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ゼンショーと吉野家で生涯年収・人生計画にどれだけ違いがある?

ゼンショーホールディングス(すき屋等のチェーン)と吉野家ホールディングスは日本を代表する外食産業の2社ですが、待遇面ではどう違うのか見てみました。

店舗によっては24時間の営業もあったり、少人数での店舗運営等の苦労もありますが、どちらも日本の胃袋が欲しているサービスであり、好きな人にはたまらない職場です。

 

飲食、外食産業好きな方、牛丼を愛している方のためにあえて比較してみました。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て、2社に勤務する人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

何の会社?


ゼンショーホールディングス

 

ゼンショーホールディングスは牛丼チェーン店舗数国内第一位の「すき家」をはじめとする様々な外食チェーンとマルヤなどのスーパーを経営しています。
M&Aに積極的で各種飲食店チェーンを次々と買収し傘下におさめています。

「グループ店」

  • すき家
  • なか卯
  • COCO’S
  • BigBoy
  • VictoriaStation
  • Jolly Pastaなど

吉野家ホールディングス

吉野家ホールディングスは同社、連結子会社33社及び持分法適用会社3社で構成され、吉野家、京樽、どん、はなまる、海外を主な事業内容として活動を展開しています。

「吉野家」は日本国内の牛丼チェーン、店舗数第2位。

「グループ店」

  • 吉野家
  • はなまる
  • フォルクス
  • ステーキのどん
  • しゃぶしゃぶどん亭
  • ドン・イタリアーノ
  • 京樽

 

 

業績は?


業績も比べておきましょう。

 

【26年度の業績】 (単位円)

会社 売上高 前年 成長率
ゼンショーホールディングス 5,118億 4,683億 9.2%
吉野家ホールディングス 1,800億 1,734億 3.8%

売上高ではゼンショーホールディングスが吉野家ホールディングスの3倍弱となっています。

結構大きな開きがありますね。ゼンショーは業態が多様化していますよね。牛丼チェーンといえないぐらいです。

前年からの売り上げの伸びではゼンショーが上回っていますが、利益では当期利益で-11,138百万円(前期1,103百万円)と大きく赤字になっています。

一方吉野家ホールディングスでは利益では当期利益で941百万円(前期698百万円)で増収増益となっています。

 

 

初任給


すでに社員の方は昔と今では少し違うかもしれませんが、これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。

 

【ゼンショーホールディングス】

2016年4月入社社員

  • 給与:198,000円~211,000円(コース・地域により異なる)
  • 昇級 : 年1回(昇格により随時昇給有)
  • 賞与 : 年2回(6月,12月)
  • 諸手当
    • 営業手当
    • 役職手当
    • 通勤手当
    • 住宅手当
    • 家族手当   他
  • 休日 休暇
    • 週休2日制
    • 祝日
    • 夏期休暇2日
    • 冬期休暇2日
    • 有給休暇
    • 慶弔休暇(結婚・忌引・配偶者出産)
    • 特別休暇(介護、産前産後、育児)
  • 福利厚生
    • 社会保険完備(健康・厚生年金・労災・雇用保険)
    • 借り上げ社宅制度
    • パソコン補助金制度
    • 育児・介護休暇制度
    • 社員持株会制度
    • 退職金制度
    • 車両補助金制度
  • 教育制度
    • 入社前研修
      • 12月 ビジネスマナー・店舗視察の仕方・ゼンショーの社風体得等
      • 2月  リーダーシップ研修
    • 入社後研修
      • 4月新入社員研修
      • 入社6カ月後フォローアップ研修
      • その後3カ月ごとに昇格試験及び研修
      • 社内セミナー 組織理論に関するセミナー
      • お客様対応に関するセミナー等
      • 社外セミナー チェーンストア理論を学ぶペガサスセミナー等

ゼンショーホールディングスの人生サンプル

 

 

【吉野家ホールディングス】

2016年4月入社社員

  • 給与
    • 大学卒 月給204,229円
    • その他各種手当あり
    • ※地域によって異なります
  • 賞与 : 年2回(7月、12月)※決算賞与あり(2月)
  • 勤務時
    • 1ヶ月単位の変形労働時間制(原則として3交替)
    • 実働8時間/日(年間2,040時間)
      ※地域により異なります。
  •  休日休暇
    • 年間休日110日(有給休暇は入社半年後10日、以後1年毎に最高で20日付与)
    • 年次有給休暇
    • 看護休暇
    • 公傷病休暇
    • 特別休暇
    • 介護休業
    • 産前産後の休暇
    • 育児休業
    • 生理休暇
    • 夏季休暇等
      ※地域により異なります。

 

  • 福利厚生
    • 制度
      • 財形貯蓄
      • 自動車
      • 住宅購入資金貸付
      • 共済会
      • 持株会
      • 各種社 会保険など
    • 施設
      • 財独身寮
      • 社員クラブ
      • 診療所
      • 保養所など
    • その他
      • 各種文化祭
      • 体育会系クラブ
  •  制度
    • 育児短時間勤務
    • 介護短時間勤務
    • 再雇用(60歳定年以降1年毎契約更新 上限は、65歳の誕生日の前日まで)
  • 福利厚生
    • パレットクラブ
    • 従業員持株会
    • 財形貯蓄
    • 全国に保養所施設
    • 各地契約ホテル
  • 保険
    • 健康
    • 雇用
    • 労災
    • 厚生年金

 

吉野家ホールディングスの人生サンプル

 

末尾に_2014等年代がついているものは過去の人生サンプルです。

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【2015年度3月決算の比較】

従業員数 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
ゼンショーホールディングス 394 34.8 6.3 5,639
吉野家ホールディングス 122 48.8 15.9 6,552

平均勤続年数では吉野家ホイールディングスが9.6年も長く、平均年齢も14歳若くなっています。

 

年齢ごとの推定給与は以下の通りです。

 

【推定年収 単位千円】

年齢 ゼンショーホールディングス 吉野家ホールディングス 差額
25 3,853 4,013 160
30 5,003 5,211 208
35 5,665 5,900 235
40 6,039 6,289 250
45 6,192 6,450 258
50 6,321 6,584 263

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)

こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

全年齢層で吉野家ホールディングスがゼンショーホールディングスをやや上回っています。

25歳時でおよそ16万円の差があり、ピーク時の50歳時ではおよそ26.3万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。

 

給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。

2つとも同じ業種のためカーブの上昇率等は共通の数字を使っています。

競い合っている両者だけあって給与もほぼ同じような水準となっています。

 

 

生涯給与


この年収レベルで一生涯でもらえる給与を計算します。

生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
ゼンショーホールディングス 2億1,374万円
吉野家ホールディングス 2億2,262万円

企業シムラ―検索

 

吉野家ホールディングスが888万円ほど多くなっています。

給与カーブを運輸業、郵便業で作成すると上昇率は比較的緩やかになります。

 

如何に互いがライバルとして認識し、給与レベルで同水準を保つことで、より優秀な人材を獲得したいと戦っていることを知る指標でもあります。

 

役員報酬


最後に経営の責任を担う取締役の報酬を見て、大成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

 

会社名 役員数 役員報酬(百万円) 役員賞与(百万円) オプション(百万円) 1人あたり総報酬(百万円)
ゼンショーホールディングス 12 301 0 0 25.1
吉野家ホールディングス 7 113 38 0 21.6

 

ゼンショーホールディングス吉野家ホールディングスよりも1人当たりの報酬額では350万円ほど上回っています。

今季赤字に終わった今期のゼンショーの業績を考えると、吉野家ホールディングスの方が高い印象でしたが、結果はゼンショーが上回りました。

 

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。

両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。(総務省家計調査に基づく)

目標貯蓄額のように考えてください。

 

ゼンショーホールディングス、吉野家ホールディングスの現在30歳の方を例に計算を行います。

結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

ゼンショーホールディングス 吉野家ホールディングス 差額
65歳 2,971万円 3,491万円 253万円
85歳 1,645万円 2,242万円 539万円

 

65歳時吉野家ホールディングス520万円ほど上回ります。

85歳時では597万円に広がります。

 

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。

(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

ZenshoYoshinoya

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がゼンショーホールディングスの方、右が吉野家ホールディングスの方です。30歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

 

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結論


吉野家ホールディングス生涯年収(従業員として)は888万円ほど上回っています。

役員になってからの待遇は平均で350万円ほどゼンショーホールディングスの方が高い結果となりました。

65歳、85歳の貯蓄可能額も500万円以上吉野家ホールディングスが上回っています。

今回は吉野家ホールディングスの待遇がが一歩リードという形になりました。

 

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