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【人生設計】【支出】牛丼、バーガー、ラーメン好き、誰が一番お金がたまる? 摂取カロリーは?

今やファーストフードとしてその地位を完全に確立し、シミュライズ編集部も含め多くの人にとっても魅力的な昼食メニューである、牛丼、ハンバーガー、ラーメン。
それぞれを20歳から60歳まで昼食時に食べ続けた場合に、お金とカロリーがどのくらい違ってくるのでしょうか。
 

牛丼、ハンバーガー、ラーメン好きが、毎週一回それぞれを食べ続けるとして、その差異を見てみたいと思います。

 bigmac

牛丼、ハンバーガー、ラーメン、それぞれの価格とカロリー


代表的なチェーンにおける、昼食の典型的なセットをベースに考えます。
 

【牛丼】
吉野家の牛丼を例にとり、価格(消費税込み)とカロリー、および主な栄養素を確認。

価格
(円)

カロリー
(kcal)

タンパク質
(g)

脂質
(g)

炭水化物
(g)

食塩相当量
(g)

牛丼 並盛

380

669

19.4

23.4

95.1

2.7

牛丼 並盛
+生野菜+味噌汁

510

712

22.2

24.3

100.6

4.5

牛丼 大盛
+生野菜+味噌汁

680

972

29.6

33.5

137.2

5.4

 
【ハンバーガー】
ハンバーガーはマクドナルドを例に見ます。

価格(円)

カロリー
(kcal)

タンパク質
(g)

脂質
(g)

炭水化物
(g)

食塩相当量
(g)

ビックマック
単品

360

557

25.5

30.5

45.2

2.8

ビックマック
Mセット

550

1151

30.8

54.7

134.0

3.4

(注) セットの価格は平日限定昼マックによる。Mセットはポテトとコーラ(M)を想定

 

【ラーメン】
ラーメンは、福島県で創業され、現在全国500店舗を超える大規模ラーメンチェーンの幸楽苑のメニューをみます。

価格
(円)

カロリー
(kcal)

タンパク質
(g)

脂質
(g)

炭水化物
(g)

食塩相当量
(g)

醤油らーめん『司』

561

785

37.8

29.5

84.0

8.7

醤油らーめん『司』
+ギョーザ

777

1063

46.0

43.6

113.9

10.3


牛丼、ハンバーガー、ラーメン価格

(注)牛丼セットは、吉野家の牛丼 並盛+生野菜+味噌汁、ハンバーガーセットはマクドナルドのビックマックMセット(ポテトM+コーラM)、ラーメンセットは幸楽苑の醤油らーめん『司』+ギョーザ
 

 ラーメン

 
典型的な昼食セットのビックマックMセットを牛丼(並)のセットと比べてみると、値段の違いは1割もないものの、カロリーは何と60%以上多いことに驚きます。 また、らーめん+ギョーザのセットも牛丼セットに比べカロリーが50%ほど多くなっています。
 
一方で、価格に注目した場合、ハンバーガーのセットが価格の割にカロリー量が多く、エネルギー(カロリー)摂取量のコストパフォーマンスが圧倒的に高いことが分かります。 次いで牛丼、ラーメンの順となっています。

 

下記にて主な栄養素について比較をしています。牛丼、ハンバーガー、ラーメン栄養素

 
各食事の総カロリー量にある程度沿った分布となっていますが、ラーメンセットにおいてタンパク質、および食塩相当量が突出していること、ハンバーガーセットの脂質と炭水化物が多い点が目立ちます。

 

 

 

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一日に必要なエネルギー(カロリー)量ってどのくらい?


続いて厚生労働省による、日本人の食事摂取基準(2015版)のデータより、成人の標準的なカロリー・栄養素の摂取量について確認してみます。
同データでは、男女それぞれ、身体活動レベルに応じた一日に必要なカロリー量を以下のように表しています。
 

【身体活動レベルに応じた一日に必要なカロリー量】

男性

女性

身体活動レベル

低い

ふつう

高い

低い

ふつう

高い

18~29(歳)

2300

2650

3050

1650

1950

2200

30~49(歳)

2300

2650

3050

1750

2000

2300

50~69(歳)

2100

2450

2800

1650

1900

2200

(注)厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2015年版)より
 

また、同データより、主な栄養素の一日の摂取目標値を考えると、以下のようになります。

 

【主な栄養素の一日の摂取目標量 (g/日、18~69歳)】

男性

女性

タンパク質

60

50

脂質

74

56

炭水化物

381

288

食塩相当量

8未満

7未満

(注)タンパク質は厚生労働省の食事摂取基準による推奨量、食塩相当量は目標量。脂質、炭水化物につては、食事摂取基準による総エネルギーに対する割合の目標量よりシミュライズが推計した値。なお、脂質1gは体内で9kcalと想定、炭水化物1gは体内で4kcalと想定。
 

これらの必要量・目標値と、牛丼、ハンバーガー、ラーメンセット、それぞれの数値を男女別に比べると、以下のようになります。
 

【各メニューの含有量の、食事摂取基準による一日の必要量・目標量に対する割合(男性)】

 

カロリー

タンパク質

脂質

炭水化物

食塩相当量
(上限値)

牛丼セット

27%

37%

33%

26%

56%

ハンバーガーセット

43%

51%

74%

35%

43%

ラーメンセット

40%

77%

59%

30%

129%

 

【各メニューの含有量の、食事摂取基準による一日の必要量・目標量に対する割合(女性)】

カロリー

タンパク質

脂質

炭水化物

食塩相当量
(上限値)

牛丼セット

36%

44%

44%

35%

64%

ハンバーガーセット

58%

62%

98%

47%

49%

ラーメンセット

53%

92%

78%

40%

147%

(注)各セットメニューのカロリー・栄養素の含有量が、厚生労働省の食事摂取基準による一日の必要量・目標値(一部シミュライズによる想定を含む)に対してどの位の割合を占めるかを示すもの

 

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ハンバーガーセットは、男性の一日の必要カロリー摂取量の43%、女性の量の58%にも達することが確認できます。 また、脂質についても男性の一日の目標量の74%、女性の場合は98%と、昼食だけでほぼ一日分を賄ってしまうことになります。
 

ラーメンセットの場合には、タンパク質の量が多く、男性の一日目標量の77%、女性の92%、となっています。また、食塩については、1日の目標値を遥かに超えた量を摂取してしまうことになります。
 
牛丼セットの場合には、一日の目標摂取量からみると、タンパク質、脂質、炭水化物ともに相対的にはバランスの良い食事となっています。ただし、こちらも食塩相当量が男性で一日の目標値の56%、女性で64%と多くなっていることには注意が必要です。

 
 

食べ続けるとお金とカロリーはどのくらい違う?


では、牛丼、ハンバーガー、ラーメンを週一回、20歳から60歳まで40年間食べ続けたと仮定して、お金とカロリーがどのくらい違ってくるのかを確認してみましょう。 なお、価格、栄養価等は現状と変わらないものと仮定します。
 

【40年間週一回食べ続けた場合の価格・カロリー・栄養素の量】

価格
(円)

カロリー
(kcal)

タンパク質
(g)

脂質
(g)

炭水化物
(g)

食塩相当量
(g)

牛丼 並盛+生野菜+味噌汁

1,020,000

1,424,000

44,400

48,600

201,200

9,000

ビックマックMセット

1,100,000

2,302,000

61,600

109,400

268,000

6,800

醤油らーめん『司』+ギョーザ

1,554,000

2,126,000

92,000

87,200

227,800

20,600

 
厚生労働省による一日のカロリー・栄養素の摂取目標量との比較で比較的バランスの良かった牛丼セットと比べ、ハンバーガーを食べ続けた場合には、40年間で価格の差は8万円とほとんどないものの、カロリーの差は何と、878,000kcalにもなります。 これは、平均的な男性の必要カロリー量の331日分、女性の439日分と相当に大きな差です。
 

一方、ラーメンセットを食べ続けた場合には、牛丼との比較で、価格差は53万円、カロリー摂取量もの差も702,000kcal (平均的男性必要カロリー量の265日分、女性の351日分)とともに大きくなります。
 

また、特にハンバーガーの場合には、牛丼と比べ、脂質の量が40年間で60,800gも多くなります。 これは、男性の食事摂取基準の821日分、女性の1,085日分にも相当し、何年分もの量の脂質を余計に採ることになります。ハンバーガー大好きな方は、他の食事で相当に気をつける必要がありそうです。
 

更に、ラーメンセットの場合には、最も少ないハンバーガーセットとの比較で、13,800gも多くの食塩を摂取することになります。 これは、成人男性の摂取基準の1,725日、女性の1,971日分にも相当します。ラーメン好きの方は、他の食事でうす味を心掛けるなど、高血圧や胃がんなどの病気にも気を付ける必要あるでしょう。

 

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