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家計消費指数 2015年5月〜実質91.4、前年同期比2.0%上昇〜 100を大きく割るも上昇

平成27年7月10日に統計局から発表された5月の家計消費者指数について報告します。

 

家計消費指数(総務省統計局)-2015年5月


家計消費指数は、総務省統計局が実施している家計調査結果のうち毎月の購入頻度が少なく結果が安定しにくい高額消費部分を「家計消費状況調査」の結果で補完した結果を平成22年(2010年)を100として指数化したものです。

これにより家計消費の動向をより安定的に把握できます。

 

全国の世帯を対象にしている2015年5月の家計消費指数は以下のようになっています。

  • 家計消費指数は、実質で91.4、名目で96です。 (二人以上世帯)
    • 前年同月比 実質 2.0%の増加
    • 前年同月比 名目2.6%の増加
  • 勤労者世帯の家計消費し数は、実質で92.0、名目で96.7です
    • 前年同月比 実質4.3%の増加
    • 前年同月比 名目5.0%の増加

 

実質内訳を見ると以下のグラフのようになっています。(二人以上世帯)

KAKEI

家具・家事用品、被服及び履物が103を超えて伸びており、比較的裕福な家庭の消費でこれらの項目が伸びたのと、長期間の買い控えから解放されてこれらの項目が伸び始めたものと思われます。

食料もやっと100を上回りました。

しかし、交通通信、教養娯楽、諸雑費、光熱費で90を下回りまだ回復基調は完全なものとは言えそうもありません。

参考までに前月の数字を見ると、

KAKEI2

 

公立高校授業料の有料化等があったため、4月の教育費は165.4と大きく100を上回ったが、他は被服・履物、交通・通信がわずかに100を上回ったのみ。

4月、5月連続で100を上回ったのは被服及び履物のみであり、来月からの連続の度合いを確認していきたい。

 

 

【家計消費指数(二人以上の世帯及び勤労者世帯) の推移】

家系消費指数 2015-07-10 17.05.21

家計消費指数は2014年3月までは実質と名目であまり差はありませんでしたが2014年4月以降差がつくようになりました。

物価の上昇以上に給与アップにともなう消費が本格化しはじめため。

 

また年末、年度末を除くと100を切ることが多く消費活動が安定的に伸びてきているとは言えない状態が続いています。

今月の家計消費指数は前年同月比2%アップとなっていて状況はゆっくりですが改善されつつあると言えます。

 

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