忌引休暇など
  • 保険
    • 雇用保険
    • 労災保険
    • 健康保険
    • 厚生年金保険
  • 福利厚生
    • 財形貯蓄
    • 住宅融資
    • 育児・介護休業制度など
  • 施設:寮、社宅、総合病院、診療所、保養所、体育館、総合グラウンドなど

     

    【川崎重工】

    2016年4月入社社員

    • 初任給(2014年4月実績)
      • 修士了:230,500円
      • 学部卒:207,000円
      • 高専卒:186,000円
    • 諸手当
      • 時間外手当
      • 通勤交通費など
    • 昇給:年1回(4月)
    • 賞与:年4回(4月・7月・10月・12月)
    • 勤務時間
      • 本社・支社:8:30~17:30
      • 工場:8:00~17:00
    • 待遇・福利厚生
      • 保険
        • 雇用・労災・健康・厚生年金保険完備
      • 施設
        • 独身寮
        • 社宅
        • 保養所
        • 診療所
        • グラウンド
      • 制度
        • 育児休業
        • 介護休業
        • 財形貯蓄
        • 住宅資金融資
        • 従業員持株制度
        • カフェテリアプラン(年間約10万円相当の補助)
        • 自社製品割引販売(バイク、ジェットスキー®)など
    • 休日休暇
      • 完全週休2日制(土・日曜日)
      • 祝日
      • 年末年始・夏季休暇など年間休日約120日
      • 年次有給休暇(初年度22日)
      • 慶弔休暇
      • 育児・介護休業(最長3年)
      • リフレッシュ休暇など

     

    修士了、学部卒共に両者とも基本給は同じです。
    初任給は同じでスタートすることになります。
    川崎重工の賞与が年4回あるのが目立ちます。

     

    年齢ごとの給与


    有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

    【2015年度3月決算の比較(単体)】

    従業員数(グループ連結時) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
     三菱重工 21,117 38.9 16.3 8,022
    川崎重工 15,508 38.5 13.8 7,221

    平均年齢はほぼ同じですが、平均勤続年数は2.5年 三菱重工の方が川崎重工より長いです。
    平均年間給与は 三菱重工が川崎重工より80.1万円ほど多くなっています。

     

     

    【年代別推定年収 単位千円】

    年齢  三菱重工 川崎重工 差額
    25 5,647
    5,127 520
    30   6,610
       6,001
    609
    35   7,404
       6,722
    682
    40     8,210
       7,453
    757
    45     8,948
       8,123
    825
    50    9,265
       8,411
    854

    (両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)

    こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

     

    全年齢層で 三菱重工が上回っています。
    25歳時でおよそ52万円の差があり、ピーク時の50歳時ではおよそ85.4万円の差があります。

     

    これらの年収は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
    給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
    2つとも同じ業種のためカーブの上昇率等は共通の数字を使っています。

    生涯給与


    この年収で生涯もらえる給与を計算します。生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

    会社名 生涯給与
     三菱重工 3億1万円
    川崎重工 2億7,236万円

    企業シムラ―検索

     

    三菱重工が川崎重工を2,765万円ほど上回っています。

     

     

     

    役員報酬


    取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。
    業績を反映して、役員報酬でも大きな差が生じているようです。

     

    会社名 役員数 役員報酬(百万円) 役員賞与(百万円) オプション(百万円) 退職金(百
    万円)
    1人あたり総報酬(百万円)
     三菱重工 14 514 473 265 0 89.4
    川崎重工 13 650 0 0 0 50.0

     

    三菱重工が川崎重工よりも1人当たりの報酬額(年額)では3,940万円多いです。

     

    生涯で形成する資産


    生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
    両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

     

     三菱重工、川崎重工の現在30歳の方を例に計算を行います。
    結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

     

     三菱重工 川崎重工 差額( 三菱重工基準)
    65歳 5,332万円 4,880万円 452万円
    85歳 4,878万円 4,768万円 110万円

     

    65歳時 三菱重工452万円(貯蓄可能額が)上回ります。
    これが85歳時では110万円と縮まります。

     

    三菱重工のほうが老後の資産が多いですが、川崎重工との差は65歳時に比べると85歳時は小さくなります。

     

    しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。

    (当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

     

    三菱重工五郎(30歳)

    川崎重工五郎(30歳)

    三菱重工業 VS 川崎重工業 2015-11-18 18.46.33

    しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。
    左が 三菱重工の方、右が川崎重工の方です。30歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)
    システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

     

    結論


    三菱重工が生涯年収(従業員として)は川崎重工のそれに比べ2,765万円ほど多くなっています。

    役員になってからの待遇は、年平均で3,940万円ほど三菱重工が上回りました。

     

    最後に65歳以降の資産額で比較すると 三菱重工が65歳時452万円85歳時に110万円多いです。
    そのため今回は三菱重工の勝ちとします。
    売上高、経常利益、成長率が高い会社の方が老後の資産が多いという順当な結果となりました。

     

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