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【支出】消費者物価は11月も上昇を継続 物価は安定的に上昇 果たして私の賃金は? 私の生活は?

さて国民の生活はどのようになっているかを示す数値が発表になったので、見てみましょう。

第3次阿部政権がスタートしましたが、いろいろな問題を解決していかないといけない状況です。(さっそく3.5兆円の景気対策を打つようですが。。。)

まずは国民生活をそろそろ考え始めないといけないようですよ、安倍総理。

 

まずは物価(消費者物価指数動向)


 11月の消費者物価の動向は以下のようなものでした。上昇は継続しているものの、やや減速気味になっています。

  年平均(前年比 %) 月次(前年同月比 %)
2011年 2012年 2013年 8月 9月 10月 11月
総合 ▲0.3 0.0 0.4 3.3 3.2 2.9 2.4
生鮮食品を除く総合 ▲0.3 ▲0.1 0.4 3.1 3.0 2.9 2.7
食料及びエネルギーを除く総合* ▲1.0 ▲0.6 ▲0.2 2.3 2.3 2.2 2.1

* 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合

 

消費者指数201411

ややピークからは下落してきている。エネルギー、生鮮食品の下落が貢献していると思われます。

 

【11月の概況】

  1. 総合指数は2010年(平成22年)を100として103.2 前月比は0.4%の下落  前年同月比は2.4%の上昇
  2. 生鮮食品を除く総合指数は103.4 前月比は0.2%の下落  前年同月比は2.7%の上昇
  3. 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は100.8 前月比は0.2%の下落  前年同月比は2.1%の上昇

 

 3つの指標それぞれすべて前月比ではマイナスとなったものの、前年同月比では2%以上のプラスとなっている。

エネルギーが原油の価格の下落のおかげで、ガソリン、灯油の値段も大きく下げてきている。生鮮食品も魚介類・野菜類でも価格が下落してきている。

 

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次は賃金(毎月勤労統計調査)


賃金であるが、あまり伸びていない。大企業ではやや給料があがったイメージがあるようだが、中小企業等では輸入価格の上昇等で経営は厳しく、賃金は悪化しているのではないかと思われる。あんまり年末で騒がれていないのが不思議ですが。。。。

 

【11月の概況】

11月の一人平均現金給与総額は、規模5人以上で前年同月比1.5%減の272,726円となっています。

 

現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、0.1%増の261,534円となった。所定内給与は、0.2%増の241,700円となった。所定外給与は、0.9%減の19,834円となり、特別に支払われた給与は、27.0%減の11,192円。実質賃金は、4.3%減となりました。

 

【賃金指数の推移】

賃金指数201411

 

賃金指数(平成22年の平均=100として指数化)のグラフで以下のように変化している。

とうとうマイナスゾーンへ突入です。(特別に支払われた給与が大きく減少し影響が大きいのは確かですが。)

 

 

 

実質賃金が国民には大事


物価を考慮した賃金の増減を表す賃金指数は国民の生活にとって大変大事な数字である。(これだけは確認しましょう。)

これは要するに、給料が今より3000円増えても、牛丼が500円から5000円になっていれば生活は苦しいと感じ、給料が上がっても生活は楽にならない、ということを語っています。

 

この数字がマイナスならば、生活は前年比で厳しくなっており、プラスならば生活は良くなっていることを表します。これでチャートを見てみましょう。

 

【実質賃金指数の推移】

実質賃金指数201411

このチャートを見ると、なんと25年の7月からずーとマイナス(生活が厳しくなっている)であることがわかります。

それが11月速報ベースでははなんとマイナス 4.3なのです。

 

原油価格の下落によるガソリン価格の低下、輸送費の低減による物価の低下とかは期待されそうだが、円安の継続により資源の輸入コストはさほど低下せず、企業の収益が低迷し、賃金があげられないという事態になると、

またデフレへと戻ってしまう可能性まで見えてきてしまう。

 

今後は景気対策と具体的な”第3の矢”の実現が真剣に問われることになってくる。阿部政権は金融政策以外で本当に国民を驚かせることができるのでしょうか?

 

シミュライズでは


物価、賃金統計どうこうといわれてもあんまりその場では真剣に考えませんよね。

シミュライズではその影響を実際に計測して、あなたに報告したいと思っています。

 

人生をちょっと真剣に考えるツール”シミュライズコア”(ライフプラン)を使った分析例をこれから定期的にご紹介していきます。

 

 

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