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外食産業5月売上~全体で売上高が前年超えの100.8% 吉野家とマックの売上はどうなってる?

日本フードサービス協会が行う外食産業の市場動向調査の2015年5月の結果が発表されました。

5月は、GWを含む土日休日数が前年より多く、またGW中も好天に恵まれたこと、全国的に気温が高かったこと等から、ファミリーレストラン、ディナーレストランを中心に客数、売上が好調に推移し、全体売り上げは100.8%と3ヵ月ぶりに前年を上回った。一方、ファーストフードは、洋風の低迷が影響し、6ヵ月連続して売上が前年を下回りました。

 

外食産業全体の売上高は前年超えの前年同月比100.8%となっています。 11月に前年同月比101.9%とプラスを付けた後、12月、1月と落ち込み2月にプラスに転じましたが、3月は落ち込みました。4月に持ち直し、5月で100.8%と僅かですがプラスに転じました。

 

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【外食産業市場動向調査 売上高前年同月比の推移】

外食産業売上高 2015-06-26 19.54.38(注)日本フードサービス協会公表資料よりシミュライズまとめ。 以下同様

 

続いて利用客数、客単価についても推移を見てみましょう。

 

【外食産業市場動向調査 利用客数前年同月比の推移】

外食産業利用客数 2015-06-26 19.55.43利用客数は2013年半ば以降、全体として減少傾向。 ファミリーレストラン業態、ディナーレストラン業態、喫茶店業態はほぼ前年と同水準を保っていますが、ファーストフードが前年比94.1%、居酒屋などが前年比92.5%と落ち込んでいます。

 

【外食産業市場動向調査 客単価前年同月比の推移】

外食産業顧客単価 2015-06-26 19.58.05

 

一方、客単価は全体としてゆるやかな上昇傾向で全ての業態でプラスになりました。

 

 

業態別の概況:

  • ファミリーレストラン業態(売上高前年比106.6%)全ての業種で客単価が前年を上回り、客数が減ったものの前年比プラス。売上高は24ヶ月連続で前年を上回る。
  • ディナーレストラン業態(売上高前年比108.3%)
    出店効果で客数がプラスとなったことに加え、客単価が引き続き好調で、売上は前年を上回りました。
  • ファーストフード業態(売上高前年比97.0%)全体売上は97.0%と前年を下回りました。洋風は、キャンペーンが奏功し好調となったところもあったが、異物混入問題の影響が引き続き残り売上は89.1%と大きくマイナスとなりました。和風は、引き続き客数は厳しいものの客単価は上昇し、売上は104.6%となりました。麺類は、新メニューが好調で客数・客単価ともに伸び、売上は109.1%と大きく伸びました。持ち帰り米飯・回転寿司は、一部で昨年値引きキャンペーンを行っていた反動で、客数減、売上もわずかに前年を下回りました。その他は「アイスクリーム」が気温が高かったことや、GWに行った値引きキャンペーンなどが好調で、売上はプラスとなりました。
  • パブ・居酒屋業態(売上高前年比92.7%)「パブ・ビアホール」は気温が高い日が多かったことなどから好調となった一方、「居酒屋」は店舗数が減少している影響もあり、引き続き客数・売上はマイナスとなりました。

 

 

吉野家とマクドナルドの売上比較


売上が回復しないファーストフードの和風と洋風の代表格である吉野家とマクドナルドの売上を2014年1月から2015年5月までの期間で比較してみました。

異物混入問題が発覚してからのマクドナルドの売上減少は顕著で、それまでも決して良い状況とは言えなかった状況が見て取れます。8月から9月にかけて一度底を打ち回復の兆しが見えたものの年末にまた異物混入が発覚してから更に落ち込んでいます。

一方吉野家は逆風が吹くことが多い中でも前年を上回ることが多く、最高で124.3%にも達しています。

外食産業マックと吉野家 2015-06-26 20.59.59

 

 

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