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【借入】無意識に借りている国の借金「国債」とそれを支える日銀買入の動向

国債や借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」の残高が2014年12月末時点で1029兆9205億円と財務省が発表した。

前年度末比で49,637億円(4.9兆円)の借金が増加した。この借金だれが買っているのか?

金融機関が買ってきたのですが、今は日銀が主役で買い入れています。

 

 

長期国債の買入の状況は以下のようになっています。億円ベースで数字がわかりにくいですが、2015年1月末で210兆5532億円まで買ってきています。

発行残高が約1030兆円ですから、20%近くを日銀が保有していることになります。景気を刺激するために日銀が国債を買ってくれる結果、その分お金が市場にばらまかれます。

その結果マネタリーベースが増加しています。

 

マネタリーベースとは、「日本銀行が供給する通貨」のことです。具体的には、市中に出回っているお金である流通現金(「日本銀行券発行高」+「貨幣流通高」)と「日銀当座預金」の合計値です。

マネタリーベース=「日本銀行券発行高」+「貨幣流通高」+「日銀当座預金」

難しいことはおいていてお金がより多く市場に出回るということです。

借金が多くて困っているところに、さらに借金をして、より多くの現金を財布にいれるようなことをしています。

 JGBBALANCE201412

オレンジ色が国債の残高ですが、2000年のことから増え続け、近年は加速度的に増加しています。

 

【日銀の主要な資産の残高】

種類 2015年1月 前年同月比 前年同月比
長期国債 210.6 63.6 43%
CP 2.2 -0.1 -4%
社債 3.3 0.1 3%
ETF 4.0 1.4 52%
REIT 0.2 0.0 29%

 そこで日銀の残高を見てみると、上記のようになっており、長期国債は210兆で前年から見ると63.6兆円も増加しています。

他の資産であるETFやREITも増加しています。

金額はまだ小さいですが、ETFについては前年対比52%増、REITは29%増でETFは4.0兆円まで来ています。

 

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【ETFとREITの増加】

ETFREIT  

 ETFが左軸、REITが右軸で単位は億円です。

ETFはインデクスが主だと思いますが、1.4兆円増加し4.0兆円まで増えてきており、ETFも額は小さいですが、コンスタントに増加しています。

 

【国債の金利】

 JGB1

日銀の買入によって金利は低下を続けてきましたが、今年に入り、消費税の延期による国債の格付けの低下、ギリシャの問題の再燃で

安全資産としての日本国債に対する信頼度もやや揺らいできており、金利の上昇の動きがまだ小さいですが、見え始めました。

 

JGB2

 

家計でもそうですが、借金は上手に返済を勧めながら、日常の生活でしっかり給料(お金)を稼いで、そのお金で暮らす。

借金の必要なときは特別な状況になったときだけに限るというのが普通ですよね。

お金をがんがん子供や未来の子孫から借りて、そのお金でものやサービスを買っているのが日本の状況です。

その借金は国民一人当たり800万円を超えているのです。

 

800万円を30年で元利均等、金利1%(固定)で借り入れると、返済金額は月額25,731円でかなり負担感はありますね。。。

 

 

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