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爆買と資産効果の威力を見る。三越&松屋

セブンイレブンが免税対応店を増やすことを宣言して、爆買の余波もとうとうコンビニエンスストアにまで届いたことに驚きました。銀座では近隣のそば屋さんまで前年比50%近く売上増の店が見られるほど、爆買パワーは日本を潤しています。

そこで銀座の百貨店の月次売上高の推移を見ながら、爆買いパワーがいつまで続くのかをモニターしていきたいと思います。

(当然爆買だけではなく、日本の株価高騰、ベアの効果によるものも当然あると思います。)

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資産効果とは

保有する土地や株式などの価格上昇で手持ち資産の価値が上がったことを理由に消費や投資が増えることを資産効果と呼んでいます。

当然ベアやボーナスアップで直接的に消費を増やすこともありますが、

今回のアベノミクスや中国富裕層の爆買いも、ある程度はこの資産効果の影響があるといわれています。

 

財務省の研究によると100 円のキャピタルゲインによって、消費が約 2.2 円増加するこ とが推計されています。(出典:財務省アベノミクス期を用いた資産効果の計測 – 財務省

 

 

銀座周辺で大手百貨店の売上の前年同月比の推移を2013年からプロットしてみました。

  • 三越銀座店

6月は消費増税の反動減の残る前年の翌年という環境下、三越伊勢丹は前年を大きく上回った。特に三越銀座店は前年比32.8%増と絶好調を維持。

前年の反動減が特に大きかった時計・宝飾品が好調、夏物商材を中心に好調の婦人雑貨が牽引しています。

(伊勢丹新宿も参考のために掲載しています。)

 

  • 銀座松屋(浅草店も含む)

銀座店は、初旬から開催した中元ギフトにおいて、各種ニーズに対応した品揃えの拡充にて売上高は前年を上回っています。

免税売上は、インターナショナルブランド、化粧品、時計を中心に今月も大きく伸ばしましています。26.8%増とこちらも好調を維持しています。

 

これ以外にも来月からラオックスの月次売上も発表されることから、合わせて掲載をしていきながら、景気の牽引役の一つである爆買パワーをチェックしていきたいと思います。

BAKUGAI

 

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中国上海の株価暴落は資産効果を通して爆買いを縮小させることも考えられますが、給与所得自体が数倍になっている人が多いために、影響は大きくないのではないかと思われています。

 

 

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データ


大手百貨店(銀座周辺)月次売上(前年同月比)

日付 三越伊勢丹 三越銀座店 伊勢丹新宿 松屋
2010年1月 89.7 84 96.3 95.0
2010年2月 87.6 85.5 96.6 104.9
2010年3月 90.7 82.6 96.2 96.4
2010年4月 87 74.9 97.1 100.0
2010年5月 96.2 74.5 101.9 97.7
2010年6月 88 67.9 98.8 93.8
2010年7月 102.4 61.7 92.1 98.8
2010年8月 86.7 45.2 101.5 96.9
2010年9月 97.8 139.8 93.0 97.2
2010年10月 108.8 162.2 102.7 99.1
2010年11月 103 136.5 100.5 92.9
2010年12月 99.9 131.4 100.7 94.8
2011年1月 105.1 150.4 102.4 92.0
2011年2月 108.1 153.5 103.1 89.6
2011年3月 78.1 111.6 75.3 68.4
2011年4月 95.2 154.9 104.2 84.5
2011年5月 100.5 111.1 104.4 87.1
2011年6月 99.6 186.5 106.6 93.6
2011年7月 98.9 206.3 103.5 91.4
2011年8月 94.9 280.1 96.8 87.6
2011年9月 93.7 100.4 106.7 94.4
2011年10月 95.5 93.6 107.2 96.7
2011年11月 95.3 101.1 106.4 96.6
2011年12月 96.4 107.0 103.8 101.5
2012年1月 94.8 105.5 105.5 96.6
2012年2月 94.3 105.4 103.3 101.1
2012年3月 129.4 155.5 147.2 135.9
2012年4月 104.6 122.6 108.6 108.9
2012年5月 100.5 111.1 104.4 101.8
2012年6月 97.90 108.6 99.6 99.8
2012年7月 96.1 104.6 98.5 98.6
2012年8月 97.3 106.1 98.9 99.7
2012年9月 96.8 104.3 96.1 99.7
2012年10月 94.1 100.2 93.2 95.3
2012年11月 99.7 107.6 100.0 97.2
2012年12月 96.2 103.5 98.6 96.1
2013年1月 95 98.9 94.1 99.1
2013年2月 99.3 105.3 102.4 103.5
2013年3月 107.2 110.1 115.9 103.8
2013年4月 102.8 103.8 107.0 101.7
2013年5月 105 107.7 110.5 102.1
2013年6月 105.1 108.7 109.8 109.7
2013年7月 104.1 108.2 105.9 93.8
2013年8月 97.2 104.0 115.8 105.2
2013年9月 105.5 110.0 113.5 104.9
2013年10月 105.7 110.0 112.1 112.0
2013年11月 105.8 110.3 112.9 110.9
2013年12月 106 106.4 112.9 110.4
2014年1月 106.4 110.5 114.8 114.0
2014年2月 106.2 110.6 109.8 108.1
2014年3月 107.8 113.0 118.7 133.8
2014年4月 90.7 101.1 88.6 94.4
2014年5月 93.5 102.8 94.3 105.4
2014年6月 94.4 102.3 96.7 97.9
2014年7月 96.2 103.4 100.5 109.5
2014年8月 97.2 104.0 102.4 108.6
2014年9月 97.8 104.7 98.3 109.9
2014年10月 99.5 105.5 98.9 102.0
2014年11月 100.2 106.2 101.2 109.0
2014年12月 99.3 106.8 100.8 107.4
2015年1月 98.7 107.3 99.2 106.7
2015年2月 103.8 108.7 106.6 116.6
2015年3月 84 107.5 86.1 94
2015年4月 114.8 142.7 116.9 140.8
2015年5月 109.6 137.8 115.1 127.8
2015年6月 106.4 132.8 113.8 126.8

 

 

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