最新

来週のFX相場 投機筋、ヘッジファンドのポジションは? CMEの先物ポジションで見る為替動向(最新10月27日)

CME(シカゴマーカンタイル取引所)の先物取引でオープンのポジションの枚数(売りと買い)が毎週報告されます。

時により大きくポジションを傾けて取引を行う投機的な市場参加者の動向は、FX取引を行ったり為替市場の方向性を探る上で、何等かの示唆を与えてくれます。

シミュライズでは、シカゴ投機筋のポジション動向をフォローしています。
米国シカゴの通貨先物市場 (シカゴ・マーカンタイル取引所 CME:Chicago Mercantile Exchange) における通貨先物ポジション(建玉)の残高が、全米先物取引委員会(CFTC:Commodity Futures Trading Commission)により集計され、毎週HPに公表されています。

ポジションは大きく、ヘッジファンドやCTAなどの「投機筋」(Non-Commercial)と、貿易に関連した為替取引などの「実需」(Commercial)に分かれて公表されています。投機筋ポジションデータは、ヘッジファンド等投機筋の動きを類推するヒントになり得ることから、市場の方向性を占う意味で市場参加者に注目されています。大口のヘッジファンドなどは手口がバレることを嫌がり、先物をあえて利用しないケースも多く、必ずしも彼らの動向が常に反映されるとはいえませんが、何等かの示唆を与えてくれる材料にはなります。

 

 

【週次の変化をグラフ化したもの 10.20〜10・27

FX20151027-8

今週(10/27)はドルに対し、日本円、ユーロが大きく売られた。

FOMCミーティング前に金利引き上げを意識して、他通貨は弱く推移した。

欧州、中国と金融緩和が強く意識される中で、米国金利引き上げがおきればドル高は一気に加速すると思われる。

しかし、新興国、とくに中国の経済状態が心配なだけに、イエレン議長もそう簡単に引き上げも決定できない。

 

 

【今週の動き10・20から10・27の間の変化】

通貨 2015/10/27 1週間変化 変化率 1ヶ月変化
JPY -33,911 -30,272 89.27% -11,859
EUR -105,934 -43,368 40.94% -18,274
GBP 4,134 -3,403 -82.32% 6,181
AUD -36,352 2,060 -5.67% 12,513
NZD 5,589 1,830 32.74% 8,651
CHF 1,499 874 58.31% 4,214
CAD -18,895 8,217 -43.49% 23,340

 

 

【10月27日時点のネットポジション】

10月27日現在のポジションは円、ユーロ、豪ドルでショートが大きくなっており、ユーロの売りは特に大きくなってきている。

円のショート減少傾向には歯止めがかかり、-33,911へと増加。

FX20151027-7

緩和の圧力が強まる円、ユーロに対し、ドル高の可能性が高まってきている。

 

【先週の大きな動き、10月25日から31日】

地域 日付 内容
米国 10月28日 米連邦準備理事会(FRB)は28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で再び利上げを見送った。ただ、12月の次回会合で利上げする可能性をにじませ、市場も金融引き締めに身構える。雇用情勢の下振れや、経済成長率の減速をどう克服するかが課題
日本 10月30日 日銀は30日の金融政策決定会合で、金融政策の現状を維持した。マネタリーベース(資金供給量)を年80兆円に相当するペースで増やす金融市場調節を続けるものの、市場で期待のあった追加の金融緩和はなかった。

 

 

【お知らせ】気になるニュースをお届けしますシミュライズ《無料》
日常生活から、就職、婚活、買物、教育など人生のさまざまなライフイベントについて
周りに溢れるお金の情報を整理しご提供

 

 

【過去からのネットポジションの推移】

FX20151027-1

ショートからニュートラルに向かう傾向が継続したが、円、ユーロはショート方向にシフト

 

【ドル円/ユーロドルの為替レート推移】

FX20151027-2

ドル円は120円近辺で推移、ユーロは再び下落報告へ抜けるか。

 

【ユーロの推移】

FX20151027-3

 

 

【円の推移】

FX20151027-4

 

 

【豪ドルの推移】

FX20151027-5

 

 

【英国ポンドの推移】

FX20151027-6

 

 

為替投機筋記事


 

▲TOPに戻る