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【景気】【支出】コンビニエンスストア12月売上-既存店ベースで9か月連続前年割れ。個人消費の停滞つづく

一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(JFA)によるコンビニエンスストア統計調査月報によると、12月のコンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで前年同月比マイナス1.2%と、9か月連続の前年割れとなりました。

 

12月は強い寒気などにより全国的に気温が低く、降雪量・降水量も多かったこともあり、客数は減少。 一方、淹れたてコーヒーを含むカウンター商品や惣菜、年末商品などの好調によって客単価は全店・既存店ともに前年比プラスとなっています。

 

既存店ベースで、

  • 来店客数12億4,161万人(前年同月比 -2.2%)が10ヶ月連続のマイナス
  • 平均客単価629円(前年同月比 +1.0%)が3ヶ月連続のプラス
  • 売上高7,816億円(前年同月比 -1.2%)は9ヶ月連続のマイナス

客単価の上昇は明るいニュースですが、引続き、個人消費の低迷からは抜け出せていません。。。

 

【コンビニエンスストア業界 売上高・店舗数の推移】
Convenience Uriage 201412

(注)一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(JFA)データよりシミュライズ作成。 以下グラフも同様

 

【コンビニエンスストア業界 売上高の前年同月比 (2013年1月以降)】
Convenience UriageChange 201412

 

業界全体の店舗数は拡大が続いており、それにともなって全店ベースの売上高、来店客数は増大しています。しかし、業界内での新規参入店舗との競争もあり、既存店の売上高は2014年4月の消費税増税以降は前年比マイナスから抜け出せません

 

 

 

続いて、既存店ベースの来店客数と客単価について確認します。

 

【既存店の来店客数と客単価の推移】
Convenience Kyakutanka 201412

 

2008年以降の長期間の傾向としては、既存店についても来店客数は増加をつづけてきたことがわかります。 ただし、過去2年間の下記グラフでは、来店客数の前年比マイナス幅がこのところ拡大傾向にあるように見えます。一方でコーヒーを含むカウンター商品の充実等もあり、客単価は上昇をみせています。個人消費の停滞による来店客数の減少が、売上高の前年比マイナスに繋がっていることが理解できます。

 

【既存店の客数と客単価の前年同月比 (2013年1月以降)】
Convenience Kyakusu 201412

 

最後に主要コンビニエンスストアチェーンの店舗数の推移を見てみましょう。

 

【主要コンビニエンスストアチェーン店舗数の推移】
Convenience Store Number1

(注1)ファミリーマート・アニュアルリポートよりまとめ。国内のみ、エリアフランチャイズを含む。
(注2)ファミリーマートは2010年3月にエーエム・ピーエムを吸収合併していることから、それ以前の数値は両社合計

 

前月記事にて主要チェーンの売上高・前年伸びについてまとめましたが、今回は上位4チェーン(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス)、およびその他チェーンの店舗数をまとめています。

 

店舗数でみても、上位陣によるシェア拡大が確認できます。 特に、ここ数年、セブンイレブン、ローソンの大きな伸びが見られ、前回記事でもみた両社の売上高の大きな伸びに繋がっていることがわかります。

 

 

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