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6月の賃金動向、名目賃金指数-2.4%,実質賃金指数-2.9%〜特別に支払われる給与が減る〜

賃金動向 (毎月勤労統計調査) 2015年6月


厚生労働省により4日に公表された6月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価上昇の影響を考慮した実質賃金は前年同月比でマイナス2.9%と大きく減少しました。

5月確報値前年同月比0%25ヶ月ぶりにマイナスを脱しましたが再びマイナスになりました。
これは特別に支払われる給与が減少したためで、決まって支払われる給与は0%と前年と同水準です。

 

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厚生労働省は、一部の事業所で賞与が5月に支払われた可能性があるほか、7,8月に支払われることも多いためこの動向を6月単体で見るのは適切ではなく6月~8月の状況を総合的に判断する必要があるとしています。

 

詳細を確認しておきましょう。

 

毎月勤労統計調査による。6月の賃金動向(速報値)をみてみましょう。

  • 6月の一人当たり現金給与総額は425,727円となり、前年同月比で2.4%減
    そのうち、一般労働者は減2.4%減、パートタイム労働者は0.6%減
  • 所定内給与は241,618円と、前年同月比0.4%増、所定外給与は0.4%減の19,020円
  • きまって支給する給与(定期給与)は260,638円と、前年同月比0.4%増

 

一方で、

  • 物価を考慮した実質的な賃金をあらわす実質賃金は、前年同月比でマイナス2.9%となっています。

ボーナスにあたる特別給与が6.5%減の16万5089円と、大幅に落ち込んだことが影響しています。

支給時期が去年に比べずれた特殊要因の影響があるとみられています。

厚労省は「6~8月の状況を総合的に判断する必要がある」としていることから、これから7月、8月は要注意です。

 

【名目賃金指数と実質賃金指数の前年比変化】

賃金指数 2015-08-05 15.01.35

 

グラフでも見られるように、2014年に入って以降名目上の賃金は前年対比でのびています。また4月5月と実質賃金指数はそれぞれ-0.1%,0%とプラス圏内に迫るように見えますが、この数値は前年同月比ですので2014年の4月の-3.6%より0.1%低く、5月の-4%と同じになってるということです。

 

 

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