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外食産業8月売上~全体で売上高が2ヶ月連続で前年を上回り103.2% ファミレスは28ヶ月連続で売上を伸ばす〜

日本フードサービス協会が行う外食産業の市場動向調査の2015年8月の結果が発表されました。

8月は、多くの地域で猛暑に見舞われた上旬を中心に夏休み需要が堅調に推移し、中旬以降は前線や台風の影響で客足が少し鈍ったものの、引き続き客単価が上昇していることもあり、外食全体の売上は103.2%2カ月連続で前年を上回りました。

 

業態別では引き続きファミリーレストラン、ディナーレストランが客単価上昇による好調が維持されていて、先月プラスに転じたファーストフードも好調を維持しています。ですがパブレストラン居酒屋は先月以上に売上を落としています。外食産業全体の売上は前年同月比で103.2%と先月より更に伸びました。

 

外食産業全体の売上高は前年を上回り、前年同月比103.2%となっています。5月はプラスになるも6月はマイナスで、7月は再びプラスに戻し、8月は更に伸びました。

 

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【外食産業市場動向調査 売上高前年同月比の推移】

外食産業売上高 2015-09-25 17.33.43

(注)日本フードサービス協会公表資料よりシミュライズまとめ。 以下同様

 

続いて利用客数、客単価についても推移を見てみましょう。

 

【外食産業市場動向調査 利用客数前年同月比の推移】

外食産業客数 2015-09-25 17.33.59

 

利用客数は2013年半ば以降、全体として減少傾向で、2014年1月以降前年を上回る月はありません。 ファミリーレストラン業態、ディナーレストラン業態、喫茶店業態はほぼ前年と同水準を保っています。ファーストフードは前年比が先月95.7%今月98.0%と回復の兆しが見えますが、居酒屋などは前年比で先月が97.1%、今月が93.6%と再び落ち込んでいます。

 

【外食産業市場動向調査 客単価前年同月比の推移】

外食産業客単価 2015-09-25 17.34.20

 

一方、客単価は全体としてゆるやかな上昇傾向です。利用客数の減少を客単価で補っている状態と言えます。ファーストフードの伸びが顕著で、逆に居酒屋などは今月98.8%と未だ回復せず減少しています。

 

 

業態別の概況:

  • ファミリーレストラン業態(売上高前年比103.6%)月後半は前線や台風の影響で客数は伸び悩みましたが、堅調な客単価に支えられ、全ての業種で売上が前年を上回りました。中でも焼き肉は、夏休みのファミリー需要を捉えて好調に推移しました。売上高は28ヶ月連続で前年を上回りました。
  • ディナーレストラン業態(売上高前年比103.6%)
    大型店の出店効果や訪日外国人等のインバウンド効果もあり、売上は昨年3月以降堅調に推移しています。
  • ファーストフード業態(売上高前年比104.1%)
    • 洋風は、夏休みのファミリー需要を捉えて好調だったほか、鶏肉問題等の影響が徐々に薄らぎ、売上は105.7%と回復しました。
    • 和風は、新メニューの投入やテレビCM等の販促が奏功し、売上は110.3%となりました。
    • 麺類も、麺類も、夏メニューやメディア露出などにより、売上は104.6%と堅調。
    • 持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数の減少と中旬以降の天候不順などが影響し、売上は前年を下回りました。
    • その他は、「カレー」は販促が奏功し引き続き好調の一方、「アイスクリーム」が後半の気温低下等により振わず、結果として客数と売上が前年を下回りました。
  • パブ・居酒屋業態(売上高前年比94.9%)
    • 「パブ・ビアホール」は、ビアガーデン等で後半の天候不順が影響したところもあったが、上旬の好天や販促イベントにより売上は前年を上回りました。
    • 「居酒屋」は引き続き店舗削減により、客数と売上は前年を下回りました。

 

 

マクドナルドとモスバーガーの売上はどうだった?


8月はファーストフードが好調でした。そこで洋風ファーストフードの代表格であり復活に苦しんでいるマクドナルドとファーストフードのなかでも優等生と言われることが多いモスバーガーを比較してみました。

 

【マクドナルドとモスバーガーの全店売上高 前年同月比】

マックモス売上 2015-09-25 18.12.50

(日本マクドナルドホールディングス及びモスフードサービス公表資料よりシミュライズ調べ)

 

モスバーガーは極端に低くなることはなく、100%を切っている月も前年同月は売上が伸びている月なことが殆どです。逆にマクドナルドは6月から急激に回復しているように見えますが、前年同月は急激に売上が落ちているのでその反動と言えます。

 

 

【マクドナルドとモスバーガーの客数 前年同月比】

マックモス客数 2015-09-25 18.13.03

(日本マクドナルドホールディングス及びモスフードサービス公表資料よりシミュライズ調べ)

 

全体的にみて2014年9月くらいまでは客数は減少傾向にありました。そこからモスバーガーは客数を戻してきていますが、マクドナルドは一段と客数を減らしています。

 

 

【マクドナルドとモスバーガーの客単価 前年同月比】

マックモス客単価 2015-09-25 18.13.17

(日本マクドナルドホールディングス及びモスフードサービス公表資料よりシミュライズ調べ)

 

最後に客単価です。モスバーガーは2015年4月まではゆっくり単価を上げて来ています。5月からは急激に単価を上げていっています。一方マクドナルドも2014年に落ちた分を取り戻すように単価をあげています。

 

 

 

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