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【運用】景気循環バスケット 景気と共に上下動する傾向のある株式 アベノミクスの波に乗れるか?

シミュライズでは色々な切り口から銘柄を選択し、100万円相当の株式バスケットを組成してそのパフォーマンスを日次で株式バスケットコーナーご報告しています。NISAで株式投資を始める方や、ベテランの方までトレードの参考にしていただける情報です。

 

景気循環とは

景気循環とは何か?景気循環とは景気(経済活動の状況)が良くなったり悪くなったりするのにある局面、周期があり、考え方が多数ある。

  • 2局面で捉える方法⇒内閣府の捉え方
  1. 拡張局面(好況)
  2. 後退局面(不況)
  • 4局面で捉える方法
  1. 回復
  2. 好況
  3. 後退
  4. 不況

いずれにしてもこの景気の循環に沿うように、株価が変動するものを狙って投資をしていこうというものである。多くの株は景気拡大期に上昇し、縮小期、停滞期に下落するが、小型株のように周期が違っていたり、極端に遅れたり、といったものが存在します。

株式市場において、景気の変動によって上昇したり下落したりする銘柄をシクリカル銘柄(景気敏感株)とよび、この景気周期を図りながら売買を行い収益を上げることができます。ここではそのシクリカルな銘柄をいくつかピックアップし、バスケットを構成しました。それをインデクス化して毎日公表しています。シクリカル企業は、鉄鋼や化学、非鉄のような素材メーカーをさすことが多く、差別化のできない、コモディティ製品を扱う産業です。特色を持った製品を作る企業ではないため、景気と連動した需要にほぼ連動して売上が決まるような企業群です。
今回はそいう言った産業のリーダーたちを5社選出した。

 

【景気循環バスケットのパフォーマンス】 2014年6月22日からのパフォーマンスになります。

銘柄コード 銘柄名 2015/3/10 2014/12/30 2014/9/30
9101 日本郵船(株) 120.07 114.38 96.66
5401 新日鐵住金(株) 96.66 91.46 86.50
5713 住友金属鉱山(株) 113.18 111.73 95.31
8035 東京エレクトロン(株) 123.23 129.34 100.41
5711 三菱マテリアル(株) 116.95 115.52 102.01
平均値   114.00 112.47 96.17

 

【投資開始からのパフォーマンスの推移】 すべての銘柄を2014年6月22日における株価を100としてトレースしています。
景気循環株20150310

 (2015年3月10日現在のパフォーマンスチャート)

 

 

内閣府の景気循環

内閣府経済社会総合研究所では,景気循環の局面判断や各循環における経済活動の比較などのため,主要経済指標の中心的な転換点である景気基準日付(山・谷)を設定しています。2局面、拡張と後退で周期を判断しています。

現在定義されている最後の平成24年11月までなので、アベノミクスがどのように判断されるかはかなり後になってその循環が定義されることになるので過去のことはわかっても将来、あるいは今の指標として使えるものではないようです。

 

景気基準日付
循環 期間 (参考)四半期基準日付
拡張 後退 全循環
第1循環 昭和26年6月
(1951年6月)
昭和26年10月
(1951年10月)
4ヵ月 昭和26年4-6月
(1951年4-6月)
昭和26年10-12月
(1951年10-12月)
第2循環 昭和26年10月
(1951年10月)
昭和29年1月
(1954年1月)
昭和29年11月
(1954年11月)
27ヵ月 10ヵ月 37ヵ月 昭和29年1-3月
(1954年1-3月)
昭和29年10-12月
(1954年10-12月)
第3循環 昭和29年11月
(1954年11月)
昭和32年6月
(1957年6月)
昭和33年6月
(1958年6月)
31ヵ月 12ヵ月 43ヵ月 昭和32年4-6月
(1957年4-6月)
昭和33年4-6月
(1958年4-6月)
第4循環 昭和33年6月
(1958年6月)
昭和36年12月
(1961年12月)
昭和37年10月
(1962年10月)
42ヵ月 10ヵ月 52ヵ月 昭和36年10-12月
(1961年10-12月)
昭和37年10-12月
(1962年10-12月)
第5循環 昭和37年10月
(1962年10月)
昭和39年10月
(1964年10月)
昭和40年10月
(1965年10月)
24ヵ月 12ヵ月 36ヵ月 昭和39年10-12月
(1964年10-12月)
昭和40年10-12月
(1965年10-12月)
第6循環 昭和40年10月
(1965年10月)
昭和45年7月
(1970年7月)
昭和46年12月
(1971年12月)
57ヵ月 17ヵ月 74ヵ月 昭和45年7-9月
(1970年7-9月)
昭和46年10-12月
(1971年10-12月)
第7循環 昭和46年12月
(1971年12月)
昭和48年11月
(1973年11月)
昭和50年3月
(1975年3月)
23ヵ月 16ヵ月 39ヵ月 昭和48年10-12月
(1973年10-12月)
昭和50年1-3月
(1975年1-3月)
第8循環 昭和50年3月
(1975年3月)
昭和52年1月
(1977年1月)
昭和52年10月
(1977年10月)
22ヵ月 9ヵ月 31ヵ月 昭和52年1-3月
(1977年1-3月)
昭和52年10-12月
(1977年10-12月)
第9循環 昭和52年10月
(1977年10月)
昭和55年2月
(1980年2月)
昭和58年2月
(1983年2月)
28ヵ月 36ヵ月 64ヵ月 昭和55年1-3月
(1980年1-3月)
昭和58年1-3月
(1983年1-3月)
第10循環 昭和58年2月
(1983年2月)
昭和60年6月
(1985年6月)
昭和61年11月
(1986年11月)
28ヵ月 17ヵ月 45ヵ月 昭和60年4-6月
(1985年4-6月)
昭和61年10-12月
(1986年10-12月)
第11循環 昭和61年11月
(1986年11月)
平成3年2月
(1991年2月)
平成5年10月
(1993年10月)
51ヵ月 32ヵ月 83ヵ月 平成3年1-3月
(1991年1-3月)
平成5年10-12月
(1993年10-12月)
第12循環 平成5年10月
(1993年10月)
平成9年5月
(1997年5月)
平成11年1月
(1999年1月)
43ヵ月 20ヵ月 63ヵ月 平成9年4-6月
(1997年4-6月)
平成11年1-3月
(1999年1-3月)
第13循環 平成11年1月
(1999年1月)
平成12年11月
(2000年11月)
平成14年1月
(2002年1月)
22ヵ月 14ヵ月 36ヵ月 平成12年10-12月
(2000年10-12月)
平成14年1-3月
(2002年1-3月)
第14循環 平成14年1月
(2002年1月)
平成20年2月
(2008年2月)
平成21年3月
(2009年3月)
73ヵ月 13ヵ月 86ヵ月 平成20年1-3月
(2008年1-3月)
平成21年1-3月
(2009年1-3月)
第15循環 平成21年3月
(2009年3月)
平成24年4月
(2012年4月)
(暫定)
平成24年11月
(2012年11月)
(暫定)
37ヵ月 7ヵ月 44ヵ月 平成24年4-6月
(2012年4-6月)
(暫定)
平成24年10-12月
(2012年10-12月)
(暫定)

 

 

 

 

景気循環の例

経済学上定義されている景気の波は以下のようなものがあり、景気のサイクルで短いものから長いもの順で並べると以下のような順序になります。

  • キチン循環 : 約40ヶ月の比較的短い周期の循環。短期波動とも呼ばれる。企業の在庫変動に起因するサイクル。
  • ジュグラー循環 : 約10年の周期の循環。中期波動とも呼ばれる。企業の設備投資に起因するサイクル。
  • クズネッツ循環 : 約20年の周期の循環。建設需要に起因するサイクル。
  • コンドラチェフ循環 : 約50年の周期の循環。長期波動とも呼ばれる。技術革新に起因するサイクル

内閣府の行っている景気循環の定義だとキチン循環の波動の周期に近く、企業の在庫変動に起因するサイクルであるといえそうです。

 

シクリカルな業種

 ではシクリカルな業種とはどんな業種があるでしょうか?

基本的には素材産業、コモディティ産業を選んでいけばよいのですが、以前は差別化商品であったとしても、コモディティ化することもあります。半導体やいまやコンピュータもコモディティ化しつつあります。

鉱業、鉄鋼、化学、非鉄金属、海運業、繊維製品、石油石炭製品、金属製品、パルプ・紙、ゴム製品に属する企業はシクリカルな企業が多い業種と言えそうです。

 

バスケットの種類

業種選択

 

設定日

2014年6月22日

 

銘柄構成

バスケットは以下の5社を選択しています。

ほぼ同金額を均等に割り振っています。

 

【バスケットの構成銘柄】

銘柄コード 銘柄名
9101 日本郵船(株)
5401 新日鐵住金(株)
5713 住友金属鉱山(株)
8035 東京エレクトロン(株)
5711 三菱マテリアル(株)

 

上3つは金融グループでない独立系が3つと野村と三井住友を組み込んでいます。 

  • 日本郵船(株) : 国際的な海上輸送事業を中心とした総合物流事業およびバルク・エネルギー輸送事業などの事業を展開
  • 新日鐵住金(株) : 製鉄、エンジニアリング、化学、新素材、システムソリューションの各事業
  • 住友金属鉱山(株) : 資源開発、非鉄金属製錬業、電子材料・機能性材料の製造、その他 
  • 東京エレクトロン(株) : 半導体製造装置事業、FPD製造装置事業 パソコン、携帯電話など、デジタル製品の基幹部品である半導体。その生産に不可欠な半導体製造装置を幅広く取り揃え、世界の半導体メーカーに、優れた技術サポートと共に提供
  • 三菱マテリアル(株) : 非鉄金属・セメントなどの基礎素材から、金属加工・アルミ缶製造、半導体関連・電子製品、エネルギー・環境ビジネス。「ユニークな技術により、地球に新たなマテリアルを創造し、循環型社会に貢献するNo.1企業集団」

 

 

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配当利回りの状況

 2015年3月時点での配当利回り、ROA、ROEは以下のようになっています。三菱マテリアルのみROE10%を以上を記録しています。

 

コード 市場 名称 配当利回り 1株配当 PBR ROE ROA 総資産経常利益率
9101 東証1部 日本郵船(株) 1.66% 6.00円  0.80倍 4.82% 1.33% 2.35%
5401 東証1部 新日鐵住金(株) 1.57% 5.00円  1.01倍 9.56% 3.43% 5.10%
5713 東証1部 住友金属鉱山(株) 2.65% 48.00円  1.00倍 9.54% 5.49% 7.82%
8035 東証1部 東京エレクトロン(株) —% —円  2.57倍 -3.31% -2.42% 4.42%
5711 東証1部 三菱マテリアル(株) 2.01% 8.00円  1.03倍 12.19% 2.93% 4.28%

 

まだまだ厳しい戦いが続いています。

 

パフォーマンス

最終更新日 2015年3月10日

 

 【パフォーマンス】 設定日を100として現在の株価をインデクス化

銘柄コード 銘柄名 2015/3/10 2014/12/30 2014/9/30
9101 日本郵船(株) 120.07 114.38 96.66
5401 新日鐵住金(株) 96.66 91.46 86.50
5713 住友金属鉱山(株) 113.18 111.73 95.31
8035 東京エレクトロン(株) 123.23 129.34 100.41
5711 三菱マテリアル(株) 116.95 115.52 102.01
平均値   114.00 112.47 96.17

 

【説明】 2014年6月22日からのパフォーマンスは全体の平均が114万円。つまり100万円投資をして14万円の利益がでています。

新日鐵住金のみ損失を出しています。(96.66)

他のバスケットと比してあまり高いパフォーマンスとは言えません。

 

 

【設定来の回復期待バスケットの推移】

 回復期待20150305

(図は2015年3月10日までの状況) 

 

イベント

バスケット内の企業に大きなイベントがあるとここに記載していきます。

 

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