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【人生設計】【運用】金融資産の将来の運用利回りが低下すると、65歳までにどのくらいインパクトあるの?

人生設計においては、保有している金融資産、および、毎年の収入と支出額の差からくる貯蓄額との合計が、将来にわたって一定の利回りで運用されていくとしてシミュレーションをするのが通常です。シミュライズでは、この金融資産の想定運用利回りについて、これまでデフォルト設定値(初期設定値)を0.5%としていました。 今回これを0.1%低下させ0.4%としてシミュレーションを行っています。

 

ここでは、シミュライズに登録されているシムラー(シミュライズの住人)のシミュレーションデータをもとに、金融資産の将来の想定運用利回りが0.5%から0.4%に低下した場合にどのくらいの影響がでてくるのかを確認しておきたいと思います。

 

なお、シミュライズの人生設計では、この想定運用利回りとしてデフォルト値(初期設定値)を用いずに、ご自身で任意の利回りを設定してシミュレーションを行うことができるようになっています。 今回、自身で値を設定している(デフォルト値を使用していない)シムラーについては運用利回りの変更はおこなっておりません。

 

 

金融資産の想定運用利回りについて


人生設計において金融資産の将来の運用利回りの想定をどの程度とするかについては、さまざまな考え方があります。 シミュライズでは、株式投資や外国債券投資などに比べ安全性が高い運用とされる日本国債の利回り(10年物金利)を参考にして、現時点ではデフォルト値(初期設定値)を設定しています。 

 

下記グラフは、2013年1月以降の日本国債10年物と2年物の利回りの変化を示しています。(2年物金利は参考として表示しています)
10年金利は2014年なかばには、ざっくりと0.5%をはさんだレンジでの推移がつづいていました。 2014年終盤から今年に入り、大きく低下し一時0.2%割れの水準まで進み、その後は一転上昇、このところ変動幅が大きくなっています。

 

今回は、この10年物金利の0.4%付近への低下をうけて、デフォルト値を0.5%から0.4%に変更しています。

 

JGB Yields 201502

 

想定運用利回りが0.1%低下したときのシムラーへのインパクトを見てみよう


シミュライズでは、さまざまなシムラー(住人)が登録されています。 その中の何人かについて、想定運用利回りが0.1%低下することによる将来資産額の変化を実際に見てみましょう。

 

M10000019市川 剛

まず、自衛隊員の市川 剛 さん(38歳、既婚、年収740万円、現在の金融資産610万円)。
金融資産の想定運用利回りが0.5%としたときの65歳時、85歳時点の貯蓄結果は

65歳資産額 4,791万円
85歳資産額 4,176万円

 

想定運用利回りを0.1%低い0.4%としたときシミュレーション結果は

65歳資産額 4,706万円
85歳資産額 3,991万円

 

その差は、

65歳資産額 ‐85万円
85歳資産額 ‐185万円

となります。
 

市川 剛さんの人生データについては、市川 剛さんの情報からご覧いただけます。

 

M10000013相沢 直樹-
 続いてもう一人、相沢 直樹(41歳、既婚、年収1,260万円、金融資産1,280万円)さんを見てみましょう。

 想定運用利回りを0.1%低い0.4%としたときの相沢さんの資産額と、増税によるインパクトは、下記のようになりました。

資産額 利回り変化インパクト
65歳資産額 5,969万円 ‐91万円
85歳資産額 1,213万円 ‐173万円

相応の影響があることがわかります。相沢 直樹さんの人生データは相沢 直樹からご確認ください。

 

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年齢や年収による影響の違い


つづいて、金融資産の想定運用利回りの低下の影響が、年齢や年収によってどのように違ってくるのかみてみましょう。
ここでは、シミュライズに登録されている1万人以上のシムラー(住人)の分析をしています。

 

【想定運用利回りが0.5%から0.4%に低下することのインパクト-年齢層別の影響の違い】

AssetChange20150227 age

 

金融資産の将来の想定運用利回りが0.1%低下することによって、将来の資産額が平均的にどのくらい減少するのかを年齢別にみたものです。 若い世代ほど将来にわたっての運用期間が長いことから影響が大きくなっていることがわかります。

 

想定運用利回りが0.5%から0.4%に低下することのインパクト-世帯年収別の影響の違い】
AssetChange20150227 income

金融資産の将来の想定運用利回りが0.1%低下することによって、将来の資産額が平均的にどのくらい減少するのかを世帯年収別にみたものです。 年収が1,000万を超えるあたりから、年収が増えるほど、影響が大きくなっていることがわかります。これは、年収が増えるにしたがって、毎年の収入と支出の差として生まれる貯蓄額が多くなり、運用できる金融資産の額が膨らむことの影響だと考えられます。

 

想定運用利回りが0.5%から0.4%に低下することのインパクト-現在の金融資産額別の影響の違い】
AssetChange20150227 asset

続いて、現時点の金融資産額による影響の違いをみてみます。当初想像していた結果と異なり、現時点の貯蓄額の違いでは、あまりはっきりした傾向は見えません。これは、将来にわたり運用していく金融資産が、現時点の貯蓄金額というよりはむしろ、将来にかけて毎年(収入と支出の差として)貯められていく金額の方が大きいことが背景だと考えられます。

 

想定運用利回りが0.5%から0.4%に低下することのインパクト-年齢層・家計年収帯別の影響】
AssetChange20150227 age income

最後に年齢層別に、家計年収に応じた平均的な減少幅をみています。 当然ながら、各家庭の実際の金融資産額、収入、支出特性によって影響幅は異なりますが、全体の傾向をつかむことができます。 

 

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