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【人生設計】【年金】 厚生年金保険料が2017年まで毎年増額されるの知っていますか。将来の資産額へのインパクトは?

会社員としてお勤めの方は通常、厚生年金保険に加入し、毎月の給与や賞与から厚生年金保険料が控除されていることと思います。 認識されている方もいらっしゃるかもしれませんが、2004年の年金改革により、この厚生年金の保険料率は2017年まで毎年9月に増額改定されることとなっています。

 

昨年9月までは、会社負担分と合わせて標準報酬月額の17.12%(個人負担分は8.56%)だった厚生年金保険料が、10月支払い分からは、17.828%(個人負担分8.914%)に増額されます。 今後も2017年までは、下記のような料率で増額されていることが既に決まっています。

 

【厚生年金保険料の今後の引き上げスケジュール】

全額 折半額
2013年9月~ 17.120% 8.560%
2014年9月~ 17.474% 8.737%
2015年9月~ 17.828% 8.914%
2016年9月~ 18.182% 9.091%
2017年9月~ 18.300% 9.150%

(注)一般の被保険者分。 各年、10月納付分から適用

 

NenkinHokenryoPics

 

シミュライズでは人生設計において、原則として現状の税制・社会保険制度が将来も続くとしており、これまでは現状の厚生年金保険料をもとにシミュレーションをおこなっていました。今回、2017年までの料率改定をシミュレーションに反映するように変更していますので、この影響について確認しておきたいと思います。

 

 

2017年までの厚生年金保険料率の増額改定のシムラーへのインパクトを見てみよう


シミュライズでは、さまざまなシムラー(住人)が登録されています。 その中の何人かについて、2017年までの厚生年金保険料率の増額改定による将来資産額の変化を実際に見てみましょう。

 

 M10000001岩田 真司

まず、出版社に勤めている岩田 真司さん(37歳、既婚、年収820万円)。
今回の変更反映前の65歳時、85歳時点の貯蓄結果は

65歳資産額 3,182万円
85歳資産額 1,148万円

 

2017年までの厚生年金保険料率の増額改定を反映した後のシミュレーション結果は

65歳資産額 3,082万円
85歳資産額 1,037万円

 

その差は、

65歳資産額 ‐100万円
85歳資産額 ‐111万円

となります。
 

岩田 真司さんの人生データについては、岩田 真司さんの情報からご覧いただけます。

 

M10000013相沢 直樹-
 続いてもう一人、相沢 直樹(41歳、既婚、年収1,260万円、金融資産1,280万円)さんを見てみましょう。

 2017年までの厚生年金保険料率の増額改定を反映後の資産額と増額によるインパクトは、下記のようになりました。

資産額 保険料増額インパクト
65歳資産額 5,890万円 ‐77万円
85歳資産額 1,120万円 ‐93万円

相応の影響があることがわかります。相沢 直樹さんの人生データは相沢 直樹からご確認ください。

 

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年齢や年収による影響の違い


つづいて、2017年までの厚生年金保険料率の増額改定の影響が、年齢や年収によってどのように違ってくるのかみてみましょう。
ここでは、シミュライズに登録されている1万人以上のシムラー(住人)のうち、本人が会社員である約6,000人について分析集計をしています。

 

【2017年までの厚生年金保険料率の増額改定のインパクト-年齢層別の影響の違い】
NenkinInpact_Age2

厚生年金保険料率が2017年まで段階的に、本人負担分として合計約0.5%上昇することによって、将来の資産額が平均的にどのくらい減少するのかを年齢別にみたものです。 20代では平均的に、90万円~100万円程度、40代では40万円~60万円程度の将来資産減少がある結果となっています。

 

当然ながら、将来の想定も含んだ本人の年収にもよりますが、年齢が若い世代ほど年金保険料を支払う期間が長期にわたるため、資産額へのインパクトが大きいことがわかります。

 

【2017年までの厚生年金保険料率の増額改定のインパクト-本人年収別の影響の違い】

 NenkinInpact_Nenshu3

 

続いて、2017年までの厚生年金保険料率の増額改定により、将来の資産額が平均的にどのくらい減少するのかを本人年収別にみたものです。 ここでは年齢を考慮していませんが、年収が1,000万程度までは、年収が増えるほど、徐々に影響が大きくなっていることがわかります。

 

一方、それ以上の年収では影響度は横ばい、1,500万円超の年収帯では資産の減少幅が小さくなっています。 これは、高額年収帯は相応に年齢が上の世代が多く、年金保険料を支払う残りの期間が短いことによると思われます。 

 

【2017年までの厚生年金保険料率の増額改定のインパクト-年齢層・家計年収帯別の影響】
NenkinInpact_AgeAndNenshu3

年齢と年収により影響の違いをより分かり易くみるために、最後に年齢層別に、年収に応じた平均的な減少幅をグラフ化しています。 20代では、年収により、100万円~160万円くらいのインパクト、30代でも高額年収帯では100万円を超える資産額へのインパクトがあることが確認できます。当然ながら、各家庭の実際の金融資産額、収入、支出特性によって影響幅は異なりますが、全体の傾向をつかむことができます。

 

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