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【運用】エネルギーバスケット(ID10017)説明 原油価格底値からの回復はあるのか?

エネルギーバスケット

2014年は原油価格が大幅に下がり、WTIスポットは40ドル台まで下落した。シェールガス技術により従来の原油産出国の勢力図も変化してきていた。米国は原油輸入国であったが、シェールガスの開発が進み、原油輸出国へとなったことで、中東諸国は米国を中心としたシェールガスというライバルを抑え込む必要ができ、低価格戦略をとることで、原価の高い、シェールガスを窮地に陥れる意図が働いたようである。しかし依然として新興国では原油需要は高く、原油価格の低下は原油輸入国の景気に大きなプラスをもたらし、景気回復を通じて、原油需要が高まり、価格が上昇への一途をたどるというのが、中東、OPECのシナリオなのかもしれない。急落の後の原油動向に注目したい。

 

シミュライズでは色々な切り口から銘柄を選択し、100万円相当の株式バスケットを組成してそのパフォーマンスを日次で株式バスケットコーナーご報告しています。NISAで株式投資を始める方や、ベテランの方までトレードの参考にしていただければと思います。

 

【エネルギーバスケットのパフォーマンス】

銘柄コード 銘柄名 2015/3/10 2014/12/30 2014/9/30
1605 国際石油開発帝石(株) 86.32 82.75 95.30
1662 石油資源開発(株) 90.56 87.46 96.89
8031 三井物産(株) 103.19 99.60 106.23
1671 WTI原油価格連動型上場投信 56.99 66.10 95.20
1606 日本海洋掘削(株) 69.97 74.10 84.77
平均値   81.48 82.05 95.71

 

WTIの動向
原油の動向を先ず見てみよう。

 

原油価格推移20150310

 

一時140ドルを超えるまでいったWTI価格だが、2000年ころのレベル20ドル台にも到達しそうな勢いを感じる。

「急激に上がったものは急激に下がる。急激に下げたものはある程度急に上げ返す。」ルールで、どこかでは返してくるでしょう。

 

2原油価格推移20150310

 

最近は低位安定しており、50ドル近辺で低迷している。今後の動向を見守る必要があるが、大幅な下落はしにくくなっているようだ。

100ドルまでに戻ることはないものの、景気が上向けばまだ需要は高いとみる。 

 

原油産出国

1日あたりの原油産出量の多い国ランキングを見ておこう。

 

1日あたりの原油の生産量の多い国
順位 国名 生産量(バレル)
1 サウジアラビア 1,152.5万
2 ロシア 1,078.8万
3 アメリカ合衆国(米国) 1,000.3万
4 中華人民共和国(中国) 418万
5 カナダ 394.8万
6 アラブ首長国連邦(UAE) 364.6万
7 イラン 355.8万
8 イラク 314.1万
9 クウェート 312.6万
10 メキシコ 287.5万
日本(注) 1.2万

出典:外務省(注)(経済産業省 資源エネルギー統計2013より算出)

 シェールガスの開発により米国のシェアは上昇しており、勢力図は変わりつつある。OPEC諸国、ロシア、米国の3勢力のバランスになっている。

米国からの石油輸出が増加している。2013 年の輸出量は、石油製品が 2000 年の 3.5 倍、原油も 2008 年の 4 倍に拡大した。

背景にはシェールオイル(タイトオイル)の増産による国産原油の供給増加とカナダで増産されたオイルサンド由来原油の対米輸出増加という2種類の非在来型原油の増産が関わっている。

 

 

 

 

日本国内需要

【原油輸入量】

2015年1月の原油輸入量は1,720万kl、前年同月比87.3%と3ヶ月連続して前年を下回った。輸入量の多い順にみると、

  • (1)サウジアラビア(523万kl、前年同月比93.5%)
  • (2)アラブ首長国連邦(430万kl、同106.5%)
  • (3)ロシア(180万kl、同113.8%)
  • (4)カタール(171万kl、同64.0%)
  • (5)クウェート(126万kl、同69.9%)となっている。

 なお、今月の中東依存度は80.3%、前年同月に比べ2.9ポイント減と3ヶ月連続して前年を下回った。

【燃料湯生産】

燃料油の生産は1,652万kl、前年同月比95.7%と3ヶ月連続して前年を下回った。油種別にみると、軽油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。

 

出典:経済産業省 石油統計速報

シミュライズでは定期的に原油の需要や輸入量についてアップデートしていきたい。 

 

 

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バスケットの種類

テーマ・フォーカス

 

設定日

2014年6月22日

 

銘柄構成

バスケットは以下の5つの銘柄を選択しています。

ほぼ同金額を均等に割り振っています。

 

【バスケットの構成銘柄】

銘柄コード 銘柄名
1605 国際石油開発帝石(株)
1662 石油資源開発(株)
8031 三井物産(株)
1671 WTI原油価格連動型上場投信
1606 日本海洋掘削(株)

 

4銘柄は会社ですが、1つは上場投信です。

 

配当利回りの状況

 2015年3月時点での配当利回り、ROA等は以下のようになっています。WTI原油価格連動型上場投信は対象外です。

 

コード 市場 名称 配当利回り 1株配当 PBR ROE ROA 総資産経常利益率
1605 東証1部 国際石油開発帝石(株) 1.31% 18.00円  0.66倍 6.97% 4.80% 19.60%
1662 東証1部 石油資源開発(株) 1.31% 50.00円  0.48倍 7.21% 4.88% 7.39%
8031 東証1部 三井物産(株) 3.83% 64.00円  0.67倍 12.47% 3.96% 4.26%
1671 東証ETF WTI原油価格連動型上場投信 —% —円 —倍 —% —% —%
1606 東証1部 日本海洋掘削(株) 0.61% 25.00円  1.19倍 11.43% 6.47% 13.01%

 

株価は不調ですが、配当は4社とも実施し、三井物産は3.83%と高配当を維持しています。

 

パフォーマンス

最終更新日 2015/3/10

日次の最新のパフォーマンスはシミュライズのフロント画面から見ていただけます。 

 

 【パフォーマンス】 設定日を100として現在の株価をインデクス化

銘柄コード 銘柄名 2015/3/10 2014/12/30 2014/9/30
1605 国際石油開発帝石(株) 86.32 82.75 95.30
1662 石油資源開発(株) 90.56 87.46 96.89
8031 三井物産(株) 103.19 99.60 106.23
1671 WTI原油価格連動型上場投信 56.99 66.10 95.20
1606 日本海洋掘削(株) 69.97 74.10 84.77
平均値   81.48 82.05 95.71

 

 全体の平均が81.48と100万円に対して18万5200円の損失がでています。原油価格の下落に合わせて下落をしています。

三井物産はエネルギーの依存度は高いですが、総合商社で他のビジネスラインの伸びでエネルギーの不振をさせる形で、株価も100以上を維持しています。

 

【設定来のエネルギーバスケットの推移】

 原油20150310

(図は2015年3月10日までの状況) 

 

ほぼすべての銘柄が下落してきたが、 特に原油価格の下落が大きい。

 

 

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