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7月の家計調査〜消費支出は2ヶ月連続の減少、実収入は4ヶ月連続で上昇〜

家計調査報告(総務省統計局)-2015年7月


全国の世帯を対象に家計の状況を抽出調査している2015年7月の家計調査報告は以下のようになっています。

 

  • 消費支出は, 1世帯当たり 280,471円 (二人以上世帯)
    • 前年同月比 実質 0.2%の減少
    • 前年同月比 名目0.1%の増加
  • 消費支出(除く住居等)は, 1世帯当たり 244,817円
    • 前年同月比 実質1.1%の増加
    • 前年同月比 名目1.4%の増加
  • 勤労者世帯の実収入は、1世帯当たり587,156円
    • 前年同月比 実質5.4%の増加
    • 前年同月比 名目5.7%の増加

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物価上昇等や株価の調整等を背景に支出は抑えられる傾向にあります。実質賃金が上昇しても、消費が増えない背景には

消費者はいまの賃金上昇が続くか先行き不安があり、

物価が全般的に上昇し、財布のひもを締めて苦境に備える心構えの人がまだ多いことがある。

 

 

【家計調査(二人以上の世帯) 消費支出の前年同月比増減率の推移】

消費支出2015-07 2015-09-04 21.19.09

 

消費は2014年春の消費税増税以降、実質ベースでマイナス圏でしたが4月にプラス圏まであと少しというところまで迫り、5月に1年2ヶ月ぶりにプラス圏に入りました。

しかし6月はまたマイナス圏に戻ってしまい7月は実質ではまだマイナス圏を抜けきれません。

 

 

 

【家計調査 勤労者世帯の実収入の前年同月比増減率の推移】

勤労者世帯の実収入2015-07 2015-09-04 21.16.51

 

物価上昇を除いた実質ベースでも4ヶ月連続のプラス圏、消費が増えている様子が伝わります。

 

厚生労働省の最低賃金の引き上げについて議論する審議会は7月29日、2015年度の引き上げ額の目安を16〜19円引き上げると決めました。引き上げの目安が10円を超えるのは4年連続です。

 

平均で18円の値上げで、これは2014年度の平均引き上げ実績が16円ですので2円アップです。
最低賃金の全国平均は798円となり、東京都の最低賃金は888円から907円になります。
これにより、都内では発行日である2015年10月1日から時給900円以下の仕事はなくなることになりました。
勤労者世帯の収入が増えることが期待されます。

 

 

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