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【景気】【支出】景気動向は数カ月前より下方トレンドへ。消費者の景況感は?

先週末公表された統計データから、現在の景気動向と個人消費者の景況感を確認してみましょう。

景気動向は数カ月前より下降トレンド入りしているとみられ、 個人消費者の景気見通しにもまだまだ明るさが見られません。。。

 

景気動向指数 —2014年11月


景気動向指数は、生産、雇用などさまざまな経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合して、景気の現状や動向を把握できるように作成された指標です。

 

2014年11月の景気動向指数(CI指数  2010年=100) 速報値:

  • 先行指数: 103.8 (前月比0.7ポイント低下) 2か月連続の低下
    3か月後方移動平均は0.40ポイント低下(2か月連続低下)、7ヶ月後方移動平均は0.33ポイント低下(9か月連続低下)
  • 一致指数: 108.9 (前月比1.0ポイント低下) 3か月ぶりの下落
    3か月後方移動平均は0.20ポイント上昇(2か月連続上昇)、7ヶ月後方移動平均は0.31ポイント低下(6か月連続低下)
  • 遅行指数: 119.9 (前月比1.3ポイント上昇) 2か月連続の上昇
    3か月後方移動平均は0.53ポイント上昇(2か月連続上昇)、7ヶ月後方移動平均は0.27ポイント上昇(2か月ぶり上昇)

 

一致指数の7か月後方移動平均は0.31ポイント低下と6ヶ月連続の低下となっていて、一致指数は数か月前より下方トレンド入りしているといえます。

 

【景気動向指数(Ci指数)の推移】

Keikidoko_ci_201501r

(注)内閣府公表資料より作成 。 2010年=100

 

11月の一致指数の動きとしては、大口電力使用量や有効求人倍率が先月に続きプラスに寄与しましたが、中小企業出荷指数(製造業)、耐久消費財出荷指数、投資剤出荷指数などのマイナス寄与度が大きくなっています。

 

 

 

消費者態度指数—2014年11月


消費者態度指数とは、消費者の今後半年間の暮らし向きの見通しになどについての意識を示す指標です。 内閣府による消費動向調査の一部として毎月公表されていて、景気動向を知るうえで役立ちます。 一般的に50が良い・悪いの判断のひとつの目安とされます。

 

2014年11月の消費者態度指数(一般世帯、季節調整値)は、37.7と前月比1.2低下しました。

 

【消費者態度指数の推移】
ShohishaShinrai201501_1

 (注)内閣府公表資料より作成。季節調整値。

 

続いて、消費者態度指数を構成する消費者意識指標(一般世帯)の前月からの動きをみてみると以下のようになっています。

  • 「暮らし向き」が1.5ポイント低下の34.9
  • 「収入の増え方が」が0.4ポイント低下の37.6
  • 「雇用環境」が1.9ポイント低下の42.8
  • 「耐久消費財の買い時判断」が1.1ポイント低下の35.4

 

【消費者態度指数を構成する消費者意識指標(一般世帯)の推移】

ShohishaShinrai201501_2

 (注)内閣府公表資料より作成 。 一般世帯、季節調整値。

 

昨年夏以降、特に雇用環境、暮らし向き、耐久消費財の買い時時期の見通しが下落傾向にあることがわかります。 個人消費者の景況感にまだまだ明るさは見られません。

 

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