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【景気】【支出】全国百貨店売上・チェーンストア販売、3月は前年の駆け込み特需の影響もあり、大きく落ち込む

日本百貨店協会が21日発表の3月の全国百貨店売上高は 5,441 億円となり、前年同月比でマイナス19.7%と、2月に消費税増税後初めて前年実績を上回ったものの、再びマイナス圏となりました。

 

3月は、前年の増税前駆け込み需要による高い伸びの影響と、休日が前年比で2日少ないこともあり、大幅なマイナスです。

 

【全国百貨店売上高 前年比増減率の推移】

DepartmentStore 201504-1

(注)日本百貨店協会データよりシミュライズ作成。店舗数調整ベース。

 

ただし、特殊要因を除く一昨年との比較では0.6%のプラスを確保しており、インバウンド効果などもあって大都市圏では徐々に明るさが見えてきている状況です。

 

 

【全国百貨店売上高 商品別の前年比増減率】

DepartmentStore 201504-2

 

主要品目では、食料品がマイナス5.7%、食堂・喫茶がマイナス6.4%と比較的小幅な減少と健闘しているものの、その他の品目は大きなマイナス、特に美術・宝飾・貴金属がマイナス44.9%と目立っています。

 

続いて、3月のチェーンストア販売統計を確認してみましょう。

 

日本チェーンストア協会の発表によると、既存店ベースで前年同月比 マイナス8.6%と、こちらも12 か月連続前年割れと落ち込みました。畜産品などが好調に推移した食料品はマイナス2.9%と比較的小幅な落ち込みだったものの、衣料品、住関品などは前年の駆け込み需要の影響で大幅な落ち込みとなり、日々のお買いものの多いスーパーでは個人消費がまだまだ弱い状態がつづいています。

 

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業60社、約9,300店舗の販売額を集計しており、2月の総販売額は1兆978億円と既存店調整前でも前年割れとなっています。会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

 

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【チェーンストア販売統計-販売総額・前年同月比変化率の推移】

ChaintStore 201504-2

 

(注)日本チェーンストア協会資料よりシミュライズ集計

 

続いて、部門別に見てみましょう。 

 

 【チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率】

ChainStore 201504-2

 (注)日本チェーンストア協会資料よりシミュライズ集計。前年同月比変化率は既存店ベース。

 

食料品は牛肉、豚肉などの畜産品の動きが良く、一部の野菜や惣菜などがよかったことを受け、マイナス幅は2.9%と小くなっています。但し、衣料品は前年比マイナス13.3%、住関品はマイナス19.2%と大幅なマイナスを記録しました。

 

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