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インフルエンザワクチン接種の値上がり ウイルス増えると一生の負担はどうなっちゃう?

インフルエンザ・ワクチンの料金が値上がりしている。

ウイルスのタイプが従来の3種類から4種類に増えた。

効果が高まるとして、厚生労働省が4種のウイルスへの対応を決めた。

 

毎年のことだけにインフルエンザ・ワクチンの値上がりは家計に打撃だ。

特に子供の多い家庭には負担が重い。

インフルエンザ・ワクチン接種にかかるコストが通常の家庭ではどの程度になるのか試算してみた。

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以下のような種類の4つのウイルスに対するワクチンを接種する。

  • A/California(カリフォルニア)/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
  • A/Swiss(スイス)/9715293/2013(NIB-88)(H3N2)
  • B/pプーケット.3073/2013(山形系統)
  • B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)

 

 

厚労省では13歳以下は2回接種を推奨している。通常の摂取量、摂取回数は以下のようになっている。

  • 接種量:3歳以上成人まで0.5ml、3歳未満 0.25ml、
  • 接種回数: 13歳以上:1回接種、3歳以上13歳未満:1回または2回接種、3歳未満:2回接種

 

 

 

インフルエンザ料金


さていよいよ本題だが、インフルエンザ接種は病院によって料金が異なる。4社がワクチンは製造しているが、その卸売価格や病院の手数料が違い価格はかなり開きがある。

ある病院では以下のような金額体系に今年はなっている。

 

同じインフルエンザ(3歳未満)でも2,600円と4,000円と価格が結構異なります。

【病院A】
  • インフルエンザ(3歳未満)  2,600円/回
  • インフルエンザ (チメロサールなし) 3,500円/回
  • インフルエンザ(3歳以上) 3,000円/回
  • インフルエンザ (65歳以上公費・自己負担額) 2,500円
  • 経鼻インフルエンザ フルミスト(要予約)8,000円
東京都内在住の65歳以上のかたは、インフルエンザワクチン補助制度が利用でき、自己負担金は¥2,500になっている。

【病院B】

  • インフルエンザ(3歳未満) 4,000円/回
  • インフルエンザ(チメロサールなし) 成人・小児:4,500円/回
  • インフルエンザ(チメロサール含有)  成人・小児:3,000円/回
 

(シミュライズ編集部にて調査、2015年10月)

 

 

 

大人まで毎年受けると


1歳から80歳までを考えると、

親の負担を22歳までとし、その後は子供が自分で払っていくとすると負担額は以下のようになる。

 

13歳までは2,600円を2回、3歳以上では3,000円を2回とし、13歳以上では1回

65歳以上は東京都のケースで2,500円を1回と仮定すると、

(金額が一定であるとする)と (もっと高い病院が多いと思います。)

 

 

毎年接種した場合の負担額は

  • 親の負担(子供1人で) : 100,400円(1歳から22歳まで)
  • 子の負担(自分の負担) : 166,000円(23歳から80歳まで)

 

 

健康管理組合等では補助金を1人あたり1,500円当該年度の接種期間内1回限り)出しているところが多いようです。

その場合

  • 親の負担(1人分) : 67,400円
  • 子の負担(自分の負担) : 79,000円

となります。

としてもこの負担はかなり重いですね。

 

さらに新型が見つかり、さらにワクチンの種類が増えると値段も上がっていくリスクもありますね。

 

 

その必要性は?


 

インフルエンザの接種は義務ではありません。

インフルエンザを発症した場合、重篤な症状にならないようにするのが目的であり、完全に接種により予防ができるわけでもありません。

これだけ高価なので、国が負担してくれると良いのですが、社会保障の負担が増える中なかなか難しいようです。

 

 

インフルエンザの場合には、特効薬がなく、

タミフルやリレンザのような抗ウィルス薬もウィルスを殺すのではなく増殖を抑えて、免疫力で治すことを促す薬だそうです。 

 

予防接種はその免疫力高めるためのものであり、絶対にインフルエンザにかからないわけではなく、またウイルスの型が合わないと効力がありません。

参考 : インフルエンザQ&A(厚生労働省のページ)

 

その割には高いと思いませんか?

念のために、あるいは子供に万が一のことがあるとかわいそう、と打っておいた方が良いと判断しがちですが、だれも正解を教えてくれるわけではないようです。

 

 

早く肺炎の抗生物質のようなものが誕生し、かかった後でもすぐ治せるようになると良いのですが。

新種のウイルスに対応するための製薬会社の研究開発費用は膨大なコストがかかり、ワクチンや治療薬の価格が高止まりしている原因となっているそうです。

 

 

参考:他のワクチン接種の金額


 

参考までに他のワクチン料金情報も掲載しておきます。

あくまでも2015年時点での参考金額です。

  • 麻しん単抗原 5,000円
  • MR(麻疹・風疹)  8,000円
  • ムンプス(おたふく) 5,000円
  • 肺炎球菌(成人) 7,000円
  • Hib(アクトヒブ) 7,000円
  • ロタリックス 14,000円
  • Tdap(Boostrix) (百日咳・ジフテリア・破傷風) 6,000円
  • 破傷風トキソイド 2,800円
  • BCGワクチン 5,000円
  • 風しん単抗原 5,000円
  • 水痘(みずぼうそう) 8,000円
  • 小児用肺炎球菌 9,000円
  • 日本脳炎 5,000円
  • ロタテック 10,000円
  • DT (ジフテリア・破傷風) 3,000円
  • 子宮頚癌ワクチン サーバリックス・ガーダシル 17,000円

各病院により価格は異なります。詳細は病院にご確認ください。

本文章はあくまでもかかる費用を試算するために分析し、記述されたものであり、記事の内容についてはあくまでも参考情報としてお使いください。

 

 

 

 

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